CSI:科学捜査班
CSI: Crime Scene Investigation
(シーズン10)

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi10/
http://www.watch-csi.jp/csi/csi10episode.php





第16話 危険な二人 The Party Sniffer

脚本/Richard Catalani、Jacqueline Hoyt
監督/Louis Shaw Milito
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カジノホテルに集まるラスベガス警察署員とCSIラボ職員たち。
ここの宿泊客の二人、エヴェレット・エドワーズベラマイン
クィスク(通称ベル)
は、レイブなどの場で
エクスタシーを製造
販売している
事で警察も目をつけて居たのである。
グレッグとアーチーは二人がカジノで部屋を留守にしている間
に部屋に
盗撮機材を設置するも、バスルームに設置している
最中に二人が部屋に戻ってくるとの連絡を受けて、退席する。
キャサリンはバルタン刑事と共に二人の部屋の隣を貸し切り
監視体制を整えていた。グレッグは隙を見て後々再び部屋に入
ってリップスティックカメラを設置すると告げ、アーチーには
先にラボに帰る様告げる。アーチーはグレッグが一人カジノを
楽しむと考えて、不公平だという視線を送る。
アーチーは業務用の搬入通路から出て行くと、階段の下に女性
が倒れて亡くなっているのを目にする。アーチーはすぐにキャ
サリンに連絡し、女性が亡くなっている事を報告する。

現在張り込みしている関係で、あまり警察官に騒がれると
容疑者を逃がしてしまうことになり、静かな捜査が求められる。
ラングストンたちは連絡を受けカジノホテルへとやってくる
と警備主任のフィン・トーマスから話を聞く。
被害者のサーシャ・カッツァロスはイベントプランナーで、
優秀なスタッフの一人としてみんなから好かれていた人物だと
いう。職員用の搬入通路に防犯カメラは設置されていないが
カードキーでしか入れないので関係者以外は近づけないハズ
だという。フィンは彼女を最後に見たのが午後10時だと語る。
アーチーが遺体を発見したのは午後11時15分。その間に殺害
されたであろう事が推察される。

サーシャは現在行われている
ランジェリーショーのイベント
プランナーを担当
していることが分かり、主催者のロン・ロー
ズから話を聞きに行く。

一方遺体を調べると階段から落ちた拍子に首の骨が折れたで
あろう事が伺えた。両手にあざがある事から、容疑者から
強く握られたであろう形跡だと判明。スカートの下の
下着を
身につけていない事が判明
した為に、レイプキットで調べる
ことになる。

バルタンはキャサリンと監視する中で、モニタ越しに映る
ベルたちは金持ちの家庭に生まれて、大学を卒業させてもらった
にも関わらずこんな売人をしていることにイカれたバカ息子
たちだと呆れる。

一方ランジェリーショーは会員制で主催者のロンを捜すニック
とラングストン。ニックはモデルのチアリーダーに誘惑され
魅了される中、ブレンダというモデルからロンの事を聞く。
暫く逢っていないという彼女。そんな中ラングストンに声を
かける男・ロンの姿が有った。ラングストンはサーシャの
事を尋ねると、パダーという客がショーの最中にモデルに
触ろうとしていたので、サーシャに追い出してもらった事を
語る。ニックとラングストンは女性の使用済みの下着が
真空パックされ、しかも2千ドル以上で売られている現実に
呆れるれ。
ラングストンは日本に滞在していた際に、日本で
は自販機で下着が売られている
として、その文化の違いに
呆れた表情を見せていた。

監視しているバルタンとキャサリン。
売人の二人は女性たちを連れ込んで乱交パーティーをする。
ベルは拳銃に
コルト45を所持しており、エドワーズは357マグナ
ムを所持している事を目にする。ルームサービスが二人の部屋
にやってくる中、緊迫感が走るが、とりあえず事なきを得る。

パダーから話を聞く。パダーの部屋からは多数の下着が見つか
り、被害者の下着が出てくれば容疑者である事を告げる。
しかしパダーは自分の目当てはブレンダであり、ショーから
追い出されたので他の客に頼んで下着を購入してきてもらった
のだという。サーシャはタイプではないと。自分の事はロン
に聞けば分かるとの事だった。

いよいよ二人の売人たちはクスリの製造を始める。
製造には結構な時間がかかる事を聞かされる。
今夜10時から
サージの場がまだ判明していないというバルタン。
サージとは売人達の用語で、普通はレイブと呼ばれるダンスパ
ーティの総称だという。屋内で行われるパーティーをサージと
呼び、屋外で行われるパーティーをドゥーフと呼んでいる
のだ
という。
そんな中キャサリンの元に娘から電話が鳴り、
南カリファルニア
大学
の友人の元に逢いに行きたいとの事を聞かされる。
バルタンに話すと、バルタンにも21歳になるジェイクという息子
が居る事を聞かされる。普段私生活のことを話したがらない
彼からそんな話が聞けるなんて意外だと感じる。親権は母側が
持って居るが、高校時代に手がつけられない頃に自分が預かって
いた事が有るとし、今まで一人で過ごすのが好きだったが、いざ
家の中に誰も居ないと寂しい物だと聞くのだった。

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■ラスベガスのカジノホテルの二つの事件

一つは麻薬製造・ディーラーの若者を張り込み逮捕すること。
一つは突発的に起きたスタッフの一人、サーシャ殺害事件。
警察が動いているとばれれば犯人は逃げてしまうために慎重を
期す捜査が求められる。

■キャサリンとバルタンが良い感じに・・・

元々この二人、恋愛関係に有るのかと疑われていたけど、今回
冒頭からいきなり恋人役として張り込みした為にキスする
シーンが有った。しかも時間つぶしの中で二人は家庭のこと
を語り合う。バルタンには息子が居る事が判明。
キャサリンの娘・リンゼイ(Kay Panabaker)に関しては何度か
登場しているので周知の事実。
因みにリンゼイが出演するエピソードは、s6 #24s7 #2
s7 #12s9 #4、s10 #19、s12 #9
だ。
バルタンの家族が出てくることは有るのかな。

■カジノホテルでランジェリーショー

なんかわざわざカジノでこんなショーをやる必要もない
気がするけど、そんなものなのかな。しかも性的嗜好といえば
やっぱりターゲットにされるのは日本。下着を自販機で売って
いる所か、日本ではオークションでも売っている。

■サーシャは魅惑の女?

