CSI : マイアミ (CSI : MIAMI シーズン9) http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-miami9/ http://www.watch-csi.jp/csi_miami/

Nov. 21, 2010
第7話 怒りの鉄拳 On the Hook

脚本／Scott Landy
監督／Tim Story
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コーズウェイ南の橋の下でボートに乗って釣りをしていた男性
のブラッド・ウェブはその日、橋の欄干に昇って飛び降りよう
としている男性・シェーン・ニューサムの姿を見かける。
シェーンに気がついたブラッドは911に電話しつつ、飛び降りよ
うとしている男性に自殺しよう様説得。人物誰でもツイていない
日はあるのだと。そんな中突然何故かボートに乗っているブラ
ッド目掛けて多量の銃弾が被弾する。ブラッドは身を隠しながら
なんとか銃弾を避けようとするが、銃弾数が多く、当たるのも
時間の問題かに思えた。ブラッドは水の中に飛び込むとなんとか
命取り止める。
ブラッドは駆けつけたカリーとデルコに事情を話す。
欄干から飛び降りようとしていた男性の自殺を説得しようとして
いたら何故か私が狙われたのだという。ホレイショは達は
欄干にいたというシェーンから話を聞く。シェーンは自殺など
しようとしていた事実はないとして、単純にスリルを味わおう
としていただけだという。銃声がした後にはずっと地面に
伏せていたのだという。

ウォルターは多数の銃穴が空いているボートを調べる。
銃弾を見つけるが線条痕が無い事に気がつく。弾は223のライフル
が使用されていた。銃の射程範囲からは半径100mを捜索範囲
だと設定。沼池にはウルフが担当し、ウルフは潜水チームの
一人として、水中カメラを持って水中に潜る。本部のパソコン
でリアルタイムで送信されてくる水中の映像を見ていたカリー
は、水中内に大量のサボが有る事を見つける。サボとは小口径
の弾にかぶせるプラスチックのキャップで、大口径で使わせる
為に利用するのだという。キャップをかぶすために線条痕が
見つからないとの事だった。カリーはウォルターに電話すると
今の捜索範囲から3倍に範囲を広げるよう指示する。
しかし距離が遠くなるほどに視界が悪くなり、余程高い場所
からで無いと見えないはずだと感じるウォルターは近くの高層ビル
を見つけてその屋上が臭いと感じる。
援軍を率いて、そのビルの屋上を調べていると、通気口カバーの
中からライフル銃を見つける。

登録していた銃と類似性の高い銃を所持している人物で、
現在共同経営者・ブラッドと係争中のヘイワードの元に行く
ウルフとトリップ。元ヒドネスパートナーだったが、ブラッド
は共同経営の義務違反を果たして経営に失敗。そのツケの全て
をヘイワードに押しつけていた。それだけの事をされたら怒っ
て発砲するのも無理がないのではないか?という。ヘイワード
は射撃の名手でこの日も練習をしていた。しかし彼は俺ならば
絶対に外さないとし、もしもブラッドを殺害してしまったら
損害賠償金を取れないとして可能性を否定する。ウェブが
襲われるとする時間に私はオフィスに居たと告げる。

自殺しようとしていたシェーンとトレイシーは念のために保護
観察官をしているニール・パーキンスに引き取りに来てもらう。
かつて二人はナイキの靴を万引きしてトリップ刑事が逮捕して
いたことがあった。しかし今は真面目にやっているとして、
犯罪には関わっていないと否定する。トリップはニールがやって
くるとシェーンが橋の上から飛び降りようとしていた事を説明
すると、彼はカウセリングも受けている人物なので、医師に
頼んでクスリを増やすよう話をすると告げる。

カリーは見つけたライフルを調べる。
カリーはこの狙撃者が素人である事を疑っていた。何よりもスコ
ープに使い慣れていない人物がよく犯すミスとして、スコープ
のレンズに目を近づきすぎて触れてしまう事がよくあるのだとい
う。綿棒を使って犯人の皮膚片・DNAが検出出来ないか調べると
見事DNAが見つかる。

