CSI : マイアミ
(CSI : MIAMI シーズン10)

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Nov. 6, 2011
第6話 青い死体 By the Book

脚本/Melissa Scrivner-Love
監督/Gina Lamar
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カリーとデルコは死体発見の通報を受け、孤島へとやってくる。
カーフェリーを使って現場にやってくるなんて初めてだという
カリー。通報者は名乗らず男性だったことだけは分かっている
という。外では雷鳴が轟いていた。邸宅はとても豪邸だが、
生前信託の受取人には名前が記載されていないのだという。
リッチな生活だけど私はこんなところに住みたくないという
カリー。懐中電灯を使って家の中を調べていく中で、デルコは
天井から逆さづりにされている女性の遺体を発見する。
しかも皮膚が真っ青をなっていて、こんな遺体は初めてだとい
う。体内にある全ての血液が抜き取られている事を知り、首には
妙な傷が付いていると語る。これは針ではなく噛まれた痕だ
ろうという。カリーはハロウィンなんて大嫌いと呟く。

ホレイショたちも現場に駆けつける。
人の血液は体内に4リットルある筈だが、現場では一滴も血痕
の痕が見つからなかった。殺害場所は別の所であり、デルコ
たちに現場を突き止めるよう指示する。

ウルフは遺体の写真を撮影し、ローマンは現場で検視活動を
する。遺体はブレスレットと時計をしていた。
ローマンによるとパケットの中にフェリーのチケットが入って
いる事を告げ、被害者はアンドレア・エディソンだと語る。
この島に来るにはフェリーで来るしか無く、ID提示しなければ
ならなかったのである。そしてアンドレアはこの家のメイドで
ある事を知る。ウルフはアンドレアについてコンピュータで
調べると、24歳、南部の名門大・ヴァンダービルト大学を首席
で卒業している人物だという。しかしそんな名門校を卒業して
メイドなのか?とウォルターは疑問に感じる。そんな中、ローガン
は突然指が痺れるとして、道具を手から滑り落としてしまう。
遺体からはネズミの死骸の臭いがするというウルフ。ローマン
ドクニンジンも同様の臭いがする事を告げ、被害者の体に
付着していたものかもしれないと語る。皮膚から体内に入れば
危険な物質だった。

庭に植えられている植物を調べると、該当する植物を見つける。
するとケニーという庭師が現場に居た。ウルフたちは署まで
同行して欲しいと告げる。ケニーは害虫よけに栽培していた
だけだと告げ、今までずっと森の中で薪割りをしていたのだとい
う。依頼主とは遭った事はないが、ミラノに居ることを聞いて
いるという。いつ来ても良いように綺麗にしておけと命令されて
いる事を語る。

館の主を捜そうという。
デルコは館の中から一通の手紙を見つけるが、その手紙が何の
言語で書かれているのかまるで分からなかった。カリーも
またラボでスキャンしあらゆる言語と比較するが、手紙に書かれた
文字はどの国でも使われていない言語だという。つまりデタラメ
という事ではないのかというが、もしかするとオカルト言語かも
知れないと語る。デルコは1950年代からのオカルト言語を
調べて欲しいと告げる。すると2009年に作られた言語であり、
マリリン・ミルナーという若者に人気のバンパイア小説
「愛のファーストバイト」で億万長者になった小説家だと知る。
しかもその邸宅の持ち主はマリリンである事を知る。
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    一滴も残らず血が抜かれた遺体が豪邸に吊されて発見される。
果たしてなんのためにそんな殺害の逸れ方をしてしまったのか。

ハロウィンの時には犯罪率が増加するアメリカらしいエピソード。
放送日が11月の6日となってるのでハロウィン明けの週で
タイムリーなところも有ったのかも知れないけど、口では
ハロウィンだなんだと言っているけど、マイアミのハロウィン
にはハロウィンらしい雰囲気が無かったな。

血を抜き取るというシリアルキラーはこれまでにも居た気が
するけど、普通の小説家がこんな事をするものだろうかと
いう気がするし、事件が発覚した後には意外と容疑を認める
のか早かった感じ。

実態のあるかどうかも分からないマリリンの存在というのが
面白く出来ており、テクノロジーを使ってあっさりとマリリン
本人を見破るところも笑えた。

プロットだけを作者が作り、ゴーストライターが全て脚本
を仕上げていたこと。そんな事をすればいずれ地位が
乗っ取られるとは考えなかったのだろうか?

人間の血液は4リットル。人はその半分を失うと出血死を
してしまうので、ポンプの役割を果たしている心臓が止まれば
血液の流れ自体が止まると思うのだけど、よくぞ最後の一滴
まで絞り出せたなという感じ。

毒が体に付着し、ローマンが必要以上に手を水で洗っている
姿が有ったり、ワインのコルクが被害者の髪の毛に
付着しているのを知って、トラヴィスがイギリス人らしく
ワインの知識を披露していた。

また今回は珍しくカリーが容疑者を追いかけるというシーン
が描かれ、木の上に昇る容疑者の枝を銃で撃ち抜いて
落とすという滑稽さがなんとも言えなかった。



ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) CSI
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析
ウォルター・シモンズ (Omar Benson Miller) CSI

フランク・トリップ (Rex Linn) デイド署・刑事
ジェイク・バークリー (Johnny Whitworth) デイド署・刑事
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 元刑事、現在私立探偵
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
サマンサ・バリッシュ (Jessica Szohr) CSI
タラ・プライス (Megalyn Echikunwoke) 検死官 (s7 #2から)
マイケル・トラバース (Christopher Redman) ラボ職員 (s7 #3#18)
ジェーン・バートレット (Samantha Quan) ラボ職員 (s7 #5#6)
デイヴ・ベントン (Wes Ramsey) 写真分析
ジェシー・カルドーソ (Eddie Cibrian) ラボ職員 (s8より)
ウォルター・シモンズ (Omar Benson Miller) ラボ/現場写真分析
トム・ローマン (Christian Clemenson) ラボ/監察医
ニッキー・ヴェガ (Alexandra Adi) ラボ
モリー・スローン (Leven Rambin) ラボ

ローレンス・キングマン (Orlando Jones) シェフを装うライター
ケニー・バーンズデール (Michael Ray Escamilla) 庭師を装うライター
ウェス・レイバーン (Chad Todhunter) バンパイア狂信者
ジョセフ・クランバウ (Johnathon Schaech) 編集長
マリリン・ミルナー (Diane Farr) バンパイヤ小説・作家
アンドレア・エディソン (Aria Pullman) ゴーストライター・被害者

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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