CSI:科学捜査班 CSI: Crime Scene Investigation (シーズン1) http://www.watch-csi.jp/csi/

Jan. 12, 2001
第11話 刻まれた5つの殺人予告 The 1-15 Murders

脚本／Carol Mendelsohn
監督／Oz Scott
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買い物客が突然失踪する。
行方不明にったのは姉と同居しているというマーガレット・シ
ューリーで車は駐車場に起きっぱなしになっていた。殺人課の
課長になったブラスは先に話を聞き、ギルは消えたスーパーへ
とやってくる。彼女が買い物をしていたと思われるショッピン
グカートの中にはバッグも入っていた。
店長のスティーブ・スミスから消えたときの状況を尋ねるが
よく知らないという。
ジャンクフードと鎮痛剤などが入っており、カートにはマスタ
ードが付着していた。ギルはブラスにマスタードが床に落ちた
にまずは何をするか?と尋ね、洗面所で洗いに行くはずだという。

トイレの壁にタワシてこすったような跡が見つかる。
スティーブによると落書きで苦情が来たので消したのだという。
消された落書きの写真を取りトイレのドアごとラボに持ち帰る。
すると落書きには「女を5人殺した。お前らには捕まらない」
と書かれていた。

主任のギルはみんなに今日の仕事の割り振りを行う。
サラは殺人事件を担当。ニックはベラッジオホテルで客とガー
ドマンの傷害事件を担当するよう告げる。客はニックを指名
しているらしいとこ。キャサリンはギルともに殺しの事件を
担当するという。ギルはウォリックと話をしてからいくという。
サラはウォリックに関する報告書を提出していた。
勤務中にウォリックがカジノに出入りしていたこと。

ギルはウォリックの元に行くと、カジノにいた件を問う。
ウォリックは賭け事はしないとして否定する。

サラは殺しの現場へとやってくる。
殺人課の刑事・ケインが既に現場に来ていた。
通報したのは家の主で次男のケニー・バーリン。被害者は室内
で銃で殺害されたという兄のジェフ・バーリンだった。
部屋に入ってくると強盗ともみ合っていて殺害されたのだという。
強盗は窓から逃走したとの事だった。
ケインによると空き巣事件がこの界隈で多発している事を告げる
が、サラはその割にこの現場では銀食器、パソコン、現金などが
盗まれていない事に気がつく。

ホテルにいくニックはプラット刑事から容疑者はニックご指名だという。
警備員のタイラーと喧嘩したのは、以前ニックが捜査で知り合
った娼婦のクリスティだと分かる。クリスティによるとただ
買い物に来ただけなのに、警備員が突然お前らのくる所ではない
として唾を吐きかけてきたので殴ったのだという。私はただ
バッグを買いに来たただという。ニックはクリスティに着ている
服を脱ぐよう告げると、いつもあなたは私の服を脱がせるのね
といわれる。

サラはケニーの服を調べる。
血痕があるかどうかライトを照射する。血痕はなかったが、
ズボンの折り目にカラス片が入っているのを見つける。
サラは着ているものを脱ぐよう求め、窓全体を外してラボに
持ち帰るのだった。

一方トイレの落書きについて筆跡鑑定のランバーに詳細を
調べてもらう。左利きの人物が書いたもので、学歴は低く、
強い筆圧から感情の抑制が利かない気性の荒い人物だろうとの
こと。また字体が全体的にカーブを描いていることから
書いたのは女性てないかと告げる。
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■ニックは再び娼婦と関わり合いを持つ

傷害事件が発生したとして、容疑者の女性・クリスティは
ニックを指名して捜査して欲しいとの連絡を受ける。

CSI:科学捜査班の記念すべき第一話に登場したクリスティ
が再登場。
乳首に薬を塗って強盗していたけど、自分も交通事故に遭って
いたけど、妻から無かったのだろうか?

