CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン9) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami9/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

Oct. 17, 2010
第3話 音の目撃者 See No Evil

脚本／Krystal Houghton
監督／Gina Lamar
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サウスビーチの故障中と書かれた公衆トイレ。
男子トイレに居た盲目のベン・ウィルクックスは個室で男性が
女性を引きずり込んでいるであろう音と悲鳴を聞く。
お金などに興味は無いと男と女のやりとり・・・
すぐに911に電話しようとするが、携帯電話を落としてしまう。
その音に気がついた犯人はベンに近寄ると、銃を向ける。
ベンは自分は目が見えないので撃たないで欲しいと告げる。
犯人もベンを見てお前みたいな役立たずは殺す必要はないと
して放置することに。ベンは急いで外に出ると、近くに居た
でパトカーに駆け寄る。たまたま別件でビーチに来ていたホレ
イショたちに公衆トイレで女性が襲われている事を告げると、
すぐに警戒態勢が取られて、一同トイレへと向かう。すると
女性を誘拐したであろう男性の車が急発進して逃げる。

ホレイショたちはすぐに失踪人捜索に問い合わせて、該当者が
居ないか調べる。ベンに対して供述して欲しい事を告げる。
しかし目が見えない彼がどう協力できるのか?というウルフに
対して、ベンは自分の知られざる能力を示す。例え目が見えな
くても目が見える人以上に研ぎ澄まされた耳や嗅覚で現場を
感知できるものだった。
ベンは8年前に失明したという。
現場でウルフやナタリアと共に調査に参加。
女性が襲われている際に、金属がこすれる音がしたという。
更に男性は女性に対して欲しいのはサイフじゃないと語ってい
たと告げる。甘いにおいがした後に女性は声を上げなくなった
との事を聞くとクロロホルムが使われたのかと推察。
男からは腐った魚の臭いがしたという証言をするベン。
金属音は排水口にぶつかる音だと判明し、中からは認識表が
出てくる。そこにはトッド・ピーターソンと書かれていた。

ホレイショたちはピーターソン家にいき、事情を聞くと、認識表
は娘のリンジーにあげたものだという。娘はお守り代わりにして
いたとのこと。リンジーと最後に見たのはいつか?と尋ねると
今朝仕事に行く前だという。電話が鳴って金が必要だと言われ
銀行口座の暗証番号を教えて欲しいと言われたがそれを断った
と告げると、誘拐事件で犯人から強制されていた事を悟る。
誘拐犯はまだ金を手にしていないので必ず連絡してくるはず
だという。
そんな中、妻のクレアが帰宅する。トッドは娘が誘拐された事を
告げると、クレアは今娘と電話しているとのこと。
急いで警察は逆探知をするが、犯人は音を聞いて逆探知している
事を指摘し、警察に知らせただろうと告げる。
トッドは金はあげるので娘を解放するよう頼み、暗証番号は
3248だと語る。犯人はもしもバックミラーに警察車両が見えれば
娘は殺すと警告する。

犯人の男は車の中に居るリンジーに服を脱ぐよう要求する。
怖々と服を脱ぐリンジーに対して、ジャケットを着て銀行にいく
よう告げる。服にはC4爆弾が設置してあるので、少しでもおかしな
行動を取れば起爆装置で爆破すると語る。

クレアたちが口座を持っているのはデイド相互銀行だった。
しかしどの支店から引き下ろすのかは分からなかった。

マイアミ署ではベンに捜査協力を求め、かかってきた身代金の
電話の音声を聞いてもらい何か分かる事は無いかと尋ねる。
するとトンボの跳んでいる音、そしてゴミ収集車のような音を
聞いてリサイクル業社だと指摘。更に沢山の犬の吠える音が
聞こえた事と人の声が聞こえない関係から、アニマルシェルター
と呼ばれるペット預かり所の近くから電話したであろう事を
掴んでいく。リサイクル業社の巡回経路でアニマルシェルター
が有る銀行は一カ所だけだと言うことで、すぐに銀行へと向かう
ホレイショとウルフ。そして犯人の姿をとリンジーが金を
引き出す姿を見かけるが、犯人は近づけばリンジーの体に
つけている爆弾を爆発させるとして、リンジーを車に乗せ
逃走する。ウルフはミラー越しに犯人の姿を見る。

ウルフはその目撃情報を元に、エイプリルに似顔絵・モンター
ジュを作成してもらう。するとその似顔絵を見たクレアは
自分の美容師のドミニク・シェルダーノだと告げる。思わず
夫の愚痴を語る際に、金のことも思わず話してしまったと語る。
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一人の少女・リンジーが誘拐され、両親は金を渡して解放して
もらおうとするが、金だけ奪って逃げてしまう。
しかし容疑者の一人・ドミニクを割り出し捕まえる事が出来る
が、彼には共犯者が有る事が判明。自分が誘拐した訳ではない
と否定するが共犯者の名前を話せば殺害されるとして証言を拒む。

リンジーの吹き替えをしていたのが勝島乙江さんだったけど、
当初聞いた時に島本須美さんに聞こえた。

幾つかのドラマの流れを見ていると、盲目の男性が鋭い嗅覚
で事件解決に協力してくれていたけど、個人的に彼がジョーに
恨みを持って居て何らかの仕返しのために、誘導して陥れる
意図の流れが有るのではないのかなと思ってヒヤヒヤしながら
見ていた。また良くある感じに、娘が父親から金を奪うために
協力していたとする可能性も有るから、色んなアンテナを貼って
見ていた。

犯人からの電話でリンジーが金を引き出す銀行を特定したもの
の展開としては空振り。
銀行から出てくるリンジーに対して、左を向けというホレイショ
が一体何をしているのか最初理解出来るモノがなかったけど、
近くに防犯カメラがあったのね。

その流れからジョーを導き出すというのはちょっぴり出来過ぎ
な感じもする。

ジョーが登場したのは過去のエピを除くと2話。

Season 6, Episode 3 「大脱走」
Season 6, Episode 7 「父子の闘い」

ジョー自身はホレイショに仕返ししたがっている様だけど、
これ以降の登場回は存在しないので、彼はやっぱり脱獄は出来ず
に永遠に刑務所の中で眠っているのだろうか。
民間刑務所の危うさ、ずさんな管理を象徴するモノで、
こんな刑務所を認可するなと小一時間。
ただエピソードを通して5人の犯人が逃走しているので、その
人物がどれだけホレイショの身を危険にさらしてしまうのか
不安なモノが有る。ただホレイショは全く臆する様子もなく
"上等だ、かかって来い"とする凛とした姿勢が有るところは流石。

犯人が下水道を伝って8人が逃げているとした際にも、応援を待
たずに下水道に入って8人の囚人と対峙使用としているホレイショ
はホンパないね。
しかし相変わらずホレイショは舌足らずだ。
今回のエピソードを見ても彼のセリフは最後までハッキリと言わ
ない。「お前は地獄のどん底にまっしぐら」とか、「ダメ」で
言葉を止めてしまう。


似顔絵を作成する際にウルフがチャニング・テイタムの名前を
出して居たけど、彼は「CSI:マイアミ」編のシーズン3の2話
「極悪弁護人」で出演している。


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