第23話 二人の旅立ち（Shock)

脚本／Corey D. Miller、Brian L. Davidson
監督／Karen Gaviola

人気モデルのニッキー・ベックが自らが主催するパーティー
の傍らで何者かに殺害される。殺害現場は風呂場。入浴中の
ニッキーの元に何者かが日焼けランプを投げ込み感電死した
のである。当初ニッキーといがみ合う関係にあるエープリル
の犯行かに思えたが、実生活では二人は仲良しである事が
判明する。

事件は殺人事件から派生し、麻薬製造・人身売買の実態を暴く
ものへと発展する。

今回のお手柄はカリー先生によるものだ。
現場の写真から、届いたばかりの花がしおれている事を発見。
花がしおれているのは湿気が多いためのものであり、足跡の
採取が可能であること。そこから殺害現場にいた何人かの
足跡を見つける。
足跡だけで殺害当時の犯人の動きを推測するのだから凄いね。

ただドラマとしてはその場に居合わせただけでは犯人と確定
出来るものではない。そこでCSIが取った策は日焼けランプを
投げ込んだ事で、被害者が暴れたであろう水しぶきの返り水を
浴びていることを予想して、服に付着している水跡を照合した
のである。見事一致し犯人逮捕に至る。

しかしドラマとしては途中で派生したルシア捜索願のエピソード
が残っている。
麻薬の売人からルシアを男性に売ったという証言。
100ドル紙幣に付着する薬品の跡から、大学教授へと導き出され
た。

今回この一連のドラマ以外にも、ホレイショとマリソルの
結婚する場面が有った。なんだか突然のエピソードだけど、
これが次回への布石となっている。
結婚式に出るべきかで葛藤する弟・エリックの苦悩が有ったが
最後はちゃんと出席。まぁ当然の結末かな。
そして最後にホレイショを狙う銃口。新婚なのに早くも命が
危ない。警察官という難儀な職業だから仕方がないといえば
仕方がないのだが、どう切り抜けるのか気になるね。

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

デビッド・カルーソ (ホレイショ・ケイン) リーダー
アダム・ロドリゲス (エリック・デルコ) CSI
カンディ・アレキサンダー (アレックス・ウッズ) 検死官
エミリー・プロクター (カリー・デュケーン) CSI
ジョナサン・トーゴ (ライアン・ウルフ) 新人CSI
ソフィア・ミロス (イエリーナ・サラス) 刑事
Rex Linn (フランク・トリップ) 刑事
Boti Bliss (マキシ・ヴァレイラ) CSI
Brian Poth (タイラー・ジョンソン) CSI・分析
Cristian de la Fuente (サム・ベルモンテス)
Brooke Bloom (シンシア・ウェルズ) CSI分析ラボ 美人職員
Christina Chang (レベッカ・ネビンズ) 州検事補
David Lee Smith (リック・ステットラー) 内部調査。サラスの彼
Shelli Bergh (ポーラ・ムロ) CSI
Eva La Rue (ナタリア・ボア・ビスタ) DNAラボ
Brendan Fehr (ダン・クーパー) CSI

guest
Brent Weber (ブランドン・ヘス) ニッキーの彼。バンドマン
Sasha Barrese (エープリル・グッドウィン) ニッキーのライバル
Daniel Bess (チャド・ムーア) ニッキーのマネージャー
Alana De La Garza (マリソル・デルコ) ついに結婚
Leila Arcieri (ニッキー・ベック) 人気モデル
Katie Walder (メリンダ・カーソン) ニッキーの付き人
Mark Aiken (コリン・ダンビル) 大学の教授。
Lela Loren (イザベラ・マンレサ) 麻薬精製工場で働かされる
Alex Mendoza (アロンゾ・ルイス)
Leslie Odom Jr. (ジョセフ・カイル) CSIラボ職員
Carlos Alvarado (フェリックス・ナロー)
Victoria Recaño ... Reporter
Taymour Ghazi ... Paparazzo #1
Mirtha Michelle (ルシア・マンセラ) イザベラの妹
Keith Johnson ... Paparazzo #2
Robert McAtee ... DJ (uncredited)
Frank Torres (ダリオ・サネス) 研究室の爪楊枝からたどり着く