クリミナル・マインド FBI行動分析課
Criminal Minds (2005年米CBS〜) シーズン3

製作総指揮: マーク・ゴードン

http://www.dlife.jp/lineup/drama/criminalminds_s3/




Apr. 30, 2008
第17話 灼熱の街 In Heat

脚本/Andi Bushell 監督/John E. Gallagher
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フロリダ州マイアミ
男は女性から紙を受け取る。

一方ガルシアは帰宅すると電気が付かない事に気がつく。
ケビンが既に室内にいて、ブレーカーを落としているのだとし
ローソクに火を灯す。ディナーを作って待っていたとし、
ガルシアが恐れているのはストレスのせいだという。これから
一週間パソコンの無い場所で過ごさないかと告げる。

マイアミでは紙を受け取ったカルロスレイラとボートの上で
関係を持つ。互いに結婚していた為に不倫旅行。しかしそんな
海の中から遺体が浮かび上がってくるのを目にする。

被害者はチャールズ・ルヴェイ
マイアミのヨットハーバーで発見される。海に捨てられて
一時間後に浮かび上がった物で、特に重石などが付着していた
形跡は無いという。
二ヶ月で同じような被害者が3名出ている
とJJはBAUのスタッフたちに語る。被害者に共通するものとして
30歳前後の男性で一人で旅行しているもの。そして死因は窒息死
でレイプされた形跡は無い
という。
私物は全て無くなっている
とのこと。会議室に遅れてやってきたガルシアに対して、ホッ
チナーは一度だけだぞと釘を指す。窒息死だが舌骨は折れていな
いこと。また外傷もなく手足を縛った跡もないこと。
大人の男性
が無抵抗で窒息死させられる
というのは背後からチョークホール
ドをされたのだろうという。
しかし発見された場所は全てバラバラで、チャールズは海の中
から発見されたが、ダニエル・ブラウンは砂丘に半分埋まった
状態で、ポール・ヘイズはゴミ捨て場に捨てられていた。
いずれも人目に付きやすいは女だとし、被害者像に当てはまる
人物を検索すると他にも4名該当者がいるという。確かに
マイアミはアメリカでも有数の犯罪都市だとするが、チャールズ
は警察官だった。

BAUのスタッフは
マイアミ・サウスビーチへ。
現場には地元
マイアミ・デイド署ティナ・ロペス刑事が案内
してくれる。また
ニューオーリンズ警察からウィル・ラモンテ
ーン刑事
にも来てもらっているという。刑事の身元の確認のため
に来ただけで捜査に加わるわけではないのだという。JJはウィル
の姿を見てお久しぶりだと語る。
ウィルはBAUたちの前で被害者の
チャーリーとは7年間相棒だった
事を告げる。チャーリーはこの8ヶ月に結婚をする予定だったの
だと語る。現在大学の友人たちとレガッタ大会に出るとして
マイアミに来ていたのだという。
被害者のポールは単身で出張、ダニエルもまた一人でウィンドサ
ーフィンに来ており、犯人は被害者が単独で来ているのを観察
して狙っている事を告げる。

JJとウィルは一年前から恋愛関係に有った。
しかしJJがみんなに仕事上の関係だと説明したことを受けて
憤怒する。毎週末に何処に行って居ることにしているのか?と
問うと、JJは仲間達に私生活までプロファイルされたくないの
だと語る。ウィルは気まずいという事は俺との付き合いが
恥ずかしいと言う事なのかと呆れる。

ポールの遺留品を調べる中、ロペス刑事はチャーリーの泊まって
いた部屋に案内するという。ロペスは最初に遭った際に、自分
は名前を覚えるのは苦手だとしていたが、リードの事をガリガリ
くんと呼び、モーガンの事は名前で呼んでいた。それを知って
ロッシはプレンティスにモーガンの名前は覚えていたなと告げる。
我々の事は何て呼んでいるのかと呟く。
遺留品を調べるプレンティスとロッシ。一週間の出張のハズなのに
スーツに袖を通していない事を知る。またスケジュール帳には
半年先まで書かれているのに、マイアミでの一週間には何の
スケジュールも書かれていないのを知る。しかも殺された時には
ランニングウェアを着ていたが婚約指輪をしていなかった事を知る。

ロペスはモーガンとリードと共に、ポールが捨てられていたゴミ箱
を見に行く。恐らく犯人と知り合って二人でこの場所に来たの
だと語る。チャールズの部屋を調べると、警察官のバッジと
銃が無くなっている事を知る。レンタカーにはロケーターが
付いているとしてホッチはすぐにガルシアに言って何処に移動
したか調べる様告げる。
また部屋にはIDブレスレットが有り11257と書かれていた。
これはレガッタ参加用のタグなのか。

ガルシアとケビンはイタリア語の練習をする。

ロペスとモーガンは一緒に捜査する中で、私が人を殺すならば
ボートで沖に行って殺すという。そんな中、知らない土地に
着てレンタカーを借りているのならば必ずカーナビを使っている
ハズだとし、ガルシアに移動場所を調べてもらう。するとなんと
チャーリーはレガッタ大会には参加していないどころか、大会
は9月まで無いのだという。そしてチャーリーが行っていたのは
サウスビーチにある
パームドライブのゲイバーだと知る。

