CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン6) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami6/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第9話 銃口のプライド Stand Your Ground

脚本／Marc Dube、John Haynes
監督／Joe Chappelle
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カリーは休暇中、店で酒を飲み帰宅する途中の道で突然隣り合
った車から銃を突きつけられる。カリーは自らを警察だとして
犯人に向けて投降を呼びかけ、犯人の銃をたたき落とす。
犯人の車は急発進して逃げるが、再びカリー目がけて車が
突っ込んでくる。カリーは運転席に向けて銃を発砲すると、
車は近くのスポーツ用品店に突っ込んでしまう。
カリーは恐る恐る店の中を調べていくと、運転手の男が倒れて
おり、更には女性が倒れているのを目にする。
すぐに警察署に電話する。

倒れていた運転手の男はマーク・ダウド。車の登録人だという。
カリーは助手席に乗っていた犯人が逃走したことを告げるが
男である事以外に覚えていなかった。

現場に落ちていたIDから被害者の女性はブリックル中学の教師
ヴァレリー・ゲイサーだと判明する。車の中には大量の飴
が入っており、ダッシュボードには犯人のものと思われる血痕
が付着していた。

デルコは落ち込んでいるカリーを慰める。
非番で酒・ミモザを2杯飲んだだけなのに・・・と呟く。
リックはカリーを呼んで調査する。アルコール血中濃度は
0.04。1時間に14gずつアルコールは抜けていくので、事件当時
にどれだけ摂取していたのか分からないと疑う。カリーが飲酒
によって一般人を発砲した可能性も有るとして、捜査には今後
関わるなと告げられる。それを聞いたカリーは、犯人は
スミス&ウェッソンの459を持っていて、頭に銃を突きつけられ
た事を訴えるが・・・

ダッシュボードの血痕をCODISで調査するナタリア。
血痕はピート・モートンのもので暴行で三度起訴されている人物だ
と判明。ピートを呼び出し話を聞くと、運転していたのは
マークであり、銃を突きつけたが打つつもりは無かったという。
相手に撃たれる前に逃げようとした事を語り、不法死亡訴訟
で訴えるという。

カリーはアレックスの元に行く。
アレックスからヴァレリーは車で轢かれて亡くなったのでは
無いと告げ、その証拠に下半身は骨折の後が見られないという。
既に車が突っ込む前に亡くなっており、顔に縞模様の鈍器で
殴ったと思われるアザが付いているという。鎖骨には茶色の
物質が付着しているので現在調査中であることを聞く。
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非番中のカリーに犯人が銃を突きつけた事によって、事件に
巻き込まれていく。犯人はカリーに落ち度があるとして訴える
姿勢を見せるていくが・・・

またしてもCSI職員が事件に巻き込まれてしまうという事で、
ちょっぴり緊張する話だった。
正直裁判沙汰とかこじれる所とか見たくはないのだけど、
それも含めて潔白を証明していくのがCSIだからね。

事件ではカリーがたまたま狙われてしまった印象が有るところ
だが、実はカリー自身が知らないところで犯罪の目撃者と
して疑われて、狙われるべき理由が存在しているところ
がドラマの面白さに繋がった。
またカリーが飲酒していた事実によって、証拠能力とか行動
に対する責任がドラマ上、盛り上げる要素として繋がっていく。

店内で死んでいた女性・ヴァレリーはカリーの責任ではない
にしても、間接的に関わってしまったことで、カリーにとっ
ては複雑。

この女性がしていた事は何なのか。
薬物事件が背景にあり、中学でも薬物が横行している現実が
描かれた。そんな事実を目の前にしても、ホレイショの子供
に対する優しさが見られたし、全ては大人の責任だと感じて
いるからの行動なのだろうね。


ブリックル中学を空撮

凶器の発見、そして学校での捜索によって見事犯行を特定
していく。そして何よりも現場に落ちていたネクタイピンが
この場にいた第三者の存在を浮かび上がらせる。

ジェイクがカリーの撃った45口径の銃弾を見つけたときは、
正直彼が不正してカリーを無罪に導こうとしているのかと
疑ってしまうものがあった。昼間にカリーと酒を飲んでいた
のはジェイクだったのか。