CSI:科学捜査班 CSI: Crime Scene Investigation (シーズン1) http://www.watch-csi.jp/csi/

Feb. 15, 2001
第14話 享楽の一夜 To Halve And To Hold

脚本／Andrew Lipsitz、Ann Donahue
監督／Lou Antonio
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ロブと息子のマシューは一緒にマウントチャールストンで犬と
共に遊んでいると犬が骨を加えて持ってくるのを知る。当初は
鹿の骨ではないかと思われたが・・・

すぐにCSIのギルとキャサリンが現場にやってくる。
骨を見る限り頸骨だとし、肉は一切付着していなかった。キャ
サリンは証拠もきれいに消えているとして殺人であることを
既成事実のように語るが、ギルは道に迷ったハイカーの事故か
もしれないし、まだ決めつけるのは早いという。人間の骨は
全部で206本。残りの205本を全部探そうという。キャサリンは
この件は殺人だと直感がする事を語る。

ギルは一度ラボに戻ると今回の事件捜査の割り振りをする。
ニックは自分たちに協力してマウントチャールストンの件を
担当してほしいとつげ、警察学校の生徒たちも応援に来てくれ
ているという。キャサリンは友達のテリにも来てもらったら
どうか?とギルに告げる。骨から復元をする第一人者だとする
と行き詰まったら考えるという。一方サラとウォリックには
ラッキーセブンモーテルの客室で殺害された男性の遺体の件を
調べるよう告げる。

ギルたちは現場で警察学校の学生たちと共に一斉に骨探しを
する。骨のかけらが見つかったところに旗を一本ずつ立てて
いく。ギルが骨の欠片を舐めているのを見てキャサリンは
驚くと共に肝炎の予防接種は受けているのかと問う。
捜索が一段落する頃には、夜空には満天の星で満ちていた。
キャサリンはギルに今何を考えているのかと問うと、宇宙は
不思議でありどの星でも同じ元素で出来ているのだという。

サラとウォリックはモテルにいくとオライリーが既に現場
にいた。昨夜この部屋でパーティーしていたような形跡があり
身分証によれば被害者はダレン・パイン(23歳)だという。
現場には争った跡があり、スタンドで頭を殴られているという。
この部屋の予約を取った人物は誰なのかとフロントで記録を
取り寄せるとサインはセリーヌ・ディオンと書かれているが
使われたカードはウィスコンシン在住のリン・ヘンリーのもの
だと分かる。

カフェで談笑しているリンの元に足を運ぶウォリックたち。
リンは女性友達のメグとジョイスと共に過ごしていた。
あなたが借りた部屋で男性が死亡している事を告げると、
あの部屋ではメグの独身最後のパーティーをしていて、
ダンサーを雇ったのだという。ダレンはダンサーであることを
知る。彼は10時にやってきて夜中の3時にはパーティーが終わった
という。しかし彼はそのまま部屋で休みたいと言ったので
置いていったとのこと。サラはリンに付着している手首のあざ
を気にするが、知らないうちに付いたものだという。明日が
結婚式だが出来るだけ協力はすると告げる。

一個ずつ元々の有った場所に骨を並べていく。
ハンプティダンプティを戻すことは出来ないと呟くギル。
骨盤から男性の遺体だというと、キャサリンは石灰化が進んで
いるので結構の年齢である事を告げる。60歳から70歳くらい
だろうとのこと。骨に傷が付着していて、バラバラにされた
のだという。骨の大きさから身長は約180cmだと推定する。
そんな中、ラボにはテリの姿が合った。キャサリンが勝手に
呼んだもので、ギルは今度専門家を呼ぶときには私に報告しろ
と告げる。骨に血液の痕跡がないか調べてというテリは
もしも血液が残っていれば死語すぐに切断されたことになると
告げる。
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■ラッキーセブンモーテルで発見された遺体

サラとウォリックが担当した事件。
結婚式の直前にバチュラーパーティーでハメをハズした結果
が最悪な事態を招くというエピソード。

レイプ検査をすれば分かるとして時計の例えをしていたけど
正直、女性側を調べなくとも、男性のアソコに付着する
バギナの細胞がついているとした時点でDNAを調べれば一発
で分かるのではないかというものがあった。
最近この手の男性器ネタって大抵サラが担当しているのは
気のせいか?
レイプ事件に於ける時計の傷の存在を話していた。
女性器は11時・12時・1時に傷が付着していれば合意、
逆に下側の5時・6時・7時に付着していれば強制的だという。
その話をしている際のオライリーのばつの悪さが笑えた。

結果として現場に落ちていたジルコニアが全てだった。
自分から誘っておいて、やっぱり行為の途中で夫に悪い
と感じたのだろうか。メグのしたことによって、結婚生活は
もちろん、夫の人生はメチャクチャになってしまって感じ
だね。

■マウントチャールストンで発見された骨

ギルとキャサリンとニックが担当した事件。
いつの間にかキャサリンは殺人されたと考えての捜査をし
ギルは事件性のない案件なのではないかとする根拠のない
ところから始まった捜査。
ニックはこの事件、あんまり重要なポジションではなかった
ので目立たなかったな。
骨から人物を特定していくのが一番難しい作業だったのかも
知れないが、歯科医療記録から、被害者が1931年9月6日生まれ
のメル・ベネットだと判明。電気のこぎりで遺体を切り刻んだ
跡だということも判明していく。

事件では、ギルと良い雰囲気にあったテリが再登場。
シーズン1の6話に出演したけど、最後にギルと良い感じで
食事をしている際にギルに仕事の話が来たためにその場から
忍者のように消え去ってしまった。
テリとは
Season 1, Episode 17
Season 1, Episode 22
Season 3, Episode 8

に登場するのでこれだけのエピソードではなさそうだけどね。

アスピリン一つ無い家庭で、壁には夫婦生活の50年の歴史が
写真として飾られている家庭。
しかし浴槽からフェナセリンを使用して浴槽で切断したと思われ
る血痕が発見された。
電ノコでの骨の切り方にブレが有る為に容疑者像を絞っていた
けど、手の力の弱さとか電ノコを使い慣れていないという
状況というよりも、寧ろ愛していた人が亡くなったとはいえ
切り刻むという行為そのものが電ノコの操縦に鈍らせた感じ
はするけどね。凄いのは、骨をまき散らしているという行為
でもある。単純に埋めれば良かったのに、なんでそんなに
散乱させたのかイマイチ理解に苦しむ。
年金の不正受給によって結果的に逮捕はされるけど、
亡くなった夫は心臓病を患っていて、大量のジゴキシンが骨
から検出されるも自殺か他殺かについては証明出来ず。

大原則に則って

「全ての証拠を勘案し等しく有罪とも無罪とも解釈できる時
は被疑者の有利な判断を下す物である」とのこと。