CSI : マイアミ
(CSI : MIAMI シーズン7)

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第7話 101号室の音 Cheating Death

脚本/Krystal Houghton
監督/Sam Hill
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カンザスからマイアミに遊びに来ていたアンドリューマーサ
のカップルはこの日、
トレメインホテルに宿泊していた。
朝から隣の部屋が騒がして為にフロントに頼んで、大音量の
ラジオの音を止めて貰おうとすると、そこには
クリスティーナ
ドッドと共にベッドの横で手錠を掛けられ亡くなっている男性
が発見される。クリスティーナは夕べホテルのバーで飲んでい
て気がついたらあの部屋にいたという。もしかしたらクスリを
飲まされたのかも知れないと語る。

一方被害者は
スティーブ・ハウエルと判明。地元アベンチュラ
在住の男。クリスティーナは
GHBと呼ばれるドラッグが検出され
た事が判明する。

部屋を調べると、血痕の状況から恐らく被害者はラジオの音量
を上げて助けを求めたのであろうという。
手錠はホテルのロゴが入っており、コンシェルジュの
ベガから
話を聞くと、客の要求で手錠を届けたが、注文を受けたのは
ハウエルではなくドッドである事が判明する。

クリスティーナから話を聞くと、数週間前に友達とランチを
している時にナンパされ部屋に付いていったら男は関係を持った
後に500ドルをくれたという。それを受けて今の仕事を辞めて
売春婦を始めたという。ハウエルはカモだったと告げるが、
手錠をハメた後意識を失った事を語る。

タラは凶器の特定をしようとしていたが、ウルフとデルコは
タラを驚かせようとして遺体を動かしてしまう。
タラに済まないことをしたとして謝罪するデルコは、被害者の
爪の中皮膚片をDNAラボのナタリアに届ける。
DNAは複数検出され、全部が女性だと判明。CODISにかけると
オードリー・イエーツのDNAが検出される。

イエーツは過去に売春仲介で逮捕歴があった。
話を聞くともう足を洗っているという。彼は
タンニングバトラー
であり日焼けのローションを塗ってくれる事だという。
クリスティーナが同じ場所で売春をしていたのであれば、
客同士で嫉妬が起こり、殺害に及び可能性が有るのだという。

バレイラはドッドのレイプ検査をする。
すると
ダン・ベックスのDNAが検出。彼は軍の予備兵をしていた。
ダンに話を聞くとクリスティーナは自分の妻だという。
朝は息子と野球の練習に行っていたと告げる。

現場に落ちていたグラスの分析を行う。
クリスティーナがハウエルに手錠を掛けたのであれば、クスリ
は部屋の中で飲んだであろう事は推測できる。グラスの破片から
GHBが検出され、
フューミングによって割れたガラスから指紋
を採取すると、それは
リサ・ラドリーのものだと判明する。
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■遺体はベッドの中で手錠を掛けられていた

なんだか不思議な光景だけど、隣で寝ている女性にクスリを
飲ませたのは殺された被害者だという状況。
クリスティーナも何でいきなり手錠をかけたのか。
そんなのを貸し出すホテルも凄い。

■被害者の周りに女性の影だらけ

単なるプレイボーイが逆恨みを受けたのかと思っていたけど
実際には主婦を狙った強盗。
殺されるだけのことはしているなという感じで、身から出た錆。
問題はそれを導いたオードリーを掴まえられないことか。

■タラに対するイタズラ

CSIに来た新人は誰もが通過儀礼のように虐めに遭う。
ヤンキースに入団した松井秀喜や松坂なんかも同様にいたずら
されて来ているし、有る意味ではアメリカ人の手っ取り早く
うち解け合うためのコミュニケーションなのかもしれないね。

ウルフは生首を見せられたとの事だけど、そのエピソードは
シーズン3の8話「孤独な女で描かれている。

■一番容疑を疑った人物

犯人は如何にもダン・ベックスだろうと思ったけど、ナイフ
が彼の持つアーミーナイフで有ったにもかかわらず、犯行は
別人によるものだった。
妻に浮気されても取りあえず我慢できるのだから凄い。

■フューミングやグラフティングによる検査

フューミングは最近の捜査でも行われた手法だった。
グラフティングは画像の合成技術の応用で、幾つかの画像の
鮮明な部分ばかりを貼り合わせて一つの絵を完成させるもの
だった。担当したのはジェーン。シーズン7から登場だけど
大活躍だね。

ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) CSI
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI (s6 #4で逮捕)
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析

フランク・トリップ (Rex Linn) デイド署・刑事
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官 (s6で辞める)
ジェイク・バークリー (Johnny Whitworth) デイド署・刑事
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 元刑事、現在私立探偵
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
サマンサ・バリッシュ (Jessica Szohr) CSI
タラ・プライス (Megalyn Echikunwoke) 検死官 (s7 #2から)
マイケル・トラバース (Christopher Redman) ラボ職員 (s7 #3)
ジェーン・バートレット (Samantha Quan) ラボ職員 (s7 #5#6)


クリスティーナ・ドッド (Wendy Glenn) 売春婦
リサ・ラドリー (Vanessa Branch) 不動産ブローカー
ダン・ベックス (James MacDonald) 元軍の予備兵
マリオ・ベガ (Shalim Ortiz) ホテルのコンシェルジュ
オードリー・イエーツ (Lucy Lawless) 売春仲介で逮捕歴
マーサ (Jenna Gavigan) カンザスから来た客
アンドリュー (Charlie Bodin) カンザスから来た客
ヴィンセント (Greg Hain)
スティーブ・ハウエル (Andrew W. Walker) 被害者
--- (Marcos De Silvas) Hotel Manager
--- (Camille Solari) Journalist
--- (Ben Budd) 夫


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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