CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン5) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami5/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第19話 黒い手帳 Bloodline

脚本／Marc Dube、John Haynes 監督／Carey Meyer
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ダグ・ランシングとアンナ・シヴァーロは、この日ティエラ・
ベイホテルのカバナスイート4号室で関係を持つ。しかし男は
食事を取った後、椅子に座ろうとして突然目眩がして倒れて
しまう。

アンナはすぐにホレイショに電話する。現在ホテルの傍にいて
大変なことになったという。ホレイショはすぐに現場に行き、
砂浜で隠れていたアンナを発見。彼女の服は血痕が付着し
ただごとではない事が伺えた。事情を聞くが記憶がないという
彼女。ポケットを探らせると、中にはホテルのスイートのカード
キーが有った。部屋を調べると床には血痕が付着。天井から
血がしたたり落ちるのを見て見上げると、部屋のロフトには
男性の遺体が横たわっていた。
すぐにトリップ刑事らもやってくる。ホレイショは彼女は人を
殺していない事を告げるが、今のところ第一容疑者である事を
告げる。

アンナから改めて話を聞くと、食事をしたことは覚えていると
いう。亡くなったのはダグ・ランシング。ホルクロフト通信
グループの社長で、実質マイアミ中のメディアを牛耳っている
男だった。アンナはルームサービスをとった事だけ覚えている
という。

一方アレックスとウルフは現場検証を行い、遺体を調べる。
なんと遺体の頭皮の一部がはぎ取られており、まるで西部劇の
処刑だった。ロサドストリートギャングが同様の手口をして
おり、大抵は戦利品として頭皮を持ち帰るのだという。
部屋には確かにルームサービスのトレイが有り、テーブルには
はぎ取ったと思われる頭皮が残されていた。

ナタリアも遅れてやってくると、アンナの着衣を調べるという。
スイートのルームサービスの料理の中に、ベンゾジアゼピア
誘導薬が混入していることが分かる。スケジュールツーの薬物
で主にてんかんの発作を制御したり、睡眠薬として使われると
いう。即効性があり意識や記憶を失う物だと分かる。
それがサンドイッチの中から検出される。
料理を運んだのはジェシー・スターク。しかし彼は協力的で、
指紋とDNAを提供する。
ティエラ・ベイホテルでターキークラブハウスサンドは食べない
方が良いと呟く。
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★金持ちはとことん金をほしがる?

ダグってメディア王で超金持ちだと思うのだが、カジノにまで
手を広げて原住民の利益を横取りしようとしている凄い人物。
もう金もそんなに要らないだろうと思うけど、人の欲求は際限
が無いな。

★原住民の恨み!?

今回はキパヨ族なる原住民が事件にかかわってくる。
アメリカは過去に土地を奪取した事もあって、原住民たちの
居留地でのみカジノを経営するのが許されているという。
そんなカジノ法案成立に手を貸したオーシェイが、ダグを
先住民立法委員会に引き入れたみたい。

★見た目では先住民である事が分からない。

当然CSIでは見た目で判断していく訳ではない為に、双子であろ
うとも見抜いていく姿がある。今回ホテルのスタッフの一人
であったジェシーは1/16のキパヨ族の血を引いているのだという。
利益に預かっていた物が、突然取り上げられた事で、復讐した
ものらしい。

★原住民のレジーも殺される

白人がカジノの件にかかわってきたことで、全ての人生が
狂ってしまった感じか。レジーを殺したのは誰でもなく、妻の
エイドリアンである所は皮肉。しかも金ではなく色恋沙汰で
殺害してしまったもの。

現場に落ちていた紙がカジノで使われている紙吹雪であり、
その紙に付着している成分を微物赤外分光分析と質量分析に
かけた事で判明する。
紙吹雪一つにそんなゴツイ名の検査をするところが凄い。

★ホレイショは一度信じた者にはトコトン応えるね。

アンナの存在は実に胡散臭いものが有り、悪徳郡政執行官の
オーシエイが、アンナの事を信じない方が良いと吹き込んだにも
かかわらずブレのない信頼感を寄せる。
相変わらずホレイショは格好良い。

★レオvsダン

CSIの中でも普段カメラ映像の解析などを行っているダンは
今回は休み。一応グラフィック・ユーザーインターフェイス
セミナーなるものに出席しているのだという。そこで現れたのは
メガネのレオ。隠し撮りでの撮影故に顔は分からないとすると、
ウルフは彼にダンならば解析できるみたいに敵対心を煽り、
解析させた。レオも出来るならば最初からやっとけー(^o^;

★アンナが脅されていたもの

親権問題に於ける金銭的なものみたいだね。
これからアンナは真っ当な道を歩んでいくのか?


ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) 新人CSI
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 刑事
フランク・トリップ (Rex Linn) 刑事
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析

アンナ・シヴァーロ (Paula Garces) 売春婦
ジェシー・スターク (Matthew Morrison) 食事を運ぶスタッフ
ルイス・サリヴァン (Shawn Reaves) 黒い手帳を盗む
エイドリアン・ヴェストン (Tonantzin Carmelo) 原住民
スコット・オーシェイ (Ed Begley Jr.) デイド郡の郡政執行官
ロス・ミラー (Ryan Carnes) ミニバーから金を盗む
ステイーブ・グレイソン (Corey Reynolds) スクープカメラマン 
レジー・ヴェストン (Jay Montalvo) 原住民
ダグ・ランシング (Roark Critchlow) メディア王
カール・ベネット (Jeff Phillips) 弁護士
バリス (Philip Lester) 刑事

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)