CSI : マイアミ
(CSI : MIAMI シーズン7)

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第19話 獄中からの呪い Target Specific 

脚本/Tamara Jaron
監督/Sam Hill
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メーガン・ハミルトンは帰宅すると、暗証番号を使っても鍵が
明かない事に違和感を生じ、管理人のオドンネルに電話する。
室内に入ると人がいる気配を感じ、すぐに隠しておいた銃を
取りに行く。銃弾を込めていると突然背後からナイフで刺され
てしまう。一体何の目的なのか。メーガンは倒れながらも
銃弾二発を犯人に向けて発射。犯人は外へ逃げるが、メーガン
は這い蹲って電話機の前に行き911にかける。
救命士が来る頃にはかなりの出血で、ショック状態。もう助か
らないかに思えた。すぐにERに運ばれる。

ウルフはメーガンについて調べると、被害者は一人暮らしで
近所づきあいはなかったという。金品が盗まれていない事から
強盗目的ではなく怨恨の線が強いのではないかとされる。

壁に銃弾が一発食い込んでおり、銃を調べると二発発射された
跡が判明。一発は命中したのではないかという。
床に落ちている点状出血を辿って裏庭に行くと、庭に凶器と
思われる
ナイフが落ちていた。そしてウルフはそれを拾いに
行こうとすると、メーガンの飼う
番犬に吠えられてしまう。
すぐに動物管理局に連絡する。

凶器から指紋が検出されるも、指紋はワックスの下に有り
ワックスを剥がさない限り検出は難しそうだった。
現場からは犯人の血痕は検出されず。
指紋をなんとか検出すると、指紋は
ギャリティのものだと
判明する。

ギャリティから話を聞くと先週盗難届を出している古代ローマ
時代のナイフで7万5千ドルする代物だという。メーガンに
ついて尋ねると彼女は出張シェフで週に3度料理を作りに来て
いたという。恐らくその時にナイフを盗んだのではないか?
とし、そのナイフを取り返しに言った際にメーガンを刺した
のではないかと疑う。しかしギャリティはそれを否定する。

しかしメーガンはセレブ相手の売れっ子シェフ故に盗みなど
するものなのか。
そんな中、メーガンは病院で意識を取り戻す。
ホレイショは彼女に話を聞きに行くと、カウンターの引き出し
に5万ドルが入っていた事を告げ、それを盗みに来たのではな
いかという。盗まれているかどうか調べて欲しいと頼む。

カリーは一人で事件現場に行くと、そこで電球についた指紋
を採取しようとしていたところで後ろからビニール袋を
かけられ殺されかける。デルコがやってくると、なんとか
カリーは殺されずに済むが、銃を盗まれ、そして証拠の電球
を壊されてしまう。

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■被害者はシェフのメーガン

一見するとメーガン役のJudy Marteは、CSIのナタリアに見え
た。
911を呼んで助けられていくまでの映像が生々しい感じ。

メーガンと凶器のナイフの持ち主の繋がりは判明するが、
再度カリーが襲われた事や、現場に残されていた証拠の一つ
からセレブを狙った犯行であることが判明していく。

■ナイフから指紋

ワックスの下に指紋が有るみたいだけど、あれだけハッキリ
した指紋が見えているのならば写真に取って、それを解析
すれば良かっただけではないのか。

ワックスの油分を溶解するミネラル・スピリットを使って
検出していくも、カリーはその溶剤をどっかの部署から勝手
に奪ってきたのか、ウルフのせいにしましょうと語っていた。
なんて酷い女だ!

■犬嫌いのウルフ

犬に襲われたりするシーンが過去にも有ったような。
犬は人間の性格を見抜いているのか。
犬に吠えられるウルフの構図が、実に絵になる。

しかし犬のお陰で今回は事件が解決に導かれていく。

■犬が噛みついた犯人の服の繊維

防弾用の服に使われるものらしい。
銃弾も通さない様な繊維らしく、メーガンは犯人に銃弾を
当てるも効果無し。でも服が銃弾を通さないのであれば、
弾は現場に落ちるハズではないのか?

また犬のリードに血痕が付着していたことで、今回犯人が
判明する。

■防弾スーツのデザイナー

また市場に出回っていない繊維が使われ、それを使ってスーツ
を作っているのがゾーイ・ベルだと判明。話を聞くとセレブ
たちの間で盗難される事件が多発しているという。暗証番号
を使ってセキュリティを破られている事から、家政婦や身の回
りにいるスタッフが疑われていく。

■セレブをつけねらうカメラマン

この人物が盗むセレブの家を撮影している事が判明。
しかもCSIのスタッフたちの写真も撮っていた。
話の流れからすると、サーノフの流れと強盗をしていたセル
ゲイはまた別の事件の様な感じにも見えるけど、この二人が
刑務所で面会している辺り、ちょっと違和感がある。

■写真にカリーとテランスが・・・

ベイサイドタウンズ競馬場の調教師・テランスとカリーの写真
が収められていた。テランスが出演したのは、シーズン7の13話
不敵な微笑み。最後に馬好きのカリーがテランスに逢う
シーンが有ったよね。ウルフがデルコにライバルの登場か?
と意地悪そうに語るところが笑える。

また今回サーノフが再び登場。
サーノフもまた13話に登場し掴まえてはいるんだけどね。
アメリカって刑務所でも外との繋がりが保てる所が問題だ
よね。

ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) CSI
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI (s6 #4で逮捕)
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析

フランク・トリップ (Rex Linn) デイド署・刑事
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官 (s6で辞める)
ジェイク・バークリー (Johnny Whitworth) デイド署・刑事
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 元刑事、現在私立探偵
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
サマンサ・バリッシュ (Jessica Szohr) CSI
タラ・プライス (Megalyn Echikunwoke) 検死官 (s7 #2から)
マイケル・トラバース (Christopher Redman) ラボ職員 (s7 
#3#18)
ジェーン・バートレット (Samantha Quan) ラボ職員 (s7 #5#6)
デイヴ・ベントン (Wes Ramsey) 写真分析

ジュリア・ウィンストン (Elizabeth Berkley) ホレイショの元妻
カイル・ハーモン (Evan Ellingson) ホレイショの息子


トニー・ラミレス (Joe Manganiello) トレーナー
イワン・サーノフ (Andrew Divoff) ロシアンマフィア
ゾーイ・ベル (Ashley Scott) デザイナー・防護服
メーガン・ハミルトン (Judy Marte) 被害者、シェフ
パトリック・ギャリティ (Steven Brand) ナイフの持ち主
セルゲイ・ペトレンコ (Michael Khmurov) 犯人
ミンディ・シムズ (Christie Herring) 動物管理局
キャメロン・ウエスト (Rob Kerkovich) 偽パパラッチ
アリソン (Katherine Schmoke) ゾーイの秘書

--- (Randy Evans) 救命士
--- (Jessica Manuel) 救命士
--- (Elise Jackson) 救命士
--- (Ryan Van de Kamp Buchanan) 看守
--- (Mohammad Kavianpour) CSIラボ


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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