CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン6) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami6/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

第12話 非情の合言葉 Miami Confidential

脚本／Marc Dube
監督／Sam Hill
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ウルフは所轄の刑事・ケンに声を掛けると現場へ。
マンションの一室で女性がコーヒーテーブルにたたきつけられ
て殺害された。たたき付けられた拍子にワイングラスが割れ
そこに被害者の体が乗って失血死を起こしたのである。
ウルフは先に乗り込んでいたアレックスに対して、遺体の体
から指紋が採りたい事を告げ、即席の蒸気テントを遺体の回り
に設営する。しかしコンセントが突然ショートし、辺りはあっ
という間に引火する。
部屋の中は麻薬の製造工場になっていて、引火しやすい環境
が整っていたのである。

消化が終わると、遺体はかなりの部分焦げていた。
ブレーカーを調べると、電機の使用量がオーバーしても消えな
い様に違法にテープが貼られていた。
大家のジェレミー・ブロイルズに話を聞くも、自分は何も知ら
ないという。写真を見せると被害者はレイチェル・ヘミング
だと分かる。この部屋の状態から見て週に450gの麻薬が作れた
はずだとし、ホレイショたちはブロイルズが作らせたものだと
考えていた。ブロイルズには麻薬関係の前科が有ったのである。

デルコは遺体を調べるアレックスの元に行く。
すると遺体からは片鱗指紋が首元から見つかる。更にプラスチ
ックの破片のようなものが付着していた。デルコは恐らく盗聴
器だという。

被害者の弟・ザックを呼び出す。
首に付着していた指紋はザックのものだった。ザックによる
と姉は悪い仲間と付き合っていて、リハビリ施設に入れられて
おり、3ヶ月前にその施設を飛び出した為、連れ戻すために
オハイオから出てきたという。

録音装置が発見され、そのシリアル番号を見ると、ナタリアは
自分の前の職場のコードが書かれている事が分かる。

ホレイショは、その情報を元に、FBI捜査官のファラロンを
尋ねる。するとレイチェルは麻薬ルートを解明するための情報
提供のために潜入させていた事を知る。
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アパートの一室で亡くなっていた女性の遺体。
現場で証拠を採取中に突然室内が引火し、大部分の証拠を
失う。そんな中でも少ない証拠から事件の真相を探っていく。

ドラマとしては麻薬がらみの事件なのか、それとも不倫関係
による痴情の縺れによる事件なのかという事。

ナタリアが初めてやってきたのがシーズン4。
その頃、ナタリアは事実を知らされていなかったとはいえFBI
のスパイとしてCSIの職員達を監視していた彼女。
今回はそんなナタリアのFBI時代の部署が登場した。

潜入捜査官としての苦悩なのか、それとも公私混同してしま
った男の悲しい物語なのか。

合い言葉を無視するのは最悪のことだったけど、当初ここで
助けにはいると組織の実態が掴めなくなるから見殺しにした
のかと思った。結果的にはお腹の中の子供を巡るものだった
訳だけど、何故殺されたジェーンも自分には子供が居ることを
予め告白しなかったのだろうか。
まさかマイクの子供として、そのまま騙し続けて関係を持とう
としていたのか。

あれだけの火災で体事態が消失しても、指紋が残っている
というのが疑わしいものだけど、体に付着した指紋ってそん
なに残っているものなのだろうか。

結果的には殺害したのは麻薬を製造していたアパートの管理人
のブロイルズだった。マイクは見殺しにしたけど、法律的には
罪に問えるのだろうか。

お腹に赤ちゃんが居ると知ったときに、女性陣が犯人に対する
敵意が10倍増しになっていたね。

バレイラが今回現場に散乱していたガラスのDNA検査に難儀
していた。数が相当数有っただけに大変だったけど、その
苦労をした甲斐があって犯人が特定されたのだから良かった
と思う。
前回壊されたホレイショの車のハマーは、北斗の拳の主人公
の服と同様に何気なく元通りになっていた。新しいのが支給
されたのかな。