2 Sep. 2003
第20話 猫屋敷の老婆 Cats in The Cradle
脚本/Kristy Dobkin 監督/Richard J. Lewis
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ネコ屋敷で女性の遺体が発見される。 発見者である郵便局員は郵便がポストに多数取られずに残って
いたのを不審に思い通報したのである。 オライリーは現場にやってきたキャサリンとギルに対して現状を報告。
被害者はルース・エリオット(80歳)で、自宅には20匹のネコを
飼っている女性だという。 キャサリンとギルは室内に入るとあまりの悪臭に驚く。
ギルによると雄猫の尿の臭いで雌猫には心地よく臭うのだろう と語る。検視官のデビッドはネコアレルギーということも有って
気分が悪そうにしていた。変色していることから死後3、4日経過
したものであること。自然死であることも考えられるが、まさ かネコが襲ったものなのか。 ギルは胸に深い傷があることから、これは何かで刺されたことが
原因であり、ネコの容疑は晴れたと語る。 床を調べるキャサリンはハイヒールの靴跡があることを知る。
普通年寄りならばローヒールを履くはずであり、場違いな履き物 だった。現場にはウォリックもやってくるが、あまりに臭いに
卒倒する。ギルによると無理矢理押し入った形跡はないことを つげると、この家に押し入る人もいないだろうと語る。
ウォリックは寝室を調べると語る。 クローゼットの奧に金庫があること。その金庫が無理矢理
こじ開けられている跡が有った。指紋を採取出来たことを報告 する。
一方ブラス警部は、コード445だとして、サラとニックを呼び出す。
445とはつまり爆弾が関係している事件だった。
マーシー・トービン所有の新品の5万ドル相当のBMWが何者かに
よって爆弾で爆破されたもので、目撃者は自動車整備工でメカニック として働いているマーカス・レミックだという。
サラはマーシーから話を聞くと、毎週木曜日には父の会社である
(株)トービンC&Dに仕事の手伝いに行くが、その途中でボンネット
から異音が聞こえたために整備工に立ち寄ったのだという。 そして車を駐めてレミックに診てもらったところ、爆弾が爆発
したというものだった。 車は車庫の中に入れられていたもので、夫の・ジョニー・クラッドン
はずっと会社にいた事を語り、関係はないハズだという。
ニックは爆発した車を調べるとボンネットから運転座席に向けて
爆発するよう仕掛けられていた事が分かる。手際の良さから プロに依頼して爆破させたのではないかと疑う。
アルはルースの遺体を検視する。 アルはネコ派ではなく犬派だという。ギルによるとネコはまだ4
千年の歴史しかないので人間になついていない事を語る。 ネコが噛んだ痕に生体反応はないとのことで、心臓を滑らかな
凶器で刺されたことが原因だという。凶器には何か異物が付着
していたのでグレッグに調べてもらっているという。肺には水 が含まれており、ブドウ球菌が有ったという。
そんな中、電話が鳴り目撃者が出たとの事だった。
ギルとキャサリンは目撃者のトレント家を尋ねると、母・ジャネット
長女のジェシカと次女・ジャッキーがいた。ボール遊びをしていた
采に、向かいのデビーさんがエリオット家に怒鳴り込んでいった
のを目にしたとのこと。出てきたときには恐い顔をしていたと いう。デビーを調べると、エリオット家を三度迷惑行為で訴えている
事を知る。取りあえずデビーの靴を令状をとって調べようという ことになる。
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