ダメージ DAMAGES

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脚本/Mark Fish 監督/Lawrence Trilling

第4話 証人の資格 Tastes Like a Ho Ho

2002年6月19日。確かにケイティはフロビシャーがリムジン
に乗る様子を見ていたが相手の顔は思い出せなかった。
ケイティは一緒にいたグレッグに証言を求めるが、不倫関係
であり今の関係を壊したくないとして証言を拒む。
しかしある時帰宅するとグレッグは突然態度を軟化させ、
当時フロビシャーの隣にいたのがルーク・リチャーズである
事を告げる。

なんだかパティが最後に言った言葉を証明するような展開に
なっている。
"失敗から教訓を学べ。人間は信用してはならない"
との事。

トムは探偵まがいの弁護士とは違う仕事に嫌気が差し、転職
をしそうな感じだし、デビッドはライラという名の患者の
娘と浮気しそうな感じだし、今回ケイティもグレッグに嘘を
吹き込まれてしまった。
ホント人間なんて信じられないと言った感じが良く出ている。

ドラマの凄さはそんな嘘を全て見抜いているパティの目だね。

ケイティは証言すると語るが、この人は事態の大きさが分か
っていない感じ。人間の防衛本能なのかも知れないが、都合の
悪い事は全て明かさずに物事を解決に導こうとしている。
パティもよくこんな茶番劇に付き合うなと思うけれど、
やっぱりケイティの証言って大切なんだろうな。

ケイティの証人としての有効性を試すために事務所内で模擬
尋問が行われる。パティは証言以上にその人間を信用できる
かが大切だという。
最初はケイティの医療記録を見て彼女の自尊心を傷つける
様な事を晒されて証人として使えないことが分かる。
更に彼女が持っている情報の信憑性を否定されると返す言葉
も無い。

しかしまさか模擬審判に被告弁護士のレイまで来るとは思わ
なかったのだが、実際の裁判で無駄なやりとりを省くために
予め協議することって有るんですかね。

パティの完敗かと思いきや、これが作戦だったというのは
想像できなかった。でもこの後、どうやって新たな証言を
見つけるのでしょうかね。

それと現代の事件の中でエレンとデビッドは婚約解消して
いたと言っていたけど、やっぱりライラという名の女性との
関係がバレるのですかね。

グレン・クローズ (パティ・ヒューズ) 敏腕弁護士
ローズ・バーン (エレン・パーソンズ) 新米弁護士
テッド・ダンソン (アーサー・フロビシャー) 有名実業家
テイト・ドノヴァン (トム・シェイズ) ヒューズのナンバー2
ジェリコ・イヴァネク (レイ・フィスク) フロビシャーの弁護士
ノア・ビーン (デービッド・コナー) エレンの婚約者
アナスタシア・グリフィス (ケイティ・コナー) デービッドの姉

Tom Aldredge (ピートおじさん) 弁護士事務所
Philip Bosco (ホリス・ナイ) 他の弁護士事務所
Donnie Keshawarz (アンドリュー・ビダ) 弁護士事務所
Marlyne Afflack (フェリシア・マークアンド) 事務所員
Michael Nouri (フィル・グレイ) パティの現在の夫(再婚)
Victor Arnold (ラリー・ポプラー) 被害者代表
Peter Facinelli (グレゴリー・マリーナ) ケイティの彼
Miriam Shor (キャリィ・パーソンズ) エレンの姉
Francie Swift (ホリー・フロビシャー) 妻
Casey Siemaszko (ダン・ウィリアムズ) 刑事
Maya Days (ロサリオ・オルティス) 刑事
Peter McRobbie (サンフォード・トゥーミー) 判事
Nestor Serrano (ジョン・ペトロニ) パティを警護
Zachary Booth (マイケル・ヒューズ) パティの息子
Michael Stuhlbarg (バーナード・ハーシンフェルド) 精神科医

Peter Riegert (グレゴリー・ムーア)
Steven Gilborn (アモス・デニンジャー)
Michael Gaston (ロジャー・キャッスル) 模擬審判
Robin Thomas (マーティン・カトラー) トムに接触
Carmen Goodine (ライラ・デミオ) 患者の娘

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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