CSI:科学捜査班
CSI: Crime Scene Investigation
(シーズン1)

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Dec. 8, 2000
第9話 高度3万フィートの密室殺人 Unfriendly Skies

脚本/Andrew Lipsitz
監督/Michael Shapiro
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ラスベガス航空909便の中で、人が亡くなる。
緊急の着陸の許可を求め、空港に警察が来るようパイロットは
伝える。
ティムサム、そしてブラスは現場で捜査する中で、ギルも
現場へやってくる。被害者の男性・トニー・キャドウェル(30
歳)は飛行中に亡くなった事を告げ、目撃者は乗客9名と客室乗
務員の1名だという。ラウンジのところで突然パニックを起こ
して暴れて着陸前に亡くなったという。コクピットのドアには
血痕のついた手形がついていた。また靴の跡も付着していて、
10から11のサイズの靴だと告げる。
被害者が倒れていたのは1列目と2列目の間で、現場にはCDが
落ちていた。ギルはここは犯行現場であり、飛行機に規制線
を張る洋要求する。

保安官がギルの元に尋ねてくる。
本来空港内で起きた事件なので連邦航空局の管轄だが、
彼らが来るのは翌朝になるとのこと。CSIとしては、先に
犯人を見つけ出し連邦航空局に犯人を進呈するか、手柄を
横取りされるかだという。保安官は次の市長選に出る事を告げ
君たちの努力が報われる為にも朝までに解決するよう求める。

ニックやサラたちは現場にやってくる。
被害者はファーストクラスの客で、エコノミーの客はこの事件
を一切みていないのだという。被害者のトニー(30歳)は通信会社
の部長でアトランタに勤務し、既婚者だという。前科はなく
特に問題ある人物ではなかった。ウォリックは一人だけ起きたの
ならばドラッグによって暴れたのではないかという。10人以上
いる目撃者で同じ証言をしているのだとし、口裏合わせをして
いるような感じがするというキャサリン。口裏合わせをしている
とすれば必ず証言の差が出てくるはずだという。明日の夜明け
までに解決する必要が有るとしてギルは急いで仕事に取りかかる
様告げる。

目撃者のものたちは空港のロビーで待機させられていた。

目撃者は客室乗務員のシャノン。
ルー・エベレット(4B)。キエラ・バーリー(3E)、エミリー・バ
ーリー(3F)、ビッキー、ネイト・メッツ(2C)、マリーン(2E)
マックス(2F)、カール、キャッシュ(1A)、トニー(3C・被害者)

サラを被害者の荷物を調べると免許証と図書館のカード、そして
臓器ドナー提供カードが有った。デビッドは財布の中に入って
いる写真を見てトニーには妻子が居るんだねと語る。
アーリントン機長はトニーはいい人そうだった事を告げる。
4時半頃離陸し、35分後に突然シャノンから連絡が有り、乗客を
なだめてほしいと連絡が有ったという。2分だけ操縦席を離れて
説得しに行ったとし、その際トニーはトイレのドアをたたいて
開けろと興奮していたという。
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飛行機内で飛行中乗客が亡くなる。
亡くなった乗客であるトニーは突然通路をウロウロし始めて、
奇っ怪な行動を取り始めたという乗客たちの証言が有り、
走行中の飛行機のドアを無理矢理開けようとしていた彼を
止めようとした結果に心臓が止まり、蘇生措置を施したという。
果たして目撃証言と現場の証拠は一致するのか。

正直ネタ的には面白そうだけど、意外と盛り上がらなかった
エピソードにも思える。好みの差にもよろのだろうけど、
元々CSIの案件ではなく連邦航空局の管轄の中、手柄がどうとか
ギルにしてみれば別に誰が解決しても良いのではないのかと
いう気がする。

証言を再現していくラストの流れがどうも説得力が足りなかった。
それぞれの捜査官が目撃証言者の変わりになって検証実験を
するという流れは良かったのだけど、隠す必要はなかった気が
する。そして物証を元にしているとはいえ、かなり飛躍して
いるのではないかという感じもするので、どうも説得力が
足りなかった。

遺体に靴跡が有ったのでギルはキャサリンに頼んで目撃者たち
に靴底を調べさせてもらうよう頼んで欲しいと言われる。
その際のキャサリンの態度の大きいこと。
デスクに足を乗せてソファーにふんぞりスナック菓子を食べて
いる所を見ると、一体誰の影響を受けたんだって感じだった。

また被害者はトイレに入ろうとしていたがなかなか室内から
出てこなかったという。
客が中でセックスしていたようで、血痕ではなくタンパク質
を検出したギルは、飛行中のセックスは大いに快感を増進させる
ものだとした際に、サラはその情報の出所は何処なのよと
尋ねるシーンが有った。精神力学の法医学的考察だとしていた。
逆にサラの出所は何処かと聞かれた際には、デルタ航空1109便
ボストン発マイアミ行きも1993年3月に研究室のキャンパスの
人気者のケン・フラーと体験した事を口にしていた。
ちょっと驚くべきやりとりだった。

最後にこういう状況になったら相手を殺害するか?という
やりとりになり、ウォリックとキャサリンは子供のために
殺すとしていたり、サラはどんな状況でも殺さないと語る。
ニックとギルはどちらかあやふやな返事だった。

ギルとしては被害者視点になっているが加害者の気持ちにも
たってみろとして偏見が捜査の邪魔になること。
そして殺害したのは5人だか1人彼の病気に気がつく人が居れば
助けられたとする辺りはギルらしいオチだったのかも。

ギル・グリッソム (William Petersen) CSI
キャサリン・ウィロウズ (マージ・ヘルゲンバーガー) CSI
ニック・ストークス (ジョージ・イーズ) CSI
ウォリック・ブラウン (Gary Dourdan) CSI、賭け事が好き
ジム・ブラス (ポール・ギルフォイル) 刑事、警部
グレッグ・サンダース (エリック・スマンダ) CSI
サラ・フォックス (Jorja Fox) CSI、ギルの部下

シャーロット・メリディアン (Susan Gibney) CSI職員
ジェナ・ウィリアムズ (Judith Scott) 検死官

キーラ・バーニー (Christine Tucci) 医師
プレストン・キャッシュ (James Avery)
シャノン (Deirdre Quinn) 客室乗務員
ブライアン・モブレー (Glenn Morshower) 保安官
ネイト・メッツ (David Kaufman) 客、パソコンで資料
ルー・エベレット (Lorry Goldman) 頬にCDで傷
マードル (Kevin Cooney) 機長
トニー・キャンドウェル (Douglas Roberts) 30歳、通信会社・被害者
マリーン・バルデス (Dyana Ortelli) 夫が襲われたのでワインで殴る
マックス・バルデス (Gerald Castillo) 夫、殴られマリーンが犯人に・・
ビッキー・マーサー (Christina Chambers) 客、トイレでH
カール・ケリー (Joe Michael Burke) ビッキーの彼
エミリー・バーリー (Channing Carson) 娘
マイケル・アーリントン (Edmund Wyson) 副機長
--- (Russ Cootey) Police Officer
--- (Mylo Ironbear) News Crew
--- (William Wantland) Extra

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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