CSI: 科学捜査班
CSI: Crime Scene Investigation
(シーズン7)

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi7/
http://www.watch-csi.jp/csi/csi7episode.php


第16話 予告された殺人模型 Monster in The Box


脚本/Douglas Petrie、Naren Shankar
監督/Jeffrey G. Hunt
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グリッソムが休暇中に届けられた荷物の中に新たな模型殺人を
予告する模型が送られてくる。4週間前から送られてグリッソム
のオフィスに置かれていたもの。小包の消印からすると犯人だ
とされていたアーニー・デルが亡くなった後に発送されている
事がわかる。
模型を見る限り、被害者は白人女性。本が沢山ある事から教養
のある人物であることが予想される。模型の中の新聞の日付を
見ると2007年2月17日になっている。これは明後日の日付で、
殺人はこれから起こることを示唆していた。
犯人は一人ではないのかも知れないと考える。
しかし犯人があまりに事件と精通していることから、情報に
アクセスするラボの職員か警察官の可能性も排除できない。
また三つの殺人を犯した人間をアーニーは自分の罪として被っ
た可能性も有った。

模型を更に調べていくと、中には被害者イジーの写真がある。
更に犯人の特徴でもある人形の写真には文字が刻まれており、
それを繋ぎ合わせると"お前は間違っている"とメッセージが
浮かび上がる。

アーニーについて調べると妻に先立たれて遺族年金を貰って
いる事が分かる。

一方グレッグの裁判の日も近づいていた。被害者遺族のデミト
リアスは市に350万ドルを要求する構えだという。
アーニーの遺留品の中に過去のホームビデオが多数残されて
いる事が分かり、一つ一つ調べていくことになる。

模型の中には猫の遺体があるのを調べるグリッソム。
猫を飼っているというホッジスに話を聞くと、その猫はミルク
を飲んでいる様だという。午後の紅茶の中に何かを入れるつもり
なのか?

一方模型の中に置かれていたデリバリーのチラシから配達地区
を調べてジムらに模型の場所を特定させる。するとウォリック
がその現場を発見。マンションの管理人に尋ねると、1106号室
に住むバーバラ・トールマンの家であることが判明する。
すぐに彼女の部屋を訪れるウォリックとニック。中からバーバラ
が出てくるが何処かハイテンションな様子に薬でも投与している
のかと疑う。彼女に話を聞くと4時には必ず昼寝して、目覚めた
時には紅茶を飲むことが分かる。

アーニーの過去のホームビデオを見ると子供好きであることを
示唆する映像が写されていた。88年の5月に取られた息子の
5才の誕生日パーティーの映像。逆算すると現在24才の男性だと
分かる。

ケイメン刑事をバーバラの変わりに現場に待機させて、犯人を
おびき出そうとする。マンションの周りには刑事を張り込ませて
犯人が来るのを待つ。
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★まだまだ模型連続殺人事件は終わっていなかった。

グリッソムが居ない間にも、彼のオフィスに置かれた小包は
何度と無くクローズアップされていた。
この一連の事件がシーズン7のテーマだろうからそう簡単に
終わるものではなく、最後まで引っ張るものだろう事は想像
出来るので、まだまだ解決するまでの道のりは遠いかもしれ
ない。

★アーニー・デルの過去

妻は子供好きで、息子のライオネルが生まれる前から既に里子
が沢山いたとか。妻が亡くなると同時に里子達は一斉に離れて
残ったのは父親とライオネルだけ。
親からろくに愛されなかったことでかなりライオネル自身も
親に対して恨みを抱いていた様子。

★模型殺人犯の人物像に迫る。

今回たまたま狙われた人物が心理療法士という事で写真を見せて
分析して貰った。強迫神経症の様な性格。衝動を抑えられず
犯行に及ぶ殺人鬼ではなく、殺人の構想を練るタイプで、抑圧さ
れた怒りというものを感じるという。

★ライオネル・デル

犯人だと思われたアーネスト・エドワード・デル、通称アーニー
デルの息子。彼は18歳の時に改名しミッチェル・ダニエルとして
生活していた。過去にフェンタニルという麻酔をやって更生施設
に送られていた過去もあった。ペニー・ガーデンはフェンタニル
を売っていたとの事で繋がりは有ったわけだが、話しを聞いている
と犯人ではない感じ。
やっぱり里子の誰かが犯人なのか?

★今回の事件。

模型予告殺人として狙われたのはバーバラ。
彼女の部屋で彼女の身代わりになってしまったケイメン刑事。
全ては暖炉の空調をタイマーで閉じられた為に一酸化炭素中毒で
亡くなったという。しかし現場に踏み込んだソフィアはよく
亡くならなかったな。
彼女の耳の中に犯人の涙が付着していたことで、今回の事件の
犯人は模型犯とは違う人物(弟のテイトン)だった。

★パーキンソン病だったバーバラ。

アルが脳を調べた結果、変色していることや萎縮している状態を
見てそれを探り当てる。クスリで抑えていたとのこと。

ギル・グリッソム (ウィリアム・ピーターセン) CSIリーダー
キャサリン・ウィロウズ (マージ・ヘルゲンバーガー) CSI (新主任)
ニック・ストークス (ジョージ・イーズ) CSI
サラ・サイドル (ジョージャ・フォックス) CSI
ジム・ブラス (ポール・ギルフォイル) 刑事
ウォリック・ブラウン (ゲイリー・ドゥーダン) CSI
アル・ロビンス (ロバード・デヴィッド・ホール) CSI検死官
グレッグ・サンダース (エリック・スマンダ) CSI研究員
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
ソフィア・カーティス (Louise Lombard) CSIから刑事へ
ウェンディ・シムズ (Liz Vassey) CSI (DNAラボ)
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) ラボ
ヴァルタン (Alex Carter) 刑事
ジョー・メトカルフ (Joseph Patrick Kelly) 刑事
ボビー・ドーソン (Gerald McCullouch) CSI、銃弾検査
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) CSI
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事

バーバラ・トールマン (Kathleen Quinlan) 元精神科医
ペイマン・トールマン (Harry Groener) 弟
ミッチェル・ダグラス (Brendan Fletcher) 
アーニー・デル (Brendan Fletcher) 模型殺人犯人??
ケイメン (Cate Cohen) 警察官。殺害される
--- (Janine Sharell) レポーター
--- (Tim Trobec) マンションの管理人
--- (Scott Wilson) デリバリーの男性
--- (Eden Marie James) 民間の従業員

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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