CSI: 科学捜査班
CSI: Crime Scene Investigation
(シーズン7)

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi7/
http://www.watch-csi.jp/csi/csi7episode.php


第18話 ダイイングメッセージ
Empty Eyes

脚本/Allen MacDonald
監督/Michael Slovis
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グリーン・バレーでショーガールの6名が出資し合って一軒家を
購入。そんな家で女性達が殺害される事件が発生する。
血染めの足跡が現場に残り、被害者には性的暴行された様な
跡が見つかる。しかし無線では6人だとされていたが、ここに
は5名しかいない。サラが部屋を捜索し、血痕の跡からベッドの
下に被害者のキャミーが生きていたのである。サラは彼女に
勇気づけながら犯人像を尋ねる。すると犯人は男性で、ポート
フインと告げるがその時は何を言っているのか判明できなかっ
た。それを告げると彼女は息絶えてしまう。

ラスベガスの中でも最も安全な地域で起こった事件だけに、
衝撃も大きかった。現場を調べていたグリッソムは、検死医の
フィリップスから死後2時間だと知らされる。窓には何者かの
足跡が見つかり、現場では被害者の拘束具として現場のシーツ
が使われていることから、計画性の無い犯行ではないかと推察。
一度6人の被害者は一つの部屋に集められ、引きずられて一つ
一つの部屋に連れ込まれていたのを知る。

ウォリックは被害者・エミリーの顔を見て何処かで見たことが
有ると告げるがキャサリンは被害者の顔は似たような顔に見える
と告げる。
キャサリンはバスルームを調べると、ゴミ箱には血のついた
ペーパーが6枚捨てられており、洗面所のパウダーの上には拳銃
が置かれていた跡が見つける。犯人はレベッカだけを残して
いた事から彼女に対して何らかの固執する物が有ったのではな
いかと推察する。

台所を調べると勝手口には椅子が置かれて開けられない様に
してある。ワインは特注品でキャミーは死ぬ間際にワインの事
を口にしていたかも知れないとサラは告げる。

一方検死医のアルはラボで遺体を調べる。
被害者の内ジェニファーだけが肋骨にヒビが入っている事。
レベッカ以外の被害者はナイフで首が切れている事。
キャミーは首の切り込みが甘かったために生きていられたとの事
彼女には帝王切開の跡が有るとの事。エミリーとローレンから
は性交渉の跡が見られること。レベッカだけは性的暴行の跡が
有り、犯人は刃物の先を被害者の体内に残していった事が分かる。
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当面の容疑者は2名。

1人はワインボトルに指紋が残っていたクリス・マニング。
もう一人はこの家を取材して記事として世に出したルイス・グ
レーバーグ。
クリスは遊び人でバーに入り浸りで、そこで出会ったローレン
と付き合っていたが、エミリーとも性交渉を行っていた。
ルイスは単純に取材してくれたお礼としてワインを送ったようだ。

キャミーには出産した跡。

全く流れとしては関係なかったが、最後に別れた夫・コリーが
登場する。アナベル(フィン)という子供を産んだが、若すぎた
為に結婚せず子供も手放してしまった。後悔していることを
コリーは語る。

使われたナイフはセラミック製

6人のショーガールたちは乳ガンの友達のためにチャリティを
行いその時に売るために作った包丁が凶器として使われてしま
った。

犯人と被害者の接点。

犯人はアルコール依存症で、性的暴行で逮捕歴がある。
最近出所してきたばかりで犯行を行ったと言うこと。
たまたまトリップ・ワイヤー・バーでキャミーの事を見掛けた
というだけで後を尾行されて襲われてしまった。

優しいニック

今回はサラが被害者の一人を看取った訳だが、自分にはもう少し
何か出来たのではないかと考えるサラに、一人で死なずに済んだ
と声を掛けた。

ウォリックと被害者の関係

被害者の内・エミリーとは幼い頃ウォリックが住んでいた近所の
子供だったらしい。祖母のメアリーと久しぶりの再会。
それが訃報を知らせる物というのがちょっと寂しい。

献身的なサラのミス

被害者の一人を看取った彼女。更に被害者が出たとして彼女は
一緒にその被害者と救急車に乗る。しかしその被害者は加害者
であり犯人であったこと。手を繋ぎながら励ました事にちょっ
ぴり後味の悪さを感じるものだった。

グレッグの裁判は和解する。

検察がなんと250万ドルを払うことで裁判は回避された。
金を払うと言うことはグレッグに落ち度があったという事。
政治的判断であるとグリッソムは告げるがちょっぴりこれまた
後味が悪い。

ギル・グリッソム (ウィリアム・ピーターセン) CSIリーダー
キャサリン・ウィロウズ (マージ・ヘルゲンバーガー) CSI (新主任)
ニック・ストークス (ジョージ・イーズ) CSI
サラ・サイドル (ジョージャ・フォックス) CSI
ジム・ブラス (ポール・ギルフォイル) 刑事
ウォリック・ブラウン (ゲイリー・ドゥーダン) CSI
アル・ロビンス (ロバード・デヴィッド・ホール) CSI検死官
グレッグ・サンダース (エリック・スマンダ) CSI研究員
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
ソフィア・カーティス (Louise Lombard) CSIから刑事へ
ウェンディ・シムズ (Liz Vassey) CSI (DNAラボ)
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) ラボ
ヴァルタン (Alex Carter) 刑事
ジョー・メトカルフ (Joseph Patrick Kelly) 刑事
ボビー・ドーソン (Gerald McCullouch) CSI、銃弾検査
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) CSI
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事

メアリー・ウィルソン (Ruby Dee) エミリーの祖母
マーロン・フロスト (Walton Goggins) 前科者
コーリー・アーチフィールド (Charlie Weber) キャミーの元彼
ルイス・グレイバーグ (Robert Gant) 記者。家を取り上げる
クリス・マリンズ (Kellan Lutz) ミュージャシャン
ジョナサン・アラニズ (Marshall Allman) レベッカの彼氏
マルロ・バークスデール (Mykel Shannon Jenkins)

被害者6名 (ショーガール)
キャミー・ブルックストーン (Tiffany Dupont) 最後に死ぬ
リビー・クーパーソン (Betsy Rue) 金髪
ジェニファー・スミス (Nadine Heimann)
レベッカ・メイフォード (Helena Mattsson)
エミリー・ウィルソン (Amber Stevens) ウォリックの知人
ローレン・ウォーダーソン (Elizabeth Tsing) クリスと関係


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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