ダメージ DAMAGES

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第1話 謎の始まり Pilot

脚本/Todd A. Kessler、Glenn Kessler、Daniel Zelman
監督/Allen Coulter

早朝のニューヨーク。
エレベーターから血塗れで半裸の女性・エレンが出てきて
町中をさまよい歩く。すぐに保護されたが、彼女はなかなか
身元を明らかにしない。
所持品は「ホリス・M・ナイ」という弁護士の名刺だけだった。

実業家フロビシャーに対する集団訴訟事件を担当する敏腕
弁護士・パティ・ヒューズ。そんな重要なときにロースクール
を出たばかりで有能な若き弁護士のエレンを入社させる。
パティと言えばマスコミも注目する存在。エレンは出世欲も
あり、有名な彼女の元で働くことをステータスとしている。

いきなりそんなエレンが血塗れで登場するシーンから始まった。
しかも婚約者デービッドも浴室で血塗れ。彼女たちに一体
何が起こったのか。

すぐに時は半年前に戻りそんな事情を詳しく描いていく。
パティは敏腕だが、訴訟に勝つためには手段を選ばない非情さ
を持つ性格。今回その片鱗を見せたのは、事務所NO.2
のトムを解雇した事。またエレンを雇い入れたのは、証人の
義姉を持つ事からであるという。
この人の本性は何処にあるのか分からない。

今回の訴訟は、会社の倒産直前に社員たちに投資をさせて、
自分の持ち株を売り払った株価操作疑惑の持ち主・アーサー・
フロビシャーとの対決。彼は叩けば埃の出る人間なのか、
やたらと和解を持ちかけてくる。総資産は25億ドルを越えると
いうが、和解金に提示するのは僅か1億ドル程度。被害者は
5000人を数える。

被害者としてみれば1億ドルを最低ラインとして、それを
越えれば和解しようと考えている様で、パティの思惑とは
すれ違いが起こる。パティの目的は彼を社会的に葬り去る事。
被害者達をどう説得し、裁判に持ち込むのか見物である。

まだドラマは始まったばかりで、情報が提示されるばかりだった。
裁判が始まれれば、生活を引っかき回されることは必至。
家族の者を守りながら、どう裁判を有利に導くのか。

気難しいパティとどう付き合っていくのかも見物かな。

グレン・クローズ (パティ・ヒューズ) 敏腕弁護士
ローズ・バーン (エレン・パーソンズ) 新米弁護士
テッド・ダンソン (アーサー・フロビシャー) 有名実業家
テイト・ドノヴァン (トム・シェイズ) ヒューズのナンバー2
ジェリコ・イヴァネク (レイ・フィスク) フロビシャーの弁護士
ノア・ビーン (デービッド・コナー) エレンの婚約者
アナスタシア・グリフィス (ケイティ・コナー) デービッドの姉

Philip Bosco (ホリス・ナイ) 弁護士事務所
Michael Nouri (フィル・グレイ) パティの現在の夫(再婚)
Tom Aldredge (ピートおじさん) 弁護士事務所
Donnie Keshawarz (アンドリュー・ビダ)
Marlyne Afflack (フェリシア・マークアンド) 事務所員
Maya Days (ロサリオ・オーティス)
Casey Siemaszko (ダン・ウィリアムス) 刑事
Robin Thomas (マーティン・カトラー) 被告側弁護士
Victor Arnold (ラリー・ポプラー) 被害者代表
Greta Van Susteren (グレタ) TV司会者
Miriam Shor (キャリィ・パーソンズ) エレンの姉
Saundra Santiago (カレン・ゴンザレス)
David Costabile ... Bearded Man
Joanna Rhinehart (スーザン・マーズデン)
Kevin Isola ... IT Rep
Natalie Venetia Belcon ... HR Rep
Hettienne Park ... Female Associate
Brian McCormack ... Beat Cop
Todd A. Kessler ... Perry the Doorman
Geisha Otero ... Lucia Quintera
Mark A. Baker ... Former Employee
Letty Serra ... Madame Foreman
Nesbitt Blaisdell ... Emcee
Joseph Kessler ... Angry Employee
Elliot Korte ... Owen Frobisher
Charlotte Chapman (メーガン) トムの娘

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