クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds (2005年米CBS〜) シーズン2 製作総指揮: マーク・ゴードン http

第18話 ニューオーリンズの切り裂きジャック Jones

脚本／Andi Bushell
監督／John Showalter
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ルイジアナ州・ニューオーリンズ。
カトリーナ台風が近付く中、息子は父に対して財布だけ持って
早く自宅から非難しろと訴えるが、また犯人から手紙が来た
とする父はなかなか部屋から出ようとはせず、ついには木が
部屋を突き破り父親に直撃する。父は死ぬ直後に壁に"Jones"
と書いて亡くなる。

一年半前に3件の連続殺人事件が起き、夕べ再びフレンチクウ
ォーターで殺人事件が起きる。喉を切り裂かれており、内臓
を抜き取られている事件。
すぐに現場に飛ぶBAUは、情報を知ろうとするが、しかし捜査
資料の全ては台風によって全て流されていた。
現場に着くまでの間リードは、ニューオーリンズに移り住んだ
友人のイーサンの事を思い浮かべる。彼は昔からリードと張り
合っており、FBI研修初日に辞めたという。

3件の事件は、整備員、不動産業、コックと被害者に関連性は
なく、夕べ起きたのは33歳のタクシー運転手だった。
時間を掛けて殺している事は明らかだった。

現場に着くと事件の担当捜査官ウィリアム・ラモンテーンと
逢う。昨日父宛に犯人から手紙が送られてきたという。父の元
に犯人から殺害を起こす度に手紙が届くという。
遺体を見るが防衛傷、ためらい傷は無かった。遺体を調べる
検視医によると、内臓を抜き取る跡は、素人のものではないと
告げ、医学の知識のあるものの犯行だと告げる。
4件とも事件は10ブロック以内で起きていた。
ウィリアムは父親が最後に残したメッセージを見せる。
ジョーンズと掘られた壁の傷。この事件に関わりそうなジョー
ンズという男性は皆無である事を告げる。性的サディスト型
の典型だが、何故BOSSと手紙に書いているのか。
リードは事件を見ると100年前にロンドンで起きた切り裂きジャ
ックの事件に似ているという。
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次々と酒場で飲んでいる男性が裏路地で殺されていく。
仲間と飲んでいるにもかかわらず何故目撃者が居ないのか。
モーガンはそれを聞いて、女性による犯行ではないかと疑って
いく。

今回の事件で切り裂きジャック事件に犯行を習っていた心理は
一体何だったのだろうか。
確かロンドンの件は売春婦を殺していく事件じゃなかったっけ?
男性を殺すことで自分の事を殺すような心理状況というものが
有ったのかな?

リードが相変わらずエミリーに対して厳しい理由もよく分から
なかった。ここに来た当時のエミリーって確かになんだか
がっつく感じで嫌みな女に見えたけど、随分と角も取れて
仲間の一人として定着した感じもする。

リードの旧友との再会と言うことで、リード自身が悩んでいる
答えを彼からつかみ取ろうとする。
リードよりも早くFBIを辞めていること。リード自身も現在
PTSDを患い、難儀な仕事に対して踏ん切りを付けて転機を迎え
ようとしている所があり、そんな男から何かをつかみ取ることが
出来るのか。
結局の所よく分からないやりとりだったけど、ジャズミュージ
シャンに転身している旧友は、リード以上に楽しい人生を送って
いる様子。世界は救えないけど・・と前置きしていたけど、
流石のリードも世界までは救えないかも。

事件は女性と分かった時点で、男性に対する復讐という構図
は成り立つものではないか。その中でもレイプ事件が絡んでいる
であろう事は明らかで、犯人がウィリアムの父に執着している
理由を考えれば、過去の関連性を探るのが犯人へたどり着く
近道であることは間違いない。

しかしアメリカの土地柄をよく知らないのだけど、ニューオー
リンズは酒飲みの土地なのかな。

JJと今回のウィリアムがちょっぴり良いムードだけど、流石に
遠距離では関係の維持は無理だよね。