CSI : NY4

制作総指揮/ジェリー・ブラッカイマー

http://www.watch-csi.jp/csi_ny/
http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-ny4/





第13話 絆 All in the Family

脚本/Daniele Nathanson、Noah Nelson 
監督/Marshall Adams、Rob Bailey
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花屋で花を選んでいたエミリー・ミラーが突然ショットガンで
発砲されて死亡する。体内の傷跡から何者かの歯が検出される。
ショットガンの銃弾の飛び散り方から6mは離れていた場所から
発砲しただろうと推察。隣のビルの外壁の装飾品であるガーゴ
イル像が一部破損しているのを見つけるマック。
恐らく屋上からショットガンを脱げ捨てゴミ箱に入れようとす
るも、それが像に当たって暴発したとの見解を見せる。
ショットガンは店舗の日射しの上に乗っかって発見される。
銃からは被害者以外の血痕が検出される。

そんな折り二つ隣のビルで殺人事件が有ったとの通報を受ける。
被害者は判事の
ウィリアム・リヴァートン(42歳)
エンジェル刑事によると押し入られた形跡は無く、テレビを
見ていた際に突然襲われたのではないかという。財布や時計な
ど盗まれた形跡もないので物取りの犯行ではなく、劇場型の
犯行だと推察。
第一発見者は娘の
マディソンで、マディソンはボーイフレンド
ジェイクとその弟のチャーリーと一緒に映画を見に行ってい
た帰りだという。父は仕事柄強迫を受けることもあったので
普段は凄く用心していたとのことだった。

被害者は鈍器で6回に渡り殴打されていた。被害者の歯が欠けて
いることから、恐らく凶器は先ほど別件で見つかったショット
ガンで、歯が銃身に入ったものが弾と同時にエミリーの体内に
入り込んだのではないかと考える。
現場を調べると落ちていた
ナプキンに指紋のようなものが見つ
かる。またステラは黒い
ヒマワリの殻を見つける。
娘によると合鍵は自分と父以外には管理人とメイドが持ってい
るとの事。管理人とメイドにはアリバイが有った。マディソン
によると別れた母がコロラドから向かってきてくれているとい
う。何故銃を撃たずに殴打に使ったのか。

ラボに居たリンジーはフラックに対して、ダニーが休暇明けに
も職場に来ない事を相談する。最近の様子が心配だと。

銃に付着していた血痕は判事の物だと判明。ショットガンは
左の銃身からは発砲されず、その原因は撃芯が短い事が判明
する。
銃口に油性の屋外用ペンキが付着しているのを検出する。

フラックはダニーの家に行く。
強引に管理人に鍵を開けさせる。するとダニーのPCに
NYSPIN
のデータが表示され、
オリー・バーンズの保釈情報が書かれて
いた。先日
ルーベンの件で強盗事件を起こした張本人だった。
フラックはダニーがメモしていた筆跡から、彼が電話していた
であろう番号を掴んでいく。

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■二つの事件

判明してみれば、二件目に起きたエミリーは不運としか言えな
い死亡事故だった。
不運といえば、今回はニッキの息子であるルーベンの件も取り
上げられた事もあり、世の中の不条理さを際だたせる物が有っ
たのかもしれない。因みにルーベンのエピソードは11話「危険な遊び
で描かれている。

■現場は密室

部屋の中から鍵がかかっていた事やマンションの部屋が高層階
であることから、ほぼ密室状態であった。
果たしてどのようにして押し入り犯行に及んだのか。
押し入りではないのであれば、合い鍵を持つ身内や知り合いの
線も疑われる。

■容疑者

被害者は判事という職業柄、恨まれる事は多かったようだ。

スターク・・・現場に落ちていたヒマワリの殻から彼へたどり
着いた。オウムを飼っている事で立ち退きの要求を受けていた
様だ。

ローズ・・・被害者の服に建築現場で使うような石膏ボード
の粉が検出された事から建築関係者を疑っていく。先週離婚
判決を下したローズが疑われるも彼にはアリバイが有った。

■銃身に付着していたペイントとポップコーン

銃身に付着していたペイントは映画館の壁のものだと判明。
更に被害者宅のシャワーカーテンにポップコーンのトッピング
の具材が検出される。

■娘も疑われた!

母親と住みたがっていたが判事の特権で親権を父の元にさせ
られた事で、恨んでいるのではないかと推察。しかし流石に
それはなかった。

■犯人はマディソンのボーイフレンド兄弟

過去を調べると4つの里親をたらい回しにされている兄弟。
話を聞くとマジメに養育していた父と引き離したのが判事の
様で半年前にその父が亡くなった事で犯行に及んだようだ。
アメリカの場合、子供だけで家に居る事は育児放棄になる為
ベビーシッターなどを雇うなり、近所の成人の人に子守を
して貰わねばならない事情が存在する。

■ダニーのエピソード

リンジーがもう少し慰め役に徹するかと思ったけど、こういう
時には男の友情なのか。
ダニーの銃を盗んで犯人に復讐しようとしているニッキを
止めようとする流れだった。フラックが今後サポートしていく
ことになるのかな。

■フラックのブラックショーク

冒頭でショットガンをゴミ箱に入れようとして外していた
犯人の行動に対して、そんな事では俺たちのバスケのチーム
に入れないなみたいな事を口にしていた。

マック・テイラー (Gary Sinise) NY市警CSI:主任
ダニー・メッサー (Carmine Giovinazzo) CSI、下町育ち
シェルドン・ホークス (Hill Harper) 検死局検死官
ドン・フラック (Eddie Cahill) 殺人課
ステラ・ボナセーラ (Melina Kanakaredes) CSI
リンジー・モンロー (Anna Belknap) CSI、S2#3から
シド・ハマーバック (Robert Joy) 検視官、S2#5から
アダム・ロス (A.J. Buckley) CSIラボ研究員、S2#8から

ジェシカ・エンジェル (Emmanuelle Vaugier) S3#1から
ペイトン・ドリスコル (Claire Forlani) 女性検視官、S3#1から
スタントン・ジェラード (Carmen Argenziano) 警視
ブリッガム・シンクレア (Mykelti Williamson) 刑事部長
ケンダール・ノバック (Bess Wohl) CSI、アダムの彼女


ジェイク・フェアウィック (Shiloh Fernandez) 兄、18歳
チャーリー・フェアウィック (Gregory Mikurak) 弟、16歳
マディソン・リヴァートン (Ashlee Gillespie) 娘
ウィリアム・リヴァートン (Roy Werner) 判事、被害者
リッキ・サンドヴァル (Jacqueline Pinol) ルーベンの母
オリー・バーンズ (Al Santos) 強盗犯
ラリー・ローズ (Daniel Travis) 離婚した男
ジョナス・スターク (Christopher Warren) オウムを飼う住民
--- (Michael Gambino) Super
エミリー・ミラー (Deja Howell) 22歳・大学生、被害者
--- (Chris Todd) Clothing Store Manager
ルーシー・スコット (Suzie Pollard)
ジャスティン・スコット (Matt Wood)


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