CSI: 科学捜査班
CSI: Crime Scene Investigation
(シーズン8)

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi8/
http://www.watch-csi.jp/csi/csi8episode.php


第9話 アル・カポネの椅子 Cockroaches

脚本/Dustin Abraham
監督/William Friedkin
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古いゴミ収集車がゴミをまき散らしながら公道を失踪する。
運転しているのはブロディ・ビッグス(B・B)。白バイが通報を
受けてブロディを追い掛け捕まえようとするが、ブロディは
車に轢かれて亡くなる。ごみ収集車からは遺体が飛び出してく
る。デビッドによると遺体は死亡から9時間から10時間経って
いるという。
この日CSIの担当官・ウォリックは離婚した妻・ティーナとの
話し合いの関係で遅れてくる。

ラボで遺体を調べていくと、遺体は20代後半。死後にごみ収集
車によって押しつぶされているという。死因は鼻と口をシルク
の繊維で押しつけられた事による窒息死。
ドライバーのブロディは元警察官で、現在は自動車修理工を
行っていたという。

押しつぶされていた遺体はジェイソン・クルーズだと判明する。
5つのクラブで働いている男性だった。
ジェイソンの家を調べると、この家のベッドが犯行現場だと
判明する。彼の母・ベリンダに話しを聞くと、昨夜の3時頃電話
したという。10代の頃からリムジンの運転手をしており、息子
はとてもクラブのオーナーたちに気に入られており、次々と
クラブの共同パートナーとして任されていったという。

ゴミ収集車を調べていくと、ゴミの内容物は80年代のもの。
そしてナンバープレイト自体も80年代のモノで、ナンバーは
登録されていなかった。トラックは偽装されていて元々は橙色
の車だった事が分かる。

ブロディが走行中に捨てた22口径の銃も見つかる。プロの仕業
だとして、その雇い主は誰なのかが焦点に当たる。

ゴミ収集車は元々リ・ジェンシーのもので、リーガル・サニテ
ーション・グループが購入していた事が判明。オーナーは
アンソニー・ペズーロ(通称:ワッコ)と呼ばれるマフィアで
1983年にウィスコンシンデルズで殺されて、妻のケイトは
ごみ収集業を廃業している事を知る。なんとケイトとは、ジェ
イソンの母親・ベリンダである事が分かる。彼女は証人保護プ
ログラムを受けている人物である事が判明。運転手のブロディ
についてもよく知っていた。しかし23年前から逢って居ないと
いう。ごみ収集車に関しては、ルウ・ゲッタに譲ったという。
ゲッタとは私達には近づかないという取り決めを行ったと
いうが・・・

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ラスベガスらしい事件

今尚マフィアの存在した頃の影を引きずっているラスベガスの
街並み。
被害者も警察官もストリップクラブで起こる事件に対して、
誰も告発しようとしない現実。
ボッタクリバーというのはどの国でも存在するもんなんだね。

ウォリックが離婚騒動でかなり参っている

以前のエピソードの中で、サラと睡眠薬談義に花を咲かせてい
たウォリック。眠る前にはダウナー系の薬を飲み、起きている
時にはアッパー系の薬を飲んで居ることが判明する。

ギルに相談するも相手にされず。しかしニックが彼の現状に
気がつき強く指摘してくれた。ただこればかりは簡単に解決
する問題ではない感じだね。

ウォリックの様に強靱な肉体を持ち強そうな人物でも、精神から
病んでくると太刀打ち行かない現実があるんだね。

ジェイソンとルウ・ゲッタの関係

ジェイソンはペズーロの息子。ペズーロはマフィアのボスで
彼が最後のマフィアだった感じ。父親が殺害された当時、ジェ
イソンは3歳だったということで父親のことは何も知らない
様だ。
ジェイソンは、ルウがボッタクリで客に酷いことをしているのを
知って客を回さなくなったことで殺された様だ。

今回のドラマは映画監督William Friedkinが担当。

アカデミー賞で五部門獲得した「フレンチ・コネクション」の
監督だ。若かりし頃のジーン・ハックマンが出演して、麻薬
捜査課の刑事たちの姿を描いた作品。
随分昔に見た記憶があるが、劇中ニューヨーク市街地をもの凄い
スピードで車を走らせていた印象があるな。

なかなか尻尾を掴めない

被害者が被害届を出さないことで、なかなか見つかるものも
見つからない。
ビッグスをひき殺したのは、単なる通行人なのか。それとも
ゲッタの息の掛かった人物なのかという感じだが、その辺は
一切言及がなかった。
ビッグスが持っていた銃は1993年の未解決事件にも使われて
いたって事で、捕まえれば色んな事件が解決しそうなんだけどね。

ウォリックが近づいたストリッパー"キャンディ"が殺害される

ウォリックが殺されてしまうのではないかとしてハラハラする
展開だった。
あのストリップクラブの裏に有った鉄板焼き機は一体何に使う
のだろうか?あの中に放り込まれたりするのかな。


ギル・グリッソム (ウィリアム・ピーターセン) CSIリーダー
キャサリン・ウィロウズ (マージ・ヘルゲンバーガー) CSI (新主任)
ニック・ストークス (ジョージ・イーズ) CSI
サラ・サイドル (ジョージャ・フォックス) CSI
ジム・ブラス (ポール・ギルフォイル) 刑事
ウォリック・ブラウン (ゲイリー・ドゥーダン) CSI
アル・ロビンス (ロバード・デヴィッド・ホール) CSI検死官
グレッグ・サンダース (エリック・スマンダ) CSI研究員
デビッド・ホッジス (Wallace Langham) CSI
コンラッド・エクリー (Marc Vann) CSI上司
デビッド・フィリップス (David Berman) CSI (眼鏡の方) 検死
ソフィア・カーティス (Louise Lombard) CSIから刑事へ
ウェンディ・シムズ (Liz Vassey) CSI (DNAラボ)
マンディ・ウェブスター (Sheeri Rappaport) ラボ
ヴァルタン (Alex Carter) 刑事
ジョー・メトカルフ (Joseph Patrick Kelly) 刑事
ボビー・ドーソン (Gerald McCullouch) CSI、銃弾検査
ヘンリー・アンドリュース (Jon Wellner) CSI
ミッチェル (Larry Mitchell) 刑事

ロニー・レイク (Jessica Lucas) サラの相棒

マイケル・レイカーク (Rick Hoffman) マネージャー
ベリンダ/リンダ (Beth Broderick) ジェイソンの母
ルゥ・ゲッダ (John Capodice) ストリップオーナー
ジョアンナ・クラムスキー (Rebecca Budig) "キャンディ"
ジェフリー・マッキーン (Conor O'Farrell) 副保安官
--- (Dennis Christopher) ホームレス
--- (Christina Cindrich) カクテル・ウェイトレス 
ジェイソン・クルーズ (John Dennis) 被害者

--- (Nathan Frizzell) 冒頭の若者。前のシート
--- (Shannon McKain) 冒頭の若者。後部シート
--- (Jeremy Radin) 冒頭の若者。ドライバー


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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