January 13, 2012
第11話 仮面の下 Who's There?
脚本/Bill Haynes 監督/Vikki Williams
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エリザベス・ファーガソンとロン・ファーガソンは共に自宅で ディナーを取る。週末にはレース場に行くのかと夫に尋ねる。
夫は妻にチャリティパーティはしないのかと逆に問う。 ロンは妻にピノとカベルネのブレンドのワインを注いで一緒に
飲む。エリザベスはパーグドルフの売り場で先週三度もローレン と出会った事を告げる。ロンの共同経営者のフィリップの妻の
ローレンは買い物狂だった。株式市場が低迷している状況なの にまったく大変なことだという。そんな中何者かが来客すると
妻のエリザベスは玄関を開ける・・・。
ジョーとマックは現場へとやってくる。
被害者はロンという不動産王。通報してきたのは妻のエリザベス だった。ジョーはロンの写真は看板でよく見かける人だと
語ると、不動産バブルの時代に、共同経営者のフィリップと死ぬ 程儲けた人物だという。そして今、本当に死んでしまったのかと
皮肉る。頭を酷く殴られ、手足を押し入り強盗によって縛られて
形跡が見られる。
妻によると自分は奥の部屋に連れて行かれ、犯人が出て行った後 なんとか這いつくばってここにきて携帯電話で911に連絡を付けた
という。侵入者は2人で目指し帽を被っていたという。 マックはここは高級住宅地であり、金持ちの家が並んでいるのに
何故この家に目を付けたのかと疑問に感じる。
リンジーたちは現場の写真を撮影する。
現場に落ちていた携帯には911に連絡したであろう形跡が有った。 遺体の下には犯人の物だと思われる目指し帽が有り、リンジー
は現場に宅配便の箱がある事を知る。 ジョーはペーパーナイフで切り刻まれた絵画があるのを知り、
そこには何らかの毛髪が付着しているのを見つける。
妻のエリザベスから当時の状況を尋ねる。
夫と共に食事をしていたこと。マックは玄関にはこじ開けられた 形跡が無いがどのようにして犯人は入って来たのか問う。
するとチャイムが鳴り外を見ると、宅配便の荷物だけが置かれて いたという。それを取る際にドアを開けると二人組の強盗が
入り、私と夫をビニールテープで縛り付けたのだという。金持ち ならば金庫があるだろうとして夫の銃を突きつけ、金庫室に
案内させたこと。夫のロンは隙を突いて逃げたが、犯人が追いかけ 銃で頭部を殴り飛ばしたのだという。その際目指し帽を剥いだが
男性の顔には見覚えはないと語る。私はその後奥の部屋に 引きずられていき、部屋から出たら殺すと言われたのだという。
2、3分して玄関のドアが閉まったので、10分して部屋から這い 出て夫の近くに行ったら大量に出血して倒れて居たとのこと。
そんな中メーガンが戻ってくると、父親の死を見て発狂する。
シドはモルグで遺体を調べる。
ホークスは目指し帽を調べていた。 リンジーは回収した宅配便の箱を調べる。
シドは被害者のシャツに紙切れが付着しているのを見つける。
一方メーガンのアリバイは確認が取れたという。スペクトラル
劇場で「ロッキー・ホラー・ショー」を見ていたとし半券が残され ていて、店員も目撃しているという。まだその作品を上演して
いるのかと問うジョーに対して、マックは未だにロッキー・ホラー ショーは見た事が無いという。ジョーは信じられないという顔を
して一度見てみなさいよと語る。レーガンの8時間のドキュメンタリー 番組に負けず劣らずよと語る。
ダニーはリンジーがやってくると、トランプで手品をする。 ジョーが絵画のところで見つけた毛はビクーニャという動物の毛
だという。アンデスの高地でしか生息していないものだというと リンジーは毛織物のビキューンねという。犯人から付着していた
ものなのか。紙の切れ端は、ポリ塩化ビニルでコーティングされていた もので、トランプのスペードのクイーンだという。被害者は
ギャングルをしていて、危ないヤツに狙われたのではないかというもの。
リンジーは箱の臭いの分子を分離させてGCMSにかけた結果、バニラ
の36番と微量のロウの成分が検出されたという。香りのキャンドル に使用されるものだろうとのことだった。
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