第15話 壊れた男 （Skeletons）

脚本／Elizabeth Devine、John Haynes 監督／Karen Gaviola

ビーチバレーの試合で盛り上がるビーチ。
そこにダンを連れてデルコは見学に訪れる。デルコは顔が
広く、声を掛けてくる女性も多かった。
そんな中ビーチバレーをしているコートの中で砂に埋もれた
遺体が発見される。

シーズン4の6話[容疑者ホレイショ・ケイン]の中で突如登場
したウォルター・レズデン事件が解決を見せる話しだった。

殺された遺体は警察に見つかれと言わんばかりに放置されている。
遺体の口の中に残されていた鍵。
全ては警察を誘導するために犯人が仕組んだものだった。

これまでにレズデンによって殺されたと思われる被害者達の
身元・経歴を調べていくと共通点が見つかる。
モリスという里親に育てられた7人の里子達。
レズデンもまたそのウチの一人だった。

レズデンとジェニファーの出会いがあまりにも不自然。

レズデンとホレイショの因縁の関係を描いているとはいえ、
事件は何故かホレイショ周りでいつも起こるというのは
不自然だ。

ドラマとして面白いのは、犯人は警察から見つからないように
遺体を偽装しているものの、実際には真相を知って貰いたいと
いう犯人の真理状況にある。

警察をあざ笑うように現場に残していくヒント。
そのヒントを辿っていくと一人、また一人と被害者の遺体が
見つかっていく。

一緒に育ったはずの里子達を殺していくことの不条理さを
感じるのだが、虐待を止めずに見ている人間もまた加害者だと
いう犯人の主張なのか。

意外なのはホレイショもまた虐待を受けて育っていたという
事実が判明すること。何処か彼の中に冷徹な部分と子供や弱者
に対して優しい顔をする二面性はこういった過去にあったのね
と納得する部分でもあった。

デルコとナタリーの間に子供が出来たのかと思わせるエピソー
ドも有ったが、誤解だと分かりホッと一安心。

更に細かい突っ込みで悪いが、遺体が見つかった部屋は32度
だと言っているのに、CSIのメンバーが長袖のジャケットを
羽織っているのは不自然ではないか?

デビッド・カルーソ (ホレイショ・ケイン) リーダー
アダム・ロドリゲス (エリック・デルコ) CSI
カンディ・アレキサンダー (アレックス・ウッズ) 検死官
エミリー・プロクター (カリー・デュケーン) CSI
ジョナサン・トーゴ (ライアン・ウルフ) 新人CSI
ソフィア・ミロス (イエリーナ・サラス) 刑事
Rex Linn (フランク・トリップ) 刑事
Boti Bliss (マキシ・ヴァレイラ) CSI
Brian Poth (タイラー・ジョンソン) CSI・分析
Cristian de la Fuente (サム・ベルモンテス)
Brooke Bloom (シンシア・ウェルズ) CSI分析ラボ 美人職員
Christina Chang (レベッカ・ネビンズ) 州検事補
David Lee Smith (リック・ステットラー) 内部調査。サラスの彼
Shelli Bergh (ポーラ・ムロ) CSI
Eva La Rue (ナタリア・ボア・ビスタ) DNAラボ
Brendan Fehr (ダン・クーパー) CSI

guest
Alexandra Lydon (ジェニファー・ウィルソン) 両親を殺される
Vince Grant (ジョン・モスリー) 里子
Steve Ryan (モリス・イェーツ) 里親。幼児虐待
Jose Yenque (マニュエル・マルティネス) ゴミ管理者
Joel West (ジェサップ) 巡査。ジェニファーの護衛
Damian Young (ウォルター・レズデン) 連続殺人鬼
Candace Kroslak (ニコール) デルコの知人
Mike Faiola (ビリー)
Naja Hill (ケリー) デルコの知人
Josh Jacobson () 若い頃のジョン・モスリー
Atom Gorelick () 若い頃のウォルター・レズデン.
Tod Nakamura ... Officer #1
Misty May-Treanor ... Herself
Kerri Walsh ... Herself
Kyle Kaplan (若い頃のブレット・フランダース)
Chris Lerude (クリント・ホルツ) 被害者。元里子
Haley Ramm () 9歳の頃のジェニファー・ウィルソン

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)