その頃犯人のスティーブンは、ディークというテキサスから
来たゲイの男性に声を掛けていた。スティーブンは自分は
ニューオーリングから来た刑事のチャーリーだと名乗る。

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マイアミで連続殺人事件が発生する。
相手は一人身の旅行者ばかりを狙っていること。
更にゲイを相手に殺害を繰り返している事が分かる。
ゲイを憎む憎悪犯罪者による犯行なのか。

マイアミ・デイド署のパトカーを見るとつい、ホレイショは
居ないのかって感じで見てしまう。
マイアミを舞台にした刑事ドラマって多いよね。
それだけ犯罪が多いからなのか。それとも適度に露出の多い
女性を名目的に出演させられる土地だからなのか。

牧師の父がゲイの息子を汚らわしいものとして扱い虐待を
繰り返すことでモンスターが生まれてしまうというもの。
その為に自分自身を受け入れられず、他人から他人へと乗り移る
"転移"という症状が見られる。一種の分裂症ならぬ多重人格者
みたいな感じなのか。
大抵愛するものの象徴として母の存在が抽出されそうだけど
犯人が頼りにしていたのは姉のサラだった。

今回はキャラクター各々の恋愛事情も描かれた。
特になんと言ってもJJの彼氏のウィルが登場。
S2#18「ニューオリンズの切り裂きジャックの事件の際に
ウィルは登場しているようだ。まるで記憶にないので過去の
感想を見るとJJと良い雰囲気だと書いているので、この頃から
付き合いが始まったのか。毎週末にJJが会いに行っていると
いうところが驚き。
今回のゲイたちもまた、偽りの自分を解放する為にマイアミ
という土地に行っている事が描かれたけど、JJもまた仲間たち
には言えずにこっそりと遭っていた様だ。しかし当然プロファイラ
たち相手に隠し事は出来ないようで、最後はもう知っています
的流れだった。しかし人目をはばからずにキスすることも
無いじゃないかとJJファンにはショックのエピソードでは有った
のかも。

ガルシアとケビンの関係も順調。
一週間の旅行の地はイタリアを予定しているのか?
恋愛モードで早くも遅刻してくるとかちょっぴり立場的に
ヤバくなりかけたけど、シーズン3のガルシアはあんな事が
有ったばかりなので大目に見てやってください。
っていうかあんな事が有ったばかりなのに、ブレーカーを
落としているケビンを見て、驚くのは当然だろうって感じで
ストレス以前の問題だって感じ。

モーガンはマイアミのラテン系刑事ロペスに気に入られた
様で、今回は何もなかったけど、次にマイアミに来たときには
何かありそうだ。

事件としては次々と人が殺されるということで、プロファイル
の完成途中でも公表する姿が有った。
ただ大したプロファイルではなかった感じもする。それまでの
会話の中に全て語られていたのを敢えてまとめて話しただけ
って感じ。

犯人の実家に行っていたけどそんな時間があるのかって感じ
もしたけど、オークランドパークからマイアミに来たような事
を行っていたのでそんなに遠くはないのかな。

マイアミ流捜査でモーガンはロペスに付き合わされてチームを
待たずに突入。ネゴシエートしてなんとか投降させた。
しかし刑事のチャーリーは非番でこっちに来たのに、銃とか
バッヂとか持ってくる必要はあったの?


■使用された曲

・Los Lonely Boysの"My Way"
・Rosie Thomasの"Since You've Been Around"


■過去の事件




偉人の言葉

バーナード・ショー
一番秘密にしやすいのは、誰にでも見当のつく秘密だ

ジョン・チャートン・コリンズ
みんながお互いの秘密を知ったら、どんなに安らげるだろう

デビッド・ロッシ (Joe Mantegna) BAU創設に携わったベテラン
アーロン・ホッチナー (Thomas Gibson) リーダー
デレク・モーガン (Shemar Moore) 爆弾処理が得意
スペンサー・リード (Matthew Gray Gubler) ドクター
ジェニファー・ジャロウ (A.J. Cook) 広報官
ペネロープ・ガルシア (Kirsten Vangsness) 解析
エミリー・プレンティス (Paget Brewster) FBI歴10年

ケビン・リンチ (Nicholas Brendon) FBI分析官

ウィリアム・ラモンテーン JR. (Josh Stewart) ニューオーリンズ警察
ティナ・ロペス (Tia Texada) マイアミ刑事
スティーブン・フィッツジェラルド (Michael Graziadei) 犯人
サラ・フィッツジェラルド (Wendy Hoopes) スティーブンの姉
ディーコン・ロジャース (David Monahan) ヒッチハイカー
デビッド・フィッツジェラルド (James Martin Kelly) 父・牧師
--- (Michael Cardelle) Bus Boy
--- (Jacqueline Wright) Hostel Manager
--- (Jeryl Prescott) Medical Examiner
レイラ (Kara Revel) 不倫している妻
カルロス (Douglas Barcellos) レイラと関係する男、遺体発見
--- (Tom Sean Foley) Coordinator
--- (Adrian Quinonez) Bartender
--- (Francesco Cura) Bar Patron
--- (Billy Snow) Cards Kid
--- (Bruno Bruni Jr.) Hitchhiker
--- (Jon Barton) Swat Leader
--- (Matthew Corbett Davis) Gay Bar Patron
--- (Arlo Hemphill) Miami Police Officer
--- (Spencer Hill) Bartender
--- (Alan Mueting) BAU Agent

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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