クリミナル・マインド FBI行動分析課 Criminal Minds (2005年米CBS〜) シーズン4 製作総指揮: マーク・ゴードン http://www.dlife.jp/lineup/drama/criminalminds_s4/

May 20, 2009
第26話 地獄からの帰還 後編 To Hell...And Back, Part 2

脚本／Chris Mundy、Edward Allen Bernero
監督／Edward Allen Bernero, Charles Haid
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売春婦・ジャンキーなどが屯するデトロイトのスラム街から
人知れずして人がいなくなっている事件を捜査していた結果、
カナダに遺体が運ばれている形跡が有り、その車の所有者から
メイソン・ターナーだという疑いを持つ。彼は医者だったが、
彼の家に行くと、メイソンは下半身不随でベッドで寝たきり
だと判明する。
そんな中、新たにケリー・シェイン(17歳)という少女が失踪し
たとの連絡が入る。

メイソンの自宅を調べるが、カナダの騎馬警察隊のジェフは
メイソンが犯人の筈は無いとしてロッシらBAUたちのプロファ
イル捜査に失望する。
プレンティスとモーガンは家の周りを調べているとプレンティス
は森の中から女性の声が聞こえたような気がした。
ジェフたちは撤収しようとしていると、突然ブタ小屋から
手の跡と共に血痕が付着しており、血だらけの靴が100足近く
入っている事が分かる。
近くにブタが居た為にブタは雑色系なので何でも食べるとリード
は語り遺体もブタが食べたであろう事を告げる。

容疑者だったウィリアムの手錠を外す中、ホッチナーは聞きづ
らそうにして、妹の靴がこの中に無いかどうかを尋ねる。
現在オンタリオ中の警察が現場に向かっているとのこと。
デトロイト警察のベニングにも連絡を取り、ケリーの情報を
求める。またメイソンの家にあるノートパソコンが鍵であり、
ガルシアに連絡して今すぐに現場まで来て解析して欲しいと
語る。
ケリーはまだ殺されては居ない筈であり、どこかにいる筈だと
語る。

その頃ケリーはルーカスによって狩りに使用される地下室へと
連れて行かれていた。ケリーはルーカスに対してこんな事は
辞めるよう訴える。

一方メイソンから改めて聴取しようとするが、メイソンはFBIに
捜査権限はない筈だとして拒む。しかし現在オンタリオ警察が
向かっている事を告げる。ロッシたちはこの農場で悪いことが
起きている事は明らかで、せめて人間らしい感情があるフリでも
したらどうかと問い相棒は何処に居るのかと問う。
すると弟・ルーカスは逝かれているヤツで、自分は犯行を止めた
かったが、オレを現在の様に下半身不随にしたのだという。
怒ったら止められないヤツだとし、向こうの部屋に弟の写真が
あると語る。大きくて凶暴・異常な力がある事を告げ、見つけた
ら先に殺されないと手が付けられないと語る。
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2話まちぎになった後編。
既に事件の現場付近にBAUたち捜査官たちは待機して、いつでも
容疑者が姿を見せれば対応出来る状態だった。
シーズン4の終盤になりガルシアが現地入りしたのは二度目。
ガルシアは室内で捜査したい事を口にしてたけど、そうも
言っていられない状況というものはあるもので、出来れば
BAUのメンバーとは同行して、遠隔地からホストサーバーの
情報にアクセス出来る体制を整えて置けばいいのにね。

この事件結局兄が弟を操り、自分の脊椎損傷を治す為の実験
をしていたらしいこんな装備で治せるのかって感じだったけど
ね。

惨いのはなんと言っても被害者の数。89名が死亡していた。
それまでに気がつかない事実がまた色んな意味で社会の問題点
を露わにしたようにも感じる。
その辺のやり場のない怒りをモーガンはデトロイト警察の
ベニングにぶつけていたね。

一方兄弟が犯人・共謀していたけど、裁判に掛ければ確実
に責任の非は弟に向けられる。兄の小狡い作戦に、ホッチナー
も有罪に出来るかどうかで苦悩していた。

新たに誘拐されたケリーとルーカスの関係はなんとも言えなか
った。ルーカスは本来ならば問題のない人なんだろう。
兄は全ての責任を弟に擦り付けて殺害しようとしていた。
リードによると自閉症や知的障害の患者は人格障害に至る
ケースは殆ど無いとかたっていたことから兄が誘導していた
のは明か。あの小屋にケリーを連れて行ったけど、いつも
あの小屋に連れて行きどのような手順で何が行われていたの
だろうか?
ケリーでも逃げられそうだったけど、連れられてきた被害者が
男性ならば逃げられたのではないか。正直ルーカスはそんな
に早そうにも見えなかったしね。ルーカスはママという言葉
には弱かったらしく、偶然泣き出した際のケリーが発した
言葉が功を奏した感じ。

二人とも現場で射殺されたけど、有る意味惨いけどこの形の
結末がいずれの人にも幸せな結論だったのかも。

最後にホッチナーは何者かに銃を突きつけられてしまいまし
たね。クレジットからするとジョージ・ホイトらしい。
シーズン4の18話に出ている。今回は二度目。まだまだこの
先付き合いがありそうだ。

■過去の事件

・


■偉人の言葉

・アーロン・ホッチナー

「ときとして、一日は突然、終わる」


■使用された曲

・"Chip Away" by Jane's Addiction