November 18, 2011
第8話 奪われた人生 Crossroads
脚本/John Dove 監督/Jeff T. Thomas
--------------------------------------------------------
フラックの分署に来たアリー・ランドはレイプ被害を訴える。
犯人はジョン・カーティスで、かつてセリーナ・マシューズ
を襲った際にDNAを衣服に残していったが、FBI捜査官の不手際
によって証拠として利用されずその時には逮捕することは
出来なかった。
若者(ニック)は目覚めると、急いで現場へと自転車で走らせる。
現場のベーカリー店の周りには多数の警察官と共に、刑事裁判長
と陪審員たちが来ていた。ヴィクター・マーコフ事件に於ける
実況見分に陪審員たちは立ち会っていた格好だったが、走り去る 自転車の男は突然ヴィニー・コルシカ判事に対して発砲すると
逃走していく。 規制線が張られていたのにそれを破って自転車の男が殺害に 及びそして逃走したのである。
現場では犯人に向けて警察官も発砲し返していたが、裏路地に 入り自転車の犯人は逃走してしまう。
現場にCSI捜査官たちがやってくると、証拠を採取していく。 マーコフはロシアン・マフィア版の「サミー・ザ・ブル」でしょ
というと残した死体は一ダースに及ぶというものだった。
現場では当時の状況を聞き込みして写真を撮影していく。
犯人は2発発砲し、薬莢が二つ転がっていた。クルマの窓に ぶつかった弾は潰されていて線条痕を見つけ出すのは難しい
と思われた。刑事が発砲した銃弾は4発で薬莢は4発有るが、 3発しか見つかっていないとリンジーは語る。もしかすると
逃走する犯人に一発被弾したのではないかとの疑いを持つ。 もしも命中していれば、裏路地に入った犯人の血痕が残っている
ハズだろうとのこと。
裏路地ではダニーが調べていたが、そこにはクルマにぶつかった
自転車が乗り捨てられていた。 判事は殺すと脅され24時の警護がついていたこと。判事がこの
現場に来ることはニュースでも報道していたので、誰もが知って いる状況だという。目撃者によるとフード付きのスエットに
バックパックを背負った人物。しかし誰一人として顔は目撃されて いなかった。しかし自転車を跳ねた運転手ならば顔を見ているかも
しれないと語る。
マックは会見を求められる。 マスコミの前で、刑事裁判の判事が射殺されたことは、司法制度
に対する攻撃であり容認出来るものではないという。総動員で 捜査に当たるという。マスコミの記者達は、判事の殺害を命じた
のはマーコフなのかと問うが、まだ事実関係が分かるまでは名前 を語るのは控えるというマック。更にマスコミ立ちはカーティス
裁判のことについて尋ねてくる。明日予審が行われるが証拠は
見つかっているのかというもの。FBI捜査官で現在CSIで働くジョー
はあの時ミスを犯していますねと問われると、マックはそれを 否定し、FBIのスタッフが証拠の扱いを誤りぶちこわしたのだと
いう。ジョーは不正行為は許さない勇気と規範を持って対処した
もので、私はそんな彼女を信頼している事を語る。
ジョーが捜査から外されたのは政治的圧力が有った為なのかと 問われるが、私の捜査で政治圧力に左右されることはないが、今回は
外れるべきだと判断して外した事を語る。
-------------------------------------------------------- |