なんだか臭いフェチたちによるとサーシャがもの凄い人気が
有るような感じ。ロン・ローズのサイトにサーシャがモデル
になっている事を知り事情を掴んでいく。
血管性母斑が有り、イチゴ型をしている事から、インターネット
サイトでもすぐに彼女の物だと判明する。

■サーシャのカードキーを使っていたマヌケな犯人

結局独占欲を求める男と、特定のファンが付くことに気をよく
している女性の相違が殺人事件に発展してしまった様子。
ただ正直、サーシャにそれほどの魅力を感じないので、そんな
もんなのかという感じだった。

■麻薬の二人

金持ちのボンボンが麻薬の売人に成り下がるというもの。
ゴシップガールのジェニーもシーズン3では麻薬を売る
立場の人間に転落。理由は退屈だからということだけ。
世の中歪んでますね。

ただこういう張り込みにCSIが繰り出されるのは間違いじゃな
いかという気がする。すぐに検挙して調べたい気持ちも分かる
けどね。

最後のベルとの格闘に於いては、バルタンの犯したミスなの
だろうか。

■グレッグはPLURにハマっていたとの事。

グレッグが完全にタモリさん状態になっている。
グレッグは過去に色んな経験しているという役割だが、色んな
趣味を持つのは悪くないけど、他人からの伝聞も自分の経験
みたいな感じになっている感じがする。
でも帽子を被ったグレッグはまだまだ若作りで行けそうだね。

■臭いの効力

色々とラングストンのウンチクが聞かれた臭いに関するネタ。
マニアの男も臭いの事に関して熱く語る姿が有ったな。

アルはチョコチップクッキーのエピソードを披露。
オーブンに首を突っ込んで臭いを嗅いでいる叔父が自殺しよう
としているかと勘違いしたと。
ラングストンはマニキュアの臭いを嗅ぐと初恋のミッシェルの
事を思い出すと語っていたぞ。

■アーチー初めての経験

死体を見たのはアーチーは初めてなのか。
ラボでパソコンいじっている役割だから現場には赴かないもの
ね。有る意味ではアーチーもマニア的要素は存在しているけど、
顔がイケメン過ぎるのであんまりマニアっぽく見えない。
アーチーがグレッグからラボに戻される際に、えーホッジスの
居る所に戻されるのかみたいなうんざりした感じが笑えた。

■ニックはチアリーダーが好き

日本では女子高生の制服か。アメリカではチアリーダーが
やはり憧れの的みたいな所が有るのかな。
gleeなんかで、ブリトニーがチアリーダー姿を着ている
と可愛いなと思うね。HEROESでは、クレア・ベネットが
チアリーダーの姿をしていたけど、イルカの保護運動で日本
で衝突が起きて逮捕状騒ぎになったことが有ったね。

キャサリン・ウィロウズ (マージ・ヘルゲンバーガー) CSI(新主任)
レイモンド・ラングストン (Laurence Fishburne) LV.1捜査官
ニック・ストークス (ジョージ・イーズ) CSI
サラ・サイドル (Jorja Fox) s10で復帰
ジム・ブラス (ポール・ギルフォイル) 刑事、警部
アル・ロビンス (ロバード・デヴィッド・ホール) CSI検死官
グレッグ・サンダース (エリック・スマンダ) CSI研究員
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
ソフィア・カーティス (Louise Lombard) CSIから刑事へ
ウェンディ・シムズ (Liz Vassey) CSI (DNAラボ)
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) ラボ
ヴァルタン (Alex Carter) 刑事
ジョー・メトカルフ (Joseph Patrick Kelly) 刑事
ボビー・ドーソン (Gerald McCullouch) CSI、銃弾検査
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) CSI
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事
サム・ベガ (Geoffrey Rivas) 刑事
エイカー (Larry Sullivan) 刑事
デブリン (DeLon Howell) 刑事
アーチー・ジョンソン (Archie Kao) CSI (PC分析など)
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) CSI、指紋
ウィリアムズ (Gabriel Casseus) ベガス署の刑事

クリント・パダー (Curtis Armstrong) オマハから来たマニア客
フィン・トーマス (Eddie McClintock) カジノ・警備係主任
ベラマイン・クィスク (Matt Barr) "ベル"、麻薬製造
エヴェット・エドワーズ (Jackson Davis) 麻薬製造
ロン・ローズ (Ian Anthony Dale) ランジェリーショーオーナー
サーシャ・カァツァロス (Melissa Ponzio) イベントプランナー
--- (Charles Divins) Boyfriend
ジル (Nicole Garza) ベルの知人
ブレンダ (Tammy Felice) Sleepy Girl Model
レスター・マーティン (Ernie Grunwald) Cute Nerdy Guy
--- (Chris Pentzell) Man in Suit
--- (Ary Katz) Tenant

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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