CSI : マイアミ
(CSI : MIAMI シーズン7)

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第21話 恐怖の整形手術 Chip/Tuck

脚本/Brian L. Davidson
監督/Allison Liddi-Brown
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朝の8時から高級住宅地で粉砕器の音が聞こえ、マールリタ
はその音に嫌気が刺し、訴えてやるとしてマールはビデオカメ
ラを片手に証拠を掴もうとする。隣人は
スティーブン・コル
ベット
家。一年間毎日のようにしてその音が聞こえてきていた。
しかしビデオカメラ片手に粉砕器の近くに行くと、突然何者か
が巻き込まれて血しぶきが上がる。
庭師のジョージが巻き込まれたのかとするが、彼は生きて居た。
ジョージは粉砕器を付けたままトイレの為に席を立った事を告
げると過失致死罪だというカリー。

事故ではないか?とするも、争った痕跡が有ったことから他殺の
線で捜査を始める。
スティーブンに話を聞くと、毎日朝8時から行っており、きち
んと条例に従った行動だと主張する。

粉砕器を調べるタラとカイルは、大腿骨は刃に挟まっているの
を見つける。大腿骨が変色していることから、恐らく被害者は
白血病患者だという。しかも何故はその骨には虫が付着して
いるのをナタリアが発見する。
骨髄移植されたかも知れないので二人分のDNAが検出されるかも
知れないという。調べていくと血縁者だと判明する。

被害者は
イーサン・リーガーだった。娘のローレンから話を聞
くと、父とはずっと話をしていなかったという。母親を事故で
二年前に亡くして以来、父は鬱いでいたという。イーサンは
美容整形外科に勤めていたという。同僚に
ロフキンという医者
が居ることを知る。

ロフキンは
マリカという患者に応対中だった。
リーガーについて話を聞き、顧客リストを見せて貰う。
ロフキンは二人の患者しか診ていなかったとし、最近は非効率
な往診を始めていたという。その中の一人は
エリザベス・コル
ベット
であり、粉砕器を使っていたスティーブンの妻だと
分かる。

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■被害者は整形外科医

あれだけ目の前で粉砕器の中で派手に殺されたのに、容疑者
を見ていないとする辺りは正直信憑性に欠けるものが有った。

ただ現場で動画なり写真を撮っているところから、容疑者を
選定していくところは、CSIではよく有ることだね。

■被害者の過去

妻が亡くなって以降、相当ショックを受けたようで、娘とも
家庭内別居ならぬ、殆ど会話が無い状態だったという。
異性に対する好みが確立していて、同じ様な相手を恋人に
求めてしまうというのは有ることかも知れないけど、まさか
自分で、他の女性を妻と似たような顔として作っていくとは
思わなかった。
それだけ整形の技術が上がったという事なのだろうか。

韓国の芸能人の女性を見ると、日本人からするとどれも似てい
る感じがするのも整形によるものなのか、それとも単に流行
のファッション性の問題なのか。

■整形にも失敗がある

エリザベスが酷い顔になっているところはちょっと可哀想
だったね。なんだか唇も凄いことになっていたけど、
こうなってしまうと治らないものなのか?

■ロン・サリスが生きていた!

シーズン6から登場し始めたロン・サリスは、クルーザーで
爆死したと思われていた。ただ当時遺体が発見されていない。
リックがスパイとして彼を活用することを告げるけど、
まさに自殺行為って感じ。特にホレイショに対する嫌がらせ
とかしか思えないリックの行動。

早くもジュリアに傷つける為に近付いているのだから怖いね。
ジュリアが殺されでもしたらリックも責任は免れないどころ
の騒ぎじゃないと思うんだけどね。

しかし彼もクルーザーの爆発によって全身をヤケドして
形成外科医に通っていたのね。

s6 15話「リオの悪夢」、s6 16話「傷だらけの帰還」、
s6 21話「裏切りのメッセージ」、s7 1話「消えた屍

に続いて5度目の登場。シーズン7の24話「別れのバラード」
で最後のようなので、果たしてどんな落ちが付けられる
のか。

■主演達たち

ロフティン役のKevin Rahmはデスパレートな妻たち
ゲイのリー役でお馴染み。

ルーカスの母・ボニー役のBrooke Burnsは、「メルローズ・
プレイス」
のヴァネッサ役、恋するアンカーウーマン
ブルック役を演じている。

■遺体の骨に付着していた毛包虫

安いエクステは遺体の毛を使うらしい。
まさかそんなものが付着しているとは、付けている方として
も気味が悪いな。

ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) CSI
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI (s6 #4で逮捕)
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析

フランク・トリップ (Rex Linn) デイド署・刑事
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官 (s6で辞める)
ジェイク・バークリー (Johnny Whitworth) デイド署・刑事
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 元刑事、現在私立探偵
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
サマンサ・バリッシュ (Jessica Szohr) CSI
タラ・プライス (Megalyn Echikunwoke) 検死官 (s7 #2から)
マイケル・トラバース (Christopher Redman) ラボ職員 (s7 #3#18)
ジェーン・バートレット (Samantha Quan) ラボ職員 (s7 #5#6)
デイヴ・ベントン (Wes Ramsey) 写真分析


ジュリア・ウィンストン (Elizabeth Berkley) ホレイショの元妻
カイル・ハーモン (Evan Ellingson) ホレイショの息子
イワン・サーノフ (Andrew Divoff) ロシアンマフィア

ボニー・ギャリネッティ (Brooke Burns) ルーカスの母
ショーン・ロフティン (Kevin Rahm) 整形外科医
エリザベス・コルベット (Amelia Heinle) 妻、整形失敗
スティーブ・コルベット (James Patrick Stuart) 夫
タイラー・マール (Steve Byers) 文句を言う隣人
リタ (Kate French) タイラーの彼女
ルーカス・ギャリネッティ (Jake Thomas) 息子 
ローレン・リーガー (Paulina Olszynski) イーサンの娘
ロン・サリス (Kim Coates) ジュリアの元夫、犯罪者
ジョージ (Bernardo Badillo) 庭師
イーサン・リーガー (Paul Keeley) 整形外科医・被害者
マリカ・デュポント (Marinda Kaha Hanselmann) 患者


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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