CSI : NY7
(CSI:ニューヨーク / シーズン7)

制作総指揮/ジェリー・ブラッカイマー

http://www.watch-csi.jp/csi_ny/
http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-ny6/





Feb. 25, 2011
第16話 ジェーン・ドウは見た The Untouchable

脚本/Kim Clements
監督/Vikki Williams
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ピーターと女性は覆面の男性を連れて行く。
女性はピーターに対して首は狙うなと言ったのに、死んだら
どうするのかと問う。覆面の男性に跪かせる中、深入りしたの
が悪かったのだという。なんとその覆面の男性はマックだった。

マックは廃墟に残したまま逃走する二人。
マックは911に電話するとCSIのジョーに繋いで欲しいという。

48時間前
薬物摂取の女性が遺体で発見される。金もなく、IDも無く、
身元を知らせるものは一切無かった。ヘロインが服に残されて
いた事やチョコレート菓子の袋が残されていた事から、薬物依存
の患者なのか?と疑う。しかし薬物を投与したであろう注射器は
見つかるが指紋が一切検出されないとリンジーは語る。
薬の過剰摂取のせんが濃いと言われる中、マックは女性の遺体を
見てテッサ・ジェームズだと語る。あんな形でテッサが見つかる
とは思わなかったとし、自分は情報を待っていた事を語る。

ジョーたちにテッサとの出会いを語る。
出会ったのは一年前の事で、何度か奇妙な逢い方をしたのだという。
最初はテッサはマックの元に来ると、何者かに尾行されている
とし、自分は有る時書類を届けた先で、
紫の羽根の女性が顔中血だらけ
になるのを見ていた
という。
白髪の男性は泣いていたとのこと。
あの
部屋の明かりはしても綺麗で、天使が居る様な感じだった
という。その女性は負傷していたのか?と問うと怪我ではなく
亡くなっていたのだと語る。しかし女性はそれを語るとタクシーに
乗って出て行ってしまう。
当時名前は知らなかったが、弁護士事務所のアシスタントをして
いたテッサで欠勤と挙動不審が続いたので解雇されていた事を
知る。強迫神経症か妄想だったのではないか?というジョーに対し
て、殺人に関して裏付けは無いが刑事の勘では本当の事だと
思ったというマック。

シドによるとテッサの遺体からはジトセチルモルヒネ(ヘロイン)
が致死量検出されたことが報告される。マックはそれを聞いて
彼女は薬物の乱用者には見えなかったという。シドも身体を見る
と古い注射痕もなく、死ぬ際に一度打っただけに思えるという。
どうみてもジャンキーではないと。左腕に注射痕があるが、
彼女は左利き故に本当に注射するのであれば右腕に打つはずだ
というものだった。恐らく
ジャンキーだと見せかけようとした
だけ
だろうと語る。

服には油のようなシミが付いていた。
ジーンズに付着する塗料痕を調べるホークスはDARTで分析すると
鉛が含んでいるものだとという。鉛をペンキに入れるのは56年に
禁止されていたという。使用していたことがあるのは、ウエスト
クロフト、レッドグラニト、ウッドランドグリーン、ハドソント
ープで、ハドソントープは83年に廃盤になっているとのこと。
56年〜83年までに何度も塗装を繰り返したビルに居たのだとろう
という。アルハドも含まれており、高濃度の二酸化硫黄も検出
されたとのこと。恐らく殺人スモッグと同じ成分で、スモッグ
が起きたのは53年と66年。殺人スモッグの残渣が残る場所に
居たであろう事が分かる。彼女が来ていたカシミアのセーター
は6ドル、タグは70年代製のものだった。
マックは当時彼女と接触した際に、
プラグマンズの紙袋を持って
いた事を思いだし、建物を調べに行く。
すると室内には多数の新聞記事と、多数の写真が貼り出されてい
た。
記事を見ると"死のパーティー"、"死に神デート"、"死の劇場"
"悲劇のパーティー"などの記事内容である事を知る。

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突然名前の分からない女性の遺体が発見され、マックはその
遺体の確認に行くと、かつてマックの元に遺体が運ばれるのを
見た女性である事を知る。
調査していく内、VIPの会員制クラブが関与しているであろう
事を掴みリストを調べていると、突然マックはテーザー銃を
押し当てられて運ばれるのを知る。

マックの知り合いというにはあまり深い関係ではないけど、
マックは一度見た事をよく覚えているし、拉致された状況でも
冷静に情報を判断しているなと思わせるものがあった。
フラックが語っていた様に、CSIのリーダーを誘拐するというのは
余程のバカかVIPだろうという。
ジョーに至っては、車のナンバープレートの件で身元が割れた
際に、悪い奴ってこういう細かい所でポカをやらかすのね〜
と呟き、それを突き止める事への高揚感を喜ぶ姿を見ると、
ジョーのキャラクターの良さを感じていく物が有った。

ジョーとリンジーが取調室に居る際になんて、容疑者がゲロを
吐きそうだと語った時には、ウチには2人の子が居るので
ゲロは慣れっこだと語り、リンジーにも子供がいるのでゲロ
なんて平気みたいなセリフを語るシーンがとても笑えるものが
有った。

CSIではよく有る感じの禁止な塗装剤から場所を特定していく
流れ。

テッサが集めていた資料を見ると彼女自身が精神的に病んでいて
事件をやらかしたのかにも思えるけど、実際には殺された女性
と殺した女性のことを調べていた様で、その時の事が余程
テッサにとっては衝撃に写ったのだろう。

コミスキー、ジョージ・ウィーバー、ビリー・グリーソンと
聞いて、シカゴホワイトソックスの関係者だと見抜いていくダニー
のMLBオタクぶりが発揮されたけど、単純に名前が似ていたので
そう呼んでいたのかな。

殺したオーナーよりも寧ろ遺体を運ぶのを手伝ったキースに
追求の目が向けられたという点もやや違和感は有ったけど、
テッサ殺害に関しては、キースが目撃者の特徴を密告したが為
に殺されてしまったという事で、なんで服のボタンをハメる
気遣いがあるのに目撃証言に於いては適当なことを話さなかった
のか不思議だ。

マック・テイラー (Gary Sinise) NY市警CSI:主任
ダニー・メッサー (Carmine Giovinazzo) CSI、下町育ち
シェルドン・ホークス (Hill Harper) 検死局検死官
ドン・フラック (Eddie Cahill) 殺人課
ジョー・ダンヴィル (Sela Ward) CSI、バージニアから転属
リンジー・モンロー (Anna Belknap) CSI、S2#3から
シド・ハマーバック (Robert Joy) 検視官、S2#5から
アダム・ロス (A.J. Buckley) CSIラボ研究員、S2#8から
--- (Julie McKinnon) A / V Lab Tech

テッサ・ジェームズ (Katharine Towne) 被害者
キース・デヤング (Matt Corboy) ヴォナークラブ マネージャー
--- (April Marie Eden) Female Attacker
マシュー・ストラートフォード (Don Fischer) チョコレートオーナー
デレク・ペリー (Jon Fleming) 元選手、リハビリ
ピーター・グラント (Steve Richard Harris) アームストロングカー
サービス
--- (Zack Scott) Party Guest
--- (Ashlee Williss) Jane Doe

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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