今回買い物中のクリスティは難癖を付けられ警備員によって
つまみ出されそうになりそして唾を吐きかけられたとのこと
でクリスティが反撃して殴ったのが問題だったようだ。

ニックのゲイ疑惑が浮上する中でのエピソード。
ギルとしては初歩的案件なので別の捜査官に担当させようとした
ものの、ニックは自分以外に真剣に捜査してくれる人は居ない
と考えて担当した。

警備員が唾を女性に本当に吐きかけたのかが問題になり
グレッグに分析してもらっていた。ただ普通の会話中にも
唾は飛び交う物なのでその違いが見分けたこと。
そしてなんとか唾を照合する為に、封書に唾で封をさせて
採取するというものだった。
コーヒーを出していたのでそれでも十分にDNAは採取できそう。

ギルのこの時のアドバイスは
「マホメットが山に行けないときには山を動かせ!」との事。

しかしみんな娼婦だということがよく分かるね。
もう少しケバイ人ならば分かるのだけど、普通に美人な女性
だ。署の目の前でお礼のキスをしていたのは、ちょっとヤバ
かったりするのかな?

クリスティはこの後13話に出演するのが最後のようだ。

■自宅内で殺害された長男

担当したのはサラとウォリックだった。
前回からの続きでエクリーから、自分の部下がウォリックに
アリバイ工作を頼まれたという情報を聞いて、またウォリック
のギャンブル狂が戻ってしまったのではないかと疑われるもの。
サラは賭博場にいるウォリックの防犯カメラ映像を入手した
ので、そんな人物とは仕事は出来ないとして、今回敵意を
むき出しにしていたけど、実際には人助けのために金が必要に
なり貸していた金を返してもらいに行ったというのが話の顛末
らしい。
ウォリックの仕事中の賭博の疑惑って、あの検事の時の事かと
思ったけど、前回公判のために仕事を抜け出すと行った時の
行動を問われていた様だ。

さて事件は弟による犯行だった訳だけど、今時の科学捜査なら
ば、発射残渣を調べたら一発でアウトって事件だったね。

弟の目撃証言では、強盗は窓を破って侵入して鉢合わせた兄
を殺害して逃げたという事だったけど、ガラス窓は外部から
ではなく内部から破ったことを実験で証明。ヘッケルマークと
呼ぶらしい。

凶器もPCから発見されて万事休す。
デイトレードで大損した金を遺産で支払うために管理している
兄を殺害したようだ。

■連続殺人事件

担当したのはキャサリンとギルだった。
最初はスーパーで失踪したマーガレットの捜索のために始まった
捜査だったが、スーパーのトイレのドアにリアルな殺人を犯した
とする落書きが書かれていた事も有って、調査していくという
もの。

同じような落書きが無いかを調べた結果、

・ビクタービルで女を一人殺した
・ソルトレイクで女性を2人殺した捕まえてみろ
・サンバーナディーノで女性を3人殺した
・メスキートで4人の女性を殺した捕まえてみろ


というメッセージを発見。共通するのはカリフォルニア州から
ネバダ州、ユタ州を通っている15号線沿いの事件ということと
遺体の一人が冷凍された状態で発見されたということで
冷凍車を調べる。

「クローザー」のシーズン5の12話でも似たような感じの
国道沿いの事件という事を取り上げていた事が有ったな。

GPS付きの運送・物流システムに、ギルは取り残されている
みたいな事を語っていたね。

結果として、男女のカップルによる殺人だけど、女性は
やらされていただけだと主張して死刑は免れたみたいだ。

■三位一体

ギルがよく言っている犯罪の三位一体。
この三つが揃って初めて殺人事件としては成立するという
もの。

ギル自身はキャサリンに言われた際に
「父と子と聖霊だろ?」と言っていたが、キャサリンは
「被害者、容疑者、犯行現場」の事だと語っていた。

まぁ落書きから本当に事件性があるのかを疑っていくのは
難しいとは思うけどね。

■お魚ビリー

ギルのオフィスにはセンサーみたいな形で設置してあるらしい。