CSI : マイアミ
(CSI : MIAMI シーズン6)

http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami6/
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第5話 氷の殺意 Deep Freeze

脚本/Elizabeth Devine
監督/Sam Hill
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記者のウェンディ・レガシックは、元アフメト選手の英雄・
ダグ・マクレインに電話し、上手いこと彼から情報を聞きだそ
うとする。そんな電話中にダグは首もとにナイフを刺されて
殺されてしまう。

通報者は妻の
エリッサだった。
首に刺し傷が見つかるも凶器自体は見つからなかった。
検視するアレックスは頸動脈を切断された事による止血死で
有るが、防御創が無い事を疑問視する。
そんなアレックスの前に
冷凍保存したいとするエリッサと
クライン博士がやってくる。ポーターソン判事から既に検視に
よる遺体の解剖の禁止令を貰ってきているという二人。
生前ダグは蘇生する方法が見つかるまで遺体となった自分の体
を冷凍保存するよう手筈を整えていたのである。

犯人が侵入したと思われる窓を調べるカリー。そこには
両面テ
ープ
が不自然に落ちているのを発見。

一方ジェイクは室内で、ダグの持ち物の一部が無くなっている
事を見つける。被害者のダグは12年前にアメフトを引退したが
現役時代に獲得した
チャンピオンリングの3つ(92年、93年、95
年)が無くなっている事を見つける。ファンの間ではチャンピ
オンズリングと優勝ボールが一番価値があるとの博識さを見せる
ジェイク。

一方靴からも指紋が検出されAFISで該当者調べるもHIT無し。
両面テープに付着する繊維片はイタリアンシルクであり、
部屋の中には無い物質だと判明する。

更にダグが最後に電話していた人物はウェンディだと判明する。
ウェンディに会うカリーはそこで服のサンプルを貰う。
彼女は記者だが主に死亡記事を担当していた。元アフメト選手
は生前肉体を酷使しているために死亡率が高いのだという。
自分は殺害とは無関係であることを告げる。

遺体にメスを入れられない事を受けて、
バートプシーと呼ばれる
X線検査で遺体を調べる。手を骨折している事、また手首が腫れ
ていることが分かる。

ナタリアはインターネットでダグの遺品が売られていないか
調べると、
テオ・ナイトという人物が販売していることが判明
する。テオに事情を聞くとダグのマネージャーであるマーティン
から購入していたことが判明する。

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元アメフトの選手で引退して尚英雄視されているダグが殺害
される。電話中に殺されていた事が判明し、室内からダグの
遺品が盗まれている事が判明する。

遺体の冷凍保存についてはアメリカのドラマなんかでも時々
見られるよね。なんとなくメル・ギブソンの映画「フォーエ
ヴァー・ヤング 時を越えた告白」
なんかを思い出すな。

事件解決にはCSIではありがちな死亡当時の録音したデータの
存在が浮かび上がり、捜査解決に於いて重要な役割を果たして
いく。

事件は金目当ての犯行かに思われたが、実際には愛人との間
にいた息子・ケイレブ・サリバンの存在の発覚から展開は
急旋回する。

ドラマとしては記者が名声を上げるために殺害を計画したような
事も臭わせたが、流石にその流れに惑わされるようなネタでは
無かったかな。

生前英雄視されていた選手が実生活に於いては違うという事
はネタとしてはありがちだし、それを守ろうとするものによって
殺害されるというのもちょっぴり皮肉。

愛人がナイフを刺して正妻がナイフを抜き去る。
女にだらしなかった男の末路に相応しい?結末なのかも知れない。

CSIネタとしては、ナタリアが肩の関節を外したせいで、
問題が広がってしまうエピソードが有った。
デルコがうっかりジェイクとカリーの事をリックに話してしまう
けど、既に公然の関係なのかと思っていた。
警察官同士の交際について禁止するというのも、日本ならば
ともかくアメリカでもこんな規制が議論されているとは意外。
まぁセクハラ訴訟とか大変面倒くさいお国柄なのかも知れない
けれどね。

ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) CSI
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI (s6 #4で逮捕)
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析

フランク・トリップ (Rex Linn) デイド署・刑事
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官
ジェイク・バークリー (Johnny Whitworth) デイド署・刑事
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 元刑事、現在私立探偵
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
サマンサ・バリッシュ (Jessica Szohr) CSI


エリッサ・マクレイン (Dina Meyer) ダグの妻
マーティン・ウィルソン (Flex Alexander) ダグのマネージャー
リタ・サリヴァン (Stana Katic) ダグの愛人
ワーナー・クライン (Paul Schulze) 冷凍保存・博士
ダグ・マクレイン (Dale Midkiff) 元アメフト選手
ウェンディ・レガシック (Claire Coffee) 記者
リッチ・カプリオット (Chris William Martin) 射撃訓
エイプリル・スタプレトン (Marita De Leon) 青少年プログラム
テオ・ナイト (Lucas Caleb Rooney) 有名人お宝バイヤー
ヘザー・アンバーソン (Vivan Dugre) 
--- (Rich Eisen) アナウンサー
--- (Janelle Velasquez) カーラ


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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