CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン5) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami5/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第13話 熱い砂 Throwing Heat

脚本／Krystal Houghton 監督／Joe Chappelle
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土曜日の深夜から早朝にかけて、海からホールオーバービーチ
に上陸するものの姿があった。急いで砂浜を走っていくが、
突然砂浜に設置されていた地雷を踏んで爆死する。

すぐに検視が入る。ズボンからはキューバの紙幣が見つかった
事や、この海岸がマイアミでの難民上陸のポイントとなって
いることから、違法入国者である事を知る。地雷の圧力版が
辺りに散乱し、海岸にあるはずのボートが無くなっている事に
気がつく。
トリップは沿岸警備隊から話を聞こうとするが、突然トリップ
もまた地雷を踏んでしまう。足を上げたら爆発する状況の中、
爆弾処理班によって適切な処置が行われる。トーチと呼ばれる
アルミと硝酸バリウムなど地雷のTNT火薬を爆発させずに焼いた
のである。熱によってシリカ繊維が燃焼し、燃え切った後には
爆発する事が無くなるのである。
一日のはじめがこれかとトリップはうんざりする。

現場ではいくつか埋められている地雷を爆発処理する。
砂をふるって証拠集めをするが、爆発によって現場が壊れて
しまう事は明らかだった。
現場には逃げ去った跡だと思われるタイヤ痕と、岩場には双眼鏡
のレンズだと思われるものが落ちていた。近くに目撃者がいた
のか、それとも犯人なのか?
アレックスはラボに戻り、遺体の胃の中を調べると、キャビア
やロブスターを食べていることや、移民としては身なりもきちん
としている事から、金持ちなのではないかと疑う。
また死因は地雷が中足骨を吹き飛ばして、その骨が肺に刺さった
ものである事が分かる。また体が一般の若者よりも絞まっている
事に気がつく。

そんな中、非番であったはずのデルコがラボにやってくる。
裁判の証言に行ってきたという彼は、カリーから現在抱えている
案件を尋ねる。すると難民の人間の死である事を聞いて、難民が
市民権を得るためのバーを知っているとし、帰りがてら話を
聞きに行くという。

バーテンの男・ロベルトは、被害者の男は見たことがないという。
そんな中、突然バーの中で一組のカップルが喧嘩しているのを
目撃。ヴィンスという金髪の夫と、女性はカルメンだった。
襲いかかってくるヴィンスを殴り飛ばすデルコ。彼は私の夫で
あることを告げる。

岩場に落ちていたレンズには上皮組織が付着。DNAを調べると
ウォルター・ダンリーのものだと判明。彼は過去に嫌がらせや
破壊行為、加重暴行、移民への憎悪犯罪の前歴があることを
知る。彼を呼び出して話を聞くと、移民のせいで仕事が無くな
っている事で、監視して通報していたのだという。あの日は
爆音で目が覚めたもので、車に男が飛び乗るのを見たという。
フロリダナンバーの車で、ナンバーには3と2が含まれていたと
告げる。
ダンは該当する車を調べていくと、18インチのタイヤ痕から
ポルシェの911である事が判明。該当者を調べると、バリー・
エリスというスポーツエージェントのものであることが分かる。
彼はアリオとホルヘをスカウトし、メジャーに斡旋する仕事
をしていたという。18歳にして一年マイナーで調整すれば
メジャー行きも夢ではない実力が有ったとのことだった。
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★トリップが地雷を踏む

こういう方法で地雷を除去できるのねという展開を見せられた。
トリップがいつ爆発してもおかしくない状況の中、決して
逃げずに近くにいるホレイショは勇気があり、信頼に厚い理由
が分かる瞬間だったね。
助かった際に朝からホレイショの満面の笑顔が見られた。

★海岸の遺体はキューバ人・アリオ。

プロの選手として期待される人物。
エージェントのバリーが強引に連れてきたものだけれど、100万
ドルの投資をしているために、容易には諦められなそうだ。

★現場に落ちていたもの

レンズが見つかる。これはウォルターのもので、移民を嫌って
いる南北戦争以前からアメリカに居た系統のアメリカ人らしい。
まぁ違法な難民を通報するのは悪いことではないのだろうけど
ね。過去に何度も強引な手口でそれらを取り締まろうとしていた
所がちょっとまずい。

地雷の安全ピンから、犯人に繋がる物質が・・・
鉱物油、テレビン油、ロジンが検出。ピッチャーが滑り止め
に使うもの。結果的に地雷を仕掛けたのはルーだった。
それにしてもよくピンポイントでアリオに地雷を踏ませることが
出来たな。

★船に乗っていたのは3名

二人の野球選手と、もう一人は殺し屋。
野球選手のことを銃弾・223で脅した事。レーザー・ボアサイ
ターまでも持っていたことから、相手はライフル銃を扱う暗殺
者である事が判明。マイアミは反カストロ政権の中心の地で
有ることから誰かを狙っているものだと分かる。

★ライフル銃の持ち主

かつて議員殺害容疑がかかっていたアレハンドロのライフル銃
だと分かるが、既に盗まれたもので、殺しは若い者の仕事だと
いう。現在彼はカーイェ・オーチョで葉巻店を経営していて、
既にアメリカンドリームは手にしている事を告げる。

★ディキシー運河で容疑者のボートが発見

発見されたのは良いけど、調査中にライフル銃で危うく
ホレイショとウルフが撃たれそうになった。
別件で逮捕されたバーテンの男性・ロベルトによると、相手は
ギレルモ。ターゲットはミゲル・サントラだという。

★デルコが詐欺師にハメられる

夫人を助けたはずが、実際には訴訟をしかけるための罠だった。
なんかデルコが不幸すぎて見ていられない。
ヴィンスが亡くなったと聞いてザマーミロって感じだったのに、
カルメンの豹変ぶりには驚かされるな。
アメリカのドラマで、ラテン系の女性ってこういう小狡くて
金に執着する人が多いよね。「デスパレートな妻たち」の
ギャビーも相当金の為には色々とするしね。


ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) 新人CSI
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 刑事
フランク・トリップ (Rex Linn) 刑事
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI

バリー・エリス (Maury Sterling) スポーツエージェント
カルメン・ヘニー (Eve Mauro) 詐欺の妻
ロベルト・チャベス (Victor Webster) バーテンダー
ルー・ペニントン (Charlie Weber) ピッチャー
ホルヘ・ザマレノ (Walter Perez) 野球選手、移民
ウォルター・ダンリー (Tom Kiesche) 生粋のアメリカ人。監視
アレハンドロ・モヤノ (Juan Fernandez) キューバの元殺し屋。葉
巻店
ギレルモ (Byron Quiros) 殺し屋
アリオ・パスターノ (Brandon Michael Vayda) 野球選手、移民
ミゲル・サントラ (Alejandro Furth) 反カストロ
ビンス・ヘニー (Dewey Weber) 詐欺の夫

--- (Tom McCafferty) 爆弾処理班
--- (Monica Herman) デルコに訴状を持って行く
--- (Austin Priester) 刑事

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)