CSI:科学捜査班 CSI: Crime Scene Investigation (シーズン10) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi10/ http://www.watch-csi.jp/csi/csi10episode.php

第21話 時の止まった家 Lost & Found

脚本／Elizabeth Devine
監督／Frank Waldeck
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若者三人は酒を飲みながら夜のドライブ。
ブレンダが39時間後に結婚することで、女三人でバチュラー
パーティーで楽しむ。運転手はジュリー、助手席のクレアは
酒を飲む中で、国道を併走しているトレーラーの運転手に
まるで映画「フットルース」のロリ・シンガーを彷彿とさせる
ような挑発的態度で、運転手を刺激させる。そんな中、対向車
がやってくると急いで急ハンドルを切るジュリーは、何も無い
ハズの空き地にいた女性・ジャネット・マリー・マーシュと
衝突してしまう。

すぐに警察官のミッチらは飲酒運転していたジュリーたちに
呼気・飲酒検査をする。
右前輪のタイヤがパンクして、ジャネットにぶつかった事が
明らかだった。病院に救急搬送されたジャネットは何とか命
こそ助かるが、まだ話せる状態ではないとスチュワート医師は
ブラス警部に語る。ニックは病院にやってくると、被害者の
女性の服の中にIDが有ったと報告に来るが、ブラスは彼女は
知り合いだと語る。セブンヒルズに在住しており、三年前に
夫・マイク、息子アンディ(9歳)、エミリー(15歳)が突然
一夜にして消えてしまったのだという。
翌日夫のSVUが15号線沿いで発見されており、後部座席に
夫と娘の血痕が残されていて、息子のパジャマも残されていて
相当量の血が流れた形跡が有ったという。

グレッグとラングストンは衝突現場を調べる。
懐中電灯が現場に落ちていた。

三年前の失踪事件について話し合う。
容疑者として妻のジャネットの弟・ビル・コーンウェルが当時
浮上していたこと。彼はマイクと建設会社を共同経営しており、
大赤字で巨額の保険金がかけられていたとのこと。しかし
ビルには供述にこそ不自然さは有ったが、失踪当時完璧なアリ
バイが有ったとのことで、シロだと。

ブラスは回復したジャネットのベッドに話に行く。
ブラスは夜は出歩かないよう約束しただろうと告げる。
ニックが事故調査のために撮影する中、彼女はニックが私の
事を哀れんだ目で見ていると指摘する。しかしニックはそれを
否定し、自分が同様の立場ならば同じ事をしたハズだと語り、
答えが見つかるまで探し続けるだろう事を語る。
ジャネットによると時々幻覚が見える事が有ると告げ、
夕べは手がかりを追っていたのだという。霊能者によると、
アンディは水が傍にある場所にいて、それでいて濡れない場所
に居ると言われたのだという。ベガスの地は元々地下に沸く
泉の上に作られた街で、古地図から、当時湖が有った場所を
捜していたとの事だった。アンディの気配は常に感じるが、
夫と娘の気配は感じないとの事だった。

ウェンディは懐中電灯を調べると、レンズの淵に古い血痕と
皮膚組織が付着しているのを見つける。調べるとアンディの
血痕・組織である事が判明する。ジャネットがこの懐中電灯
を持って居たとすると彼女は三年前の失踪事件の加害者では
ないかという。罪悪感の裏返しであのような態度を取っている
可能性が有るとキャサリンは語る。

ブラスとニックはジャネットの家を調べる。
懐中電灯は自分の車の中に入っていたもので、普段は台所に
有るという。懐中電灯はこの家に移り住んできた10年前に
一緒に買ったモノだという。アンディの血痕が付着していた
事を話、家を捜索させて欲しいと頼む。
そんな中、彼女は台所に警察無線を傍受していた形跡が有る
事を知る。

ラングストンは三年前の事件調査書を見返す。
するとブラス警部が補足で、事件当夜ジャネットは午後4時
から深夜24時まで仕事をしていた形跡(タイムカード)でアリバイ
は立証されていると書かれていた。しかし夫と子が居なくなっ
てから通報したのはAM4時。夫のSVUが見つかった場所は自宅から
37kmの地点であり、殺害した後に証拠を消して、車を乗り捨てた
可能性が有ると推察。しかしその為には共犯者の存在は欠かせ
ないと告げ、弟・ビルの存在が再び捜査線上に浮上していく。
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■事故から繋がる三年前の事件

一応死亡事故ではないけど、CSIが捜査に出るんだね。
夜に何も無い土地にいた女性は三年前に失踪した夫と子供を
捜して日々、彷徨い歩いている様子。

ブラス警部の知り合いの女性の様で、なんとも複雑な感じだね。

最初に接触して事情を聞いたニックとブラスはジャネットが
三年前の事件の加害者とは考えられない様子。

■懐中電灯によって、捜査が進展する。

まさか自分が使用していた懐中電灯が凶器だったというのも
知らない事とはいえ辛いだろうね。

結果的に再び家宅捜索した結果、ガレージの屋根裏から
息子・アンディの遺体が発見される。
ますますジャネットの容疑が強まっていく。

当時の警察関係者の捜査官たちは一体何をしていたのか。

■容疑者はジャネットの弟・ビル

失踪したマイクとは共同経営者で保険金がかけられていたみた
い。一番得をしているのがビルだよね。

ドナー拒否のID。

■子供達の部屋から出て来たもの

娘のエミリーの部屋からは日記帳。
失踪した5ヶ月前から記入が終わっている。それまで毎日記入
していたのに、何故日記を書かなくなったのかる
日記には母親はアンディばかりを可愛がり、父親はなかなか
帰宅しないとの事。そして彼氏の存在が浮上。

息子のアンディの部屋からは動物の惑星という雑誌が並んで
いる。定期購読しているもので、未だに購読キャンセルして
いない事が判明。

■遺体の入っていたボックスの指紋

殆どが夫のマイクのもの。しかし一つだけ分からない指紋が
有る。子供たちの部屋に有る手形から指紋を検出。
労働証明書から一致する指紋が検出される。
ホープ・ウィルソンとダグ・ウィルソン。子供はコナー・ウィ
ルソンの三人家族。まさかの近親相姦ネタかと思わせ、
ビルが全て悪いのね。

皮肉だけど、母親が息子にばかり偏重した子育てをしている
のが問題。まさか自分の弟に家庭を崩壊されたとは思わなかった
だろうね。

いつか娘に許してもらいたい・・・うーん、なんか無理そう。

■ラボで再び銃撃戦

母親が勘違いして父親を撃ってしまったようだ。
ニアミスをして父と母がすれ違うようにしてしまった警察官
の責任でも有るし、ホルスターから簡単に銃を奪われすぎる。

エミリーはとりあえず不起訴みたいだ。