CSI : NY3

制作総指揮/ジェリー・ブラッカイマー

http://www.watch-csi.jp/csi_ny/
http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-ny3/



第24話 奪還 Snow Day

脚本/Peter M. Lenkov、Pam Veasey 監督/Duane Clark
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フラックたちは朝から内定を進めていた麻薬組織壊滅のために
ブルックリンの倉庫へと踏み込む。銃撃戦の結果、フラックに
銃を向けた容疑者だけが死亡し、警察官・
サンチェスが一人
軽傷を負う。亡くなった容疑者からは身元を知らせるIDは無く
CODISを使えばヒットするのではないかという。
踏み込んだ結果、
コカイン900kg、末端価格1億ドルの史上最大
の大捕物劇となった。元締めだと思われる
ギャビン・ワイルダー
の遺体も車の中で見つかる。突入以前に死んでおり、ペイトン
が検視を行う。マスコミたちもこの一件を注目していた。

遺体のギャビンを調べると、相当大きな口径の銃で撃たれている
事が分かる。現場には
50口径の銃が置いた有った事から、この
銃で発砲し、恐らく3mから4.5mの距離で背後から撃ったであろう
事が伺えた。恐らく手下が裏切り、現在ボスとして活動している
奴が主犯だろうと告げる。

一方ダニーとリンジーは一緒に布団の中で目覚める。
リンジーは眠そうな顔をしながら、今日は9時に出勤しなければ
ならないとウンザリ顔。リンジーはダニーの夢を見たことを
告げ、メモを残して貴方が去る夢だったと告げる。
ダニーは時間がくれば起こしてあげると告げ、また彼女を眠ら
せる。

ホークスは現場に落ちていた銃を調べる。
また検事局から押収したコカインがラボに運ばれ、検査をする
事になる。ホークスは銃からは一発の弾薬が無くなっている事、
そして指紋が二つ検出された事を告げる。

一方マックはリンジーを捜すもラボには居なかった。
ダニーはリンジーは私用で外しているので自分が変わりに来た
事を告げると、マックは現場にはアダムが一人で6時間も作業
しているのですぐにヘルプに行って欲しいと言われる。

マックのオフィスにペイトンが居た。マックは自分が何か約束
を忘れたのではないかと一瞬思う。ペイトンは今度病理学の
スピーチの為にロンドンに行くので一緒にロンドンに行かないか
とマックを誘う。ここに就任して以来まだ5日半しか休みを取っ
ていない事を指摘し、7週間も有る有給の一部を使って一緒に
行かないかと誘う。マックは断ろうとする中、突然部屋の中に
異様な臭いが漂っていることを感じる。ガス漏れなのか。
ラボ全体に警報音が鳴り響き、職員は皆外へと非難する。
しかしラボの器具には炎が正常な色で燃えているのを見て、
何か変だと感じる。空気を採取しGCMSで検査すると、
メルカプ
トエタノール
が検出される。バイオケミカルの研究で使われる
ものだと言うが・・・

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フラックらNYPDは麻薬局と連携し、至上例に見ないコカイン
密売の大捕物劇を行う。しかし同時に麻薬組織は内紛が起こって
おり、押収した麻薬を取り戻すために大胆な行動に出る。

ハリウッドでは良くある感じのエピソードって感じかな。
内容を見ると建物の外部との連絡を遮断される中で一人の捜査
官の奮闘する姿はまるて映画「ダイハード」

ラボだけでなく、現場でもダニーたちが人質になり、何時でも
殺されそうな状況が展開される所など、どの流れも実に興味深い。

簡易爆破装置を作るところは如何にもCSIって感じだったけど、
テロリストが館内を彷徨く中で、銃弾を検査したり指紋を検査
する辺りは、やや不自然な描写にも思えた。
また館内でこれだけ首領蜂もといドンパチしているのに、
外部の刑事達が我関せずにいる所など、かなりヤキモキさせる
展開だった。

しかし末端価格1億ドルの麻薬ならば、もっと警備を強化しろ
と言わんばかりの展開だったな。

ダニーは犯人の目を盗んで携帯で連絡を取ろうとするとき
相当痛そうに指を踏まれていたけど、これがリンジーではなくて
良かったと本人も思っているだろうね。

ダニーとリンジーが親密なプライベートを過ごしている描写も
今回初めてだったのではないか。
また今シーズン、マックとペイトンの関係が明らかになり
一度は部下達の前で二人の関係を否定したことで最悪の結末
を迎えそうな所だったけど、今は昔、最後は仲良く連れ添い、
ロンドンに行くと告げる辺りは、気の利いた演出だったね。

そういえばFBI捜査官、キャンディス・ブロートベントを殺害
した銃と今回の銃が一致したということで、その辺の事件に
ついても一段落付いた感じ。ただキャンディス殺害に関しては
身内を庇うための行動だとしていた事から、その内この流れを
回収するエピソードが描かれたりするのかな。

マック・テイラー (Gary Sinise) NY市警CSI:主任
ダニー・メッサー (Carmine Giovinazzo) CSI、下町育ち
シェルドン・ホークス (Hill Harper) 検死局検死官
ドン・フラック (Eddie Cahill) 殺人課
ステラ・ボナセーラ (Melina Kanakaredes) CSI
リンジー・モンロー (Anna Belknap) CSI、S2#3から
シド・ハマーバック (Robert Joy) 検視官、S2#5から
アダム・ロス (A.J. Buckley) CSIラボ研究員、S2#8から

ジェシカ・エンジェル (Emmanuelle Vaugier) S3#1から
ペイトン・ドリスコル (Claire Forlani) 女性検視官、S3#1から
スタントン・ジェラード (Carmen Argenziano) 警視
ブリッガム・シンクレア (Mykelti Williamson) 刑事部長


コルム・ガン (Shane Brolly) ギャングの新ボス
ジャッキー・ドイル (Tom Archdeacon) ギャング
ショーン・ケリー (Chris Monberg) ギャング
ビリー・モリソン (Tom McComas) ギャング
ボビー・マロニー (David McSweeney) ギャング

--- (Gina St. John) リポーター
--- (Michael McLafferty) リポーター
--- (Rob Zabrecky) 教授
--- (Troy Gilbert) アイルランド系
--- (Doc Duhame) ギャングの手下


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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