CSI : マイアミ
(CSI : MIAMI シーズン8)

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第6話 愛憎物語 Dude, Where's My Groom?

脚本/Brett Mahoney
監督/Carey Meyer
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暑いマイアミで、一組のカップルが結婚式を挙げようとしてい
た。参列者は100人以上で、花嫁・花婿が来るのを待っている
が、花嫁の
キムは花婿のチャーリーが来ないことに激怒して
いた。キムの
父・ティモシーは宥めるが・・・
そんな中、噴水の中で血を流している二人の男が居るとの通報
を受け警察が調べると、酒を飲んで酩酊状態の男たちが手錠を
はめたまま倒れていた。辺りは血の海だった。しかし二人の
男から流れている血ではないことが分かる。

二人の名は、
ジャックショーンだった。チャーリーの悪友で
花婿の付添人でもある。二人は昨晩の記憶が全く無いことを
告げ、チャーリーのバチュラパーティーで盛り上がっていた
のだという。チャーリーの結婚式は今日だと告げるが、肝心の
チャーリーの行方は誰も知らなかった。

キムから事情を聞く。
するとチャーリーは何も言わずに居なくなる人ではないという。
ジャックとは一年間口を利いていなかったとし、チャーリーの
NPOがジャックのクライアントを訴え、多額の賠償金を得ていた
という。ショーンとキムは学生時代にデートした事があるが、
ショーンは自分のことが未だに好きなようで、自分たちの結婚
を面白く思っていなかったこともあるかも知れないことを語る。

二人が手にしていたシャンパンボトルから
スコポラミン(通称
デビルブレス)
と呼ばれるNYのクラブなどでよく使われる
薬物が検出される。短期的な記憶を失わせる作用があることか
ら、二人の夕べの記憶がないという供述も嘘ではない事が判明。

ズボンには
緑色のフレークが付着。ジャックのポケットから
何らかの紙が出てきて、血が付着していた。ショーンの
腕から
シエルブルーホテルのクラブのスタンプが検出される。

ナタリアによると血痕の殆どがプールの水の塩分によって汚染
されておりDNAの照合が難しいという。

ショーンたちが昨晩泊まっていたとするホテルを調べるが
その中でパーティーが行われていたであろう形跡が見られる
ものの血痕など争った形跡は見つけられなかった。
ショーンにキムとの関係を尋ねるが、彼女に対する気持ちは
とっくに吹っ切れており、現在自分には妻が居て子供も産まれ
る事を告げる。
室内には女性の下着があり、そのロゴを見たジェシーは
パース
パイア
と呼ばれるストリップクラブのものであることを語る。

ストリップクラブで下着の持ち主である
カーメルから話を聞く。
昨晩彼らが来たかどうかを写真を見せて確かめる。
するとクラブに来たのはチャーリーとジャックだけで、そこに
ショーンの姿がなかった事を知る。カーメルによるとボトル
で酒を注いだのは自分だが、クスリの存在は知らないと語る。

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結婚式を目の前にして、花婿が失踪する。
花婿の付添人の二人は、昨夜の記憶が無く、彼らの周りには
多量の血痕が残されていたことからチャーリーは既に生きて
いないのではないかと推察されていく。

アメリカの若者の度を超したノリというのが痛い感じで現れた
エピソードだけど、三人も有る意味では被害者という側面も
同時に描いたモノだった。

結婚を前にしてストリップクラブでらんきち騒ぎを起こすこと
が風習のようになっているアメリカ文化を抓るような感じで、
今なおこの傾向が残っているのか興味深いものがあるな。

ただ記憶が無い状態で冷静な判断は出来ないとは思うのだけど
人を殺せるのか?とか、車の運転は出来るのかとか、別人の
パーティーに乱入して迷惑を掛けるとか、イマイチそれが
可能かどうか不可解な一面もある。

DNAがなかなか汚染されて検出できなかったり、意外な方向性
を持っていたリムジン盗難の流れの中で、指紋などが都合良く
検出できないところなど、ややドラマとしては都合良く出来て
いる。

ストリップクラブに詳しいジェシーとカリーのやりとりは
面白かった。パースパイアのロゴだねというジェシーが、
自分がストリップクラブに詳しくないことをアピールする
為なのか、ウォルターの責任に押しつけてしまう所など、
完全にウォルターは都合の良い人物扱いにされているね。

絵画を巡ったウルフとウォルターのやりとりも面白かった。
ウォルターは比較的絵画にも精通している感じだけど、
ウルフの方が先に"マティス"と書かれたサインを見つけ出して
一見得意げな所が笑える。

結果的には娘の事を思う父親がチャーリーと別れさせようと
して起こしたモノだと判明。マイアミの熱さからすると、
ボートで沖に流す行為は、殺人未遂容疑がかけられるのかな。

ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) CSI
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI (s6 #4で逮捕)
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析

フランク・トリップ (Rex Linn) デイド署・刑事
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官 (s6で辞める)
ジェイク・バークリー (Johnny Whitworth) デイド署・刑事
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 元刑事、現在私立探偵
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
サマンサ・バリッシュ (Jessica Szohr) CSI
タラ・プライス (Megalyn Echikunwoke) 検死官 (s7 #2から)
マイケル・トラバース (Christopher Redman) ラボ職員 (s7 #3#18)
ジェーン・バートレット (Samantha Quan) ラボ職員 (s7 #5#6)
デイヴ・ベントン (Wes Ramsey) 写真分析
ジェシー・カルドーソ (Eddie Cibrian) ラボ職員 (s8より)
ウォルター・シモンズ (Omar Benson Miller) ラボ/現場写真分析
トム・ローマン (Christian Clemenson) ラボ/監察医


ティモシー・ヒューイット (J.C. MacKenzie) 父親、金持ち
ジャック・ウィリアムズ (Tug Coker) 付添人の一人
ショーン・アンダーソン (Greg Winter) 付添人の一人
キム・ヒューイット (Alexa Havins) 花嫁
カーメル・オーウェンズ (Jessie O'Donohue) クラブ"パースパイア"
フリオ (Sal Lopez) 保釈証書を発行
チャーリー・キング (Charlie Koznick) キムの花婿
クレイ・ベネット (Philippe Brenninkmeyer) ホテル・デベロッパー
ティト・エイテヴェス (Chris Gonzalez) オールウェイズ安心警備
--- (Leslie Karpman) Bikini Woman
--- (Todd Mitchell) Bicycle Cop
--- (Felicia Chong) Wedding Party Guest
--- (J-ray) Bachelorette
--- (Olivia Presley) Detective


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