ダメージ DAMAGES

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脚本/Aaron Zelman 監督/Daniel Attias

第7話 マインド・ゲーム We Are Not Animals

エレンは遺体はパティの家にあると証言するが、警察が
捜索したところ争った跡さえなかった。当日、デビッドと
喧嘩し家を飛び出してパティの家に泊めてもらったときに
起こった悲劇。パティは何処かに外泊してパティの家には
エレンしか居ないはずが見ず知らずの男に襲われ、もみ
合っている時に相手を刺したのだという。
その後すぐにデビッドの家を訪れるが、床には凶器が落ちて
おり、浴槽でデビッドが亡くなっているのを見る。
誰かがドアをノックする音が聞こえたので、エレンは窓から
外に飛び出たところ、巡回中の警察に保護された。
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パティ側はグレッグに召喚状を送る。フィスクがグレッグ
の事をジョージの手から匿っていた。ジョージがグレッグ
の事を殺害すれば逆にこちらの身が危なくなるとして、
直接ジョージにその事を告げるフィスク。グレッグは誰にも
当日株を売り払った事実を言っていないと言うが、申し立て
の場で裁判長にその事実を告げるのは誰でもなくパティだった。
グレッグの召還が正式に決まる。グレッグを匿っていた
フィスクはもう匿うことは出来ないので逃げて欲しい事を
告げる。

相変わらず裁判については一切展開が進まない。

今回はパティが色んな人と心理的駆け引きを行う展開だった。

その中でもやはり面白かったのは、親密になっていくトムと
エレンの事に気を揉んだパティが二人の仲を引き裂こうとして
画策した展開。
パティの存在そのものが脅威として映っているからこそ、
トムとエレンの間に疑心暗鬼の状態が生まれた。

そもそもの発端は、トムがパティの事務所から独立しよう
とした時、エレンを誘った事にある。事務所に入ることを
手伝ってくれたトムにエレンは全幅の信頼を寄せている訳だが
今回その関係が崩れてしまった様に思う。

エレンは先にトムが裏切るのではないかと心配して気が気でない。
トムはエレンがパティと親密にするのを見て、これまた不安を
感じている人物の一人だ。

今回二人がそこまで恐れる必要は無いようにも見えたが、
パティという存在に恐れをなして、アタフタしている内がこの
ドラマの面白いところなのかも知れないね。

人は信用成らないとパティが言ったとおり、グレッグも最後に
なって裏切ったし、親子であっても信用することのないパティ
の特異性を見た感じの展開だった。

そういえば今日はアーサーが出なかったな。
デビッドに近づくライラも出演せず。

グレン・クローズ (パティ・ヒューズ) 敏腕弁護士
ローズ・バーン (エレン・パーソンズ) 新米弁護士
テッド・ダンソン (アーサー・フロビシャー) 有名実業家
テイト・ドノヴァン (トム・シェイズ) ヒューズのナンバー2
ジェリコ・イヴァネク (レイ・フィスク) フロビシャーの弁護士
ノア・ビーン (デービッド・コナー) エレンの婚約者
アナスタシア・グリフィス (ケイティ・コナー) デービッドの姉

Tom Aldredge (ピートおじさん) 弁護士事務所
Philip Bosco (ホリス・ナイ) 他の弁護士事務所
Donnie Keshawarz (アンドリュー・ビダ) 弁護士事務所
Marlyne Afflack (フェリシア・マークアンド) 事務所員
Michael Nouri (フィル・グレイ) パティの現在の夫(再婚)
Victor Arnold (ラリー・ポプラー) 被害者代表
Peter Facinelli (グレゴリー・マリーナ) ケイティの彼
Miriam Shor (キャリィ・パーソンズ) エレンの姉
Francie Swift (ホリー・フロビシャー) 妻
Casey Siemaszko (ダン・ウィリアムズ) 刑事
Maya Days (ロサリオ・オルティス) 刑事
Peter McRobbie (サンフォード・トゥーミー) 判事
Zachary Booth (マイケル・ヒューズ) パティの息子

Carmen Goodine (ライラ) デビッドに近づく女
Peter Riegert (ジョージ・ムーア) グレッグに圧力
Madison Arnold (ビンセント) ライラの祖父
Elliot Korte (オーエン・フロビシャー) バスケする息子
Greta Van Susteren (グレタ) TV司会者

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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