CSI : マイアミ
(CSI : MIAMI シーズン9)

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May 1, 2011
第21話 世にも奇妙なストーリー G.O.

脚本/Brett Mahoney
監督/Matt Earl Beesley
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クラブ"BAR 212"で、ニールは弟のディーンと待ち合わせしてい
た。ニールは弟を待つ間に女性に声を掛け、酒を飲もうとする
が、なかなか上手く捕まえられずにいた。そんな中、ウェイト
レスのオリビアがニールに声を掛け、このクラブでは飲み物を
頼むときには秘密の合図があるのだという。ニールはオリビア
を気に入り、モヒートを頼む中で、オリビアはブレイデンという
男性とぶつかり、酒を服に掛けてしまう。ブレイデンは激怒
すると店長に言ってオリビアを首にしてもらうと大声を出す。ニール
はそれを止めると、粗相を働くブレイデンを殴り飛ばす。しか
し相手の方が一回り大きくニールは10倍返しとばかりに殴られ
てしまう。オリビアは済まないとばかりにニールにお礼を告げ
今日の酒代は全て私が払うとして意気投合していく。
ニールはトイレに行き、傷の手当てに行く。
そんな中、
トイレの個室に遺体が見つかる。亡くなったのは
ブレイデンで、ニールが遺体の傍に居るのをスコットが見つけ
すぐに警察に電話する。

ホレイショたちはすぐに駆けつけるが、遺体が有ったであろう
形跡をトイレで目にするが、
遺体も容疑者のニールも居なくな
っている事が判明
する。更に何故か店の客が
誰一人としてその
遺体が運ばれるのを見ていない
というのである。
バーテンから話を聞くと確かに喧嘩しているのを見たが、それ
以上は分からないとの事。まるで魔法にかかったみたいに現場か
ら全てが消えていた。

オリビアによると喧嘩していたのはそれぞれブレイデンとニール
と呼ばれていたと説明する。その日、店にはニールという男性が
3人も居た為に顔写真で確認すると、ニール・マーシャルが該当者
だと判明する。
175cm、目と髪はブラウンの男性だとし、すぐに緊急手配が行わ
れる。確かニールは弟と待ち合わせていると語っていたという。
とても人殺しには見えなかったとオリビアはナタリアに話す。

すぐにニールの妻・ジェニーと弟のディーンが駆けつけてくる。
ジェニーによるとウチは子供三人が居る家庭で夫はマジメな人
だったという。
弟と一緒に投資会社を経営していたとの事だ
った。ディーンによるとナンパバーで待ち合わせしていたが、
どうしても国際電話を掛けていていけなかったのだという。
兄のニールは高校を出てすぐに結婚をしていたので
家庭の締め付け
が厳しくて夫婦関係がギクシャクしていた
という。それを聞いた
ジェニーはニールに不仲を吹き込んだのは弟だったとして激怒
する。しかしジェニーは確かに夫婦仲は倦怠感が有って、
多少違和感が有ったことは認める。

そんな中、
サウスビーチの駐車場でニールの車が発見される。
なんとその駐車場はウェイトレスのオリビアの部屋の向かいに
有る事が分かる。トリップとナタリアはニールの車のトランク
を調べると中から遺体が発見される。すぐにデルコはオリビアの
自宅を訪れ室内を調べさせてもらう。誰も居ないとするが、浴槽
から携帯の音が聞こえる。その頃浴槽にいたニールはメール交信
"警察を信じるな"とメッセージが送られていた。
ニールは自分は無実でありオリビアは僕の事を助けてくれただけ
なのだとして訴えるが、オリビアは逃亡幇助で逮捕される事を
告げる。ニールのトランクから遺体が発見された事を語ると、
何者かにハメられたのだとして、事実無根だと語る。

デルコは二人をエレベーターを使って下層階へと降りていく。
すると突然エレベーターが不審な動きを見せる。オリビアは奴ら
の仕業だとして呟く中、デルコはすぐにエレベーターから降りる
べきだとして二人と共に無理矢理ドアを開けて外に出る。しかし
デルコがエレベーターから降りた後にすぐにエレベーターが作動し
二人の乗ったエリベーターは落下してしまう。

しかしいざエレベーターが10階から落ちるがまるで傷跡もなかった。
エレベーターの制御盤を調べていたウルフは、電磁ブレーキシス
テムが自由に操作出来るような仕組みになっているという。
エレベーターをソフトランディングさせて二人を逃がしたモノが
居るのだろうと推察。

妻が逃走に幇助していたのか。
ホレイショたちは妻のジェニーから話を聞く。しかし逃走の
事など手伝っていないとし、オリビアについても見た事はない
という。話を聞くと夫は仕事でトラブルを抱えていたようだと
し、
大口の顧客を失った責任を弟のディーンは兄の責任だと
言って責めていた
事を告げる。

そんな中、トランクで発見された遺体を調べていたローマンは
この遺体は不自然だという。遺体は数日経ったものでトイレで
殺害されたものとは違うという。死後温度は1時間に一度低下
しその後は1時間に0.5度ずつ下がるという。トイレで殺害された
ものならば30度前後有るハズなのに、17度しかないこと。冷蔵庫に
でも入っていたのではないかと推察する。傷跡を見ると恐らく
解剖用の遺体だとして、最近切開の跡があるという。また最近
の遺体には献体用のICタグがうめこまれていて、この遺体は
ジェイソン・ノリスと呼ばれる4日前に心筋梗塞で命を落とした
遺体の献体だという。
サイラス・バイオテック社が管理していた
ものだと知る。