デルコたちはDNAの持ち主のダリオ・アギラーの元に行く。
逃げようとするダリオをホレイショと連携して逮捕するデルコ。
しかしダリオは捕まった後にも何も話さないと告げる。

ブラッドはダリオと面通しさせるが、一度も見かけた事のない
人物だという。しかしダリオはギャングのメンバーのもので
もしかすると誰かが雇って狙わせた可能性も有るのだという。
ここに居た方が安全だとして、ドアを一歩でも出れば安全は
保障できないとデルコは説明する。

そんな中、シェーンの家から騒音がするとして苦情の電話が
入った事が分かる。ホレイショとトリップがシェーンの元に
いく、部屋中が荒らされている事が分かる。シェーンによると
モノに当たっていただけだとするが、ホレイショは事情を
話さなければ精神鑑定に送る事になるという。シェーンは仕方なく
ウェブが何者かと電話しているのを聞いたとして、電話では
ヴィッグという男と数字の話をしていたと聞く。ホレイショは
すぐにウルフに連絡して、ウェブの通話記録を調べる様告げる。
ウェブが電話していた先を調べると、ウェブが会社名で借りた
オフィスからだと判明。部屋を調べると予想以上に室内には
何も無かったが、パソコンと多数の固定電話が有る事が分かる。
ウルフはその光景を見て、ウェブは恐らく賭けのノミ行為を
していたのだと語る。
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突然ボートに乗っている男性・ブラッドが釣りをしている際に
狙撃されかける。ブラッドは橋の上から飛び降りようとしていた
シェーンを助けようとして、911に連絡した直後に襲撃された
格好だが、何故自分が襲われたのか分からない。現場から発見
されたライフル銃を見て、その銃と似たような銃を所持しており、
ブラッドに対して損害賠償の訴えを起こしているヘイワード
を疑っていくが・・・

ドラマとしては、事件の捜査を通して、改造銃が使用されたり、
線条痕を誤魔化すことの出来るサボの存在が明らかにされた。

また一般的なノミ行為に於ける犯行の手口というのを刻々と描か
れた感じがする。

ギャンブルと言えばウルフ。水中・潜水探査と言えばデルコ、
銃犯罪と来ればカリーということで、それぞれ分担した描かれ
た感じの流れだった。

ただ今回の案件、金にまつわるものが犯行の動機として存在
していたけど、保護観察官の男性は、素人の殺し屋相手に、
難しい犯行を強いるものが有ったなという感じ。
素人があれだけの距離からターゲットを射貫くことなど出来る
ハズもなく、また素人に拳銃を作れるハズもない。
寧ろシェーンはよく銃を使って、あれだけの距離を狙うことが
出来たなという感じ。

冒頭での襲撃の件でも、ライフル銃が使用されているのにマシン
ガンを使った犯行にも思える事件だったことで、かなりの違和感
を感じたのでは無かろうか。

皮肉だけど悪い奴ほど栄えてしまうという構図が有り、ノミ行為
をしている男性が、のうのうとして生きている辺りに違和感
が有ったし、保護観察官の男性が職務を利用してかなりあくどい
事をしているなど、不条理で信じられない世の中が形成されてい
る感じはするね。

しかし最後の筆跡の流れも、時間が無いのかも知れないけど、
専門家を通さず、目で見ただけで似ているとだけで検挙してしま
ったな。

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・ブルッケル駅 高架駅 ラッシュアワー以外無人状態
・沼地はウルフ ウォルターはアレルギーがある
・オズワルドが居たな (ライフルを発見したウォルター)
・発射残渣
・ライスペーパー 水に溶けるのでノミ屋が利用する
・パイプが銃身 木が銃床 蝶番が撃鉄 釘が撃針 パネは雷管に着火
・157運河
・インク 赤外線 筆跡 銃の図解
・この先30年の予告編を見せてやる