12 Jan. 2013
第14話 美しき性悪女たち Last Straw
脚本/Michael McGrale、Melissa Scrivner-Love 監督/Bill Gierhart
--------------------------------------------------------
乗馬クラブから馬が脱走する。オールドパーム通りに馬が走り
回っているという通報を受け、ウルフは現場に直行する。 気性の荒い馬故にウルフの手に負えずにいると、カリーが
やってくる。馬は怯えているだけなのでミントなどを与えて 落ち着かせれば良いのだという。食べ物を与えれば緊張は解れる
ものだという。鞍とロープには血痕が付着していた。取りあえず
この馬が何処の馬なのかを調べようと語る。 ウルフは牧場の柵を乗り越えたことを知って足跡を辿って馬
の足取りを探していくと、気の近くに女性が倒れていた。 すぐにカリーとホレイショたちに連絡を入れる。
現場を見ると枝にはこすった痕があり、調馬索が使用されている 事を知り、馬で被害者をツルしたのだろうと語る。
この厩舎のオーナーのジョアンナ・トーリングに話を聞く。
写真を見せると被害者はキャシディ・ウェラーだという。
その馬は彼女が所有していたチェスナットと言われる馬で、
今月から馬を預かっているという。顧客への対応や馬の世話は 全て娘・エルが行っている事を告げる。現在夫・ダンはタラハ
シーに行っているという。キャシディについて尋ねると、エル
はよく知らないと語る。エサをやる前に彼女は乗っていたのだ という。
現場を調べるカリーとローマンは彼女を殴りロープに吊した形跡
を見つける。しかしカリーは遺体がネックレスを付けている 事を知って、乗馬になれた人ならばネックレスをしない筈だと
いう。ネックレスはファイ・ガンマ・アルファという大学学生
のクラブのものだった。彼女は30歳代前半だが、生涯大学の クラブに関わる人もいるのだと語る。
遺体に付着している調馬索であるロープは厩舎ではごく当たり前 に使用されているものだった。
数百人が厩舎には出入りしている為に特定するのは難しいので はないかという。馬房を調べるデルコとホレイショはそこで
コンドームの袋を見つける。
ローマンは遺体から性交渉は今朝したものだろうと語る。 腿には擦過傷や裂傷が有るので、合意とは思えないものがある
という。毛髪が付着しているのでDNAから相手が特定できる のではないかというものだった。
DNAから、キャシディと関係を持っていたのはミッキー・クイント
だと判明する。ウォルターとナタリアは彼から話を聞くと、 確かに彼女とはつきあっていたが遊びであり、互いに了承済み
だという。忙しい為に厩舎で会っていたのだという。ウォルター たちは法廷強姦の前歴がある事を告げ、遺体には索痕や擦過傷
が有りレイプに見える事を告げると、彼女の好みに合わせた だけであり荒っぽいプレーが好きでロープで縛ったプレイを
した事を認める。
サマンサとウルフは被害者の見つかった現場を探す。
サマンサはウルフが馬に手こずったことを聞いたとするが、ウルフ は俺は馬と話が出来るんだと語る。現場を調べると石には血痕が
付着しており、これでキャシディの頭部を殴ったのだろうと
告げる。更にウルフはヘビが居ると驚くが、実際には乗馬用の ムチである事が分かる。イニシャルはRPと書かれており、
Rachel Petrellaではないかと告げる。
レイチェル・ペトレリは学生クラブでも指導的立場の人間だった。
トーリング厩舎に馬を預けている事を告げるとウィルターと
カリーはキャシディについて尋ねる。そして現場にムチが 落ちていた事を告げると、馬のアブラガダブラは大人しい馬
なのでムチが要らないので落としてしまったのだろうと語る。 今朝は馬には乗らなかった事を告げ、私は現在離婚協議中なので
裁判所に行っていたという。夫はミッキー・クイントだと聞き、 キャシディと浮気していた男性だと分かる。
再びミッキーから話を聞くが、ミッキーにも会社の防犯カメラ に犯行時効に姿が映っていることが判明する。殺し屋を派遣
したのではないかという疑惑を持つ。レイチェルにも別室で 話を聞くと、キャシディの事を専業主婦の泥棒ネコだという。
しかしミッキーが法廷に遅刻していることに違和感を覚える。 財産分与の裁判に於いて、男性が遅れる筈は無いということ
だった。ミッキーはレイチェルが時間に遅れそうなので、自分も ゆっくり訪れた事を語る。
-------------------------------------------------------- |