ダメージ DAMAGES

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/damages/

脚本/Todd A. Kessler、Glenn Kessler、Daniel Zelman
監督/Todd A. Kessler


第13話 新たなる謎の始まり
Because I Know Patty

デビッド殺害容疑を晴らしてくれたらテープを渡す。
エレンはデビッドの留守録を頼りにグレッグの録画テープ
を探しに行く。パティの家で何者かと乱闘した後が生々しく
衣服に血痕がついていた。
一方その頃一人で車を走らせるパティは、35年ぶりにある
墓地を訪ねていた。

いよいよ最終回。
結局裁判は行われずに和解で決着。ただし純資産の93%を
和解金として提示する。

最終回にきてエレンの汚さ・狡さが描かれる話しだった。
エレンを殺そうとしたのはパティであることは勿論、
秘密保持契約を結んだはずのフロビシャーの件に関しても
完全に無視する姿勢に、彼女らしさを見た所だろうか。

家族も無視するパティが何故生まれる前に亡くなった妹・
ジュリアの墓を見舞うのか。
イマイチ説得力はないが、これが根にあり今の性格を形成
づけたものがあるのだろうか。

今回は殆どこれまでの展開をフィードバックして詳細に描いた
感じが強かった。特にエレンがテープを取りに行くシーンとか
パティが墓参りに行くシーンは、過去に何度も描かれている。
その真相を詳細にすくい取ったといった感じの展開であり、
時にサプライズとして伝わってくるシーンも有った。

あのフロビシャーに雇われていた殺し屋リックが警察官で
有った事実と、パティが泣きながら震えていたシーンが
エレン殺害を指示している所に繋がった点は、特に驚いた点。

裏切り者のラリーがどのように処理されるかと思えば、
フロビシャーからも和解金からも無視されて疎外される様な
オチ。彼の今後の生活を考えると可哀想な感じもするが、
身から出た錆なのかな。

パティに関してはFBIが調査している。
詐欺・共謀罪、司法妨害だという。
最後にエレンがまた弁護士事務所に戻るのもFBIからの指示
って事になるのかな。

第2シーズンが撮られたという話しは聞いたことがないので、
本国でもあんまり評判が良くなかったのかな。噂では
来年公開みたいだが。

グレン・クローズ (パティ・ヒューズ) 敏腕弁護士
ローズ・バーン (エレン・パーソンズ) 新米弁護士
テッド・ダンソン (アーサー・フロビシャー) 有名実業家
テイト・ドノヴァン (トム・シェイズ) ヒューズのナンバー2
ジェリコ・イヴァネク (レイ・フィスク) フロビシャーの弁護士
ノア・ビーン (デービッド・コナー) エレンの婚約者
アナスタシア・グリフィス (ケイティ・コナー) デービッドの姉

Tom Aldredge (ピートおじさん) 弁護士事務所
Philip Bosco (ホリス・ナイ) 他の弁護士事務所
Donnie Keshawarz (アンドリュー・ビダ) 弁護士事務所
Marlyne Afflack (フェリシア・マークアンド) 事務所員
Michael Nouri (フィル・グレイ) パティの現在の夫(再婚)
Victor Arnold (ラリー・ポプラー) 被害者代表
Peter Facinelli (グレゴリー・マリーナ) ケイティの彼
Miriam Shor (キャリィ・パーソンズ) エレンの姉
Francie Swift (ホリー・フロビシャー) 妻
Casey Siemaszko (ダン・ウィリアムズ) 刑事
Maya Days (ロサリオ・オルティス) 刑事
Peter McRobbie (サンフォード・トゥーミー) 判事
Zachary Booth (マイケル・ヒューズ) パティの息子

Carmen Goodine (ライラ) デビッドに近づく女
Peter Riegert (ジョージ・ムーア) グレッグに圧力

Garret Dillahunt (マーシャル・フィリップス) 共同経営者
Kathryn Meisle (マロニー・フィスク) レイの妻

Glenn Kessler (ワーナー) FBI
Mario Van Peebles (ハリソン) FBI

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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