ナタリアはサイラス社にいき話を聞くと、受付の女性ウェンディ
は応対に出る。現在ボスが出かけていたのでセレステの誕生日
のパーティーをしていたとの事。アリシアに頼んでノリスの
遺体に関する資料を取り寄せてもらうと、二日前に不正流用
された献体だという。献体の臓器は闇市場では売られているのだと
し、
デイド総合病院から搬送中に消えたのだという。話を聞く
ならば病院に聞いた方が良いとの事だった。

そんな中デイド署のホレイショの元に電話が鳴る。
今朝起きたら床でオリビアが亡くなっていたとの事だった。
ホレイショはすぐに署に自首するよう告げるが、警察は信用
出来ないという。トリップは逆探知をして遺体が
ソーントン
有る
ブリオ・ホテルに居る事を知り、急いで現場に向かう。
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BARのトイレで遺体を目撃し、目撃者は通報するが、デイド署が
来るまでに容疑者と思われる人物と被害者の遺体がすっかり
無くなっている事に気がつく。現場には血の跡から事件が起きた
であろう形跡は有るのだが、まるで神隠しにでも有った様に
目撃者が居ない事で捜査は難航するかに思われたが・・・

突然事件に巻き込まれてしまうという事で、映画「ゲーム」を思
わせる展開。
サプライズもここまで来ると大した物だけど、相当良い迷惑で
有り、速効で取り締まりを受ける企業だよなと思わせる。
会社のCEOの女性があまりにバカっぽいので驚きの事件だった。

これがCSI:科学捜査班辺りだと遊び心も満載になるし、
CSI:ニューヨークだと凄く精巧に出来たセカンドライフ的
展開になるのだろうけど、マイアミ編だとどうしても直線的・
感情的な部分が前面に押し出されるので、ネタとしてはイマイチ
だった。

弟がもう少し悪意無く兄に対して追体験をしてもらおうとする
ならば分かるのだけど、凄く余計なおせっかいで、馬鹿な弟を
もったばかりに兄の家庭を壊してしまうというなんとも切ない
エピソードではある。

欺していた人物が殺害されるという事で自業自得だなと思わせる
し、献体を使う辺りの不謹慎さを見ると、それだけで逮捕だろ
うと思わせるものが有る。

被害者のタトゥーが長寿を意味するものが書かれているのに
短い生涯だったとする辺りがまた皮肉なんだろうけどね。

ナタリアがコケにされて我慢出来ないとしてご立腹だった。
その煽りを喰らったベントン。

それにしてもこんな体験をすると本当に図太くなれるのか?


■検索用キーワード

・Honest Black Marketの"Stuntlocker"

ホレイショ・ケイン (David Caruso) CSI、リーダー(チーフ)
エリック・デルコ (Adam Rodriguez) CSI
カリー・デュケーン (Emily Procter) CSI
ライアン・ウルフ (Jonathan Togo) CSI
ナタリア・ボア・ビスタ (Eva La Rue) DNAラボ
ダン・クーパー (Brendan Fehr) CSI (s6 #4で逮捕)
シンシア・ウェルズ (Brooke Bloom) CSI
マクシン・バレイラ (Boti Bliss) CSI
レオ・ドンウェル (Josh Zuckerman) CSI、コンピュータ分析

フランク・トリップ (Rex Linn) デイド署・刑事
アレックス・ウッズ (Khandi Alexander) 検死官 (s6で辞める)
ジェイク・バークリー (Johnny Whitworth) デイド署・刑事
イェリーナ・サラス (Sofia Milos) 元刑事、現在私立探偵
リック・ステットラー (David Lee Smith) IAB
サマンサ・バリッシュ (Jessica Szohr) CSI
タラ・プライス (Megalyn Echikunwoke) 検死官 (s7 #2から)
マイケル・トラバース (Christopher Redman) ラボ職員 (s7 #3#18)
ジェーン・バートレット (Samantha Quan) ラボ職員 (s7 #5#6)
デイヴ・ベントン (Wes Ramsey) 写真分析
ジェシー・カルドーソ (Eddie Cibrian) ラボ職員 (s8より)
ウォルター・シモンズ (Omar Benson Miller) ラボ/現場写真分析
トム・ローマン (Christian Clemenson) ラボ/監察医
ニッキー・ヴェガ (Alexandra Adi) ラボ
モリー・スローン (Leven Rambin) ラボ

ニール・マーシャル (Joshua Malina) 会計士
ブレイデン・ウィルキンス (Robert Parks-Valletta) ニールと喧嘩
ディーン・マーシャル (Ian Kahn) 弟、兄と共同経営
ジェニー・マーシャル (Nicole Cannon) 妻
オリビア・ハンター (Moran Atias) リサ・ブラックホール、ウェイトレス
ウェンディ・コルトン (Melora Hardin) ライブコーポレーションCEO
スコット・ペンドルトン (Alexander DiPersia)
--- (Ethan Stone) Bartender
--- (Joni Kempner) Long Legs
ジェイソン・ノリス (Heath Harper) 献体
--- (Marie Joelyn) Club Goer / Waitress

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