ダメージ シーズン2 DAMEGES http://www9.nhk.or.jp/kaigai/damages2/

第6話 やり残した仕事 A Pretty Girl in a Leotard

脚本／Adam Stein
監督／Greg Yaitanes
--------------------------------------------------------
エレンの元に義姉・ケイティがやってくる。
両親がデビッドと住んでいたアパートを引き払うとしている事
を告げる。思い出が詰まっている場所。エレンとしても今一度
行きたい思いと辛い思い出によって複雑な心境だった。

パティはテレビ出演し、全国放送の場でUNRは組織ぐるみで汚染
を隠蔽している事を訴え、彼らは何をしても逃げられると勘違
いしている事を告げる。ウェストバージニアの発電所で、アラ
サイトという物質が土壌を汚染していること。彼らの主張では
問題なしとされるが、別のコンサルティング会社では逆の結果
を出していることを告げる。またケンドリックは、クリスティ
ン殺しに関わっていることを強く訴える。
その放送を見ていたUNR首席顧問弁護士のクレアは、人殺し呼ば
わりされて黙っているのかとケンドリックに尋ねる。訴えると
余計リスクが高くなるとして放っておけばその内世間は忘れる
だろうというが、果たしてそれが得策なのか。株価はこの発言
によって低迷を余儀なくされていると告げる。

パティはトムから根拠もないのに何故全国放送で殺人に言及
したのか尋ねる。パティはトムにクレアの経歴を調べるよう
指示する。

一方クレアはダニエルと情事を楽しむ。ダニエルはパティが
戦争を仕掛ける気だと忠告する。クレアはこれを最後にダニエ
ルとはもう逢わないことを告げる。

ケイティは駅で引ったくりに遭い警察署で被害届を出す。
その事実をエレンに電話で話す。するとケイティはフロビシャー
事件で争っている時に後からナイフで襲ってきた男性が警察官
である所を偶然見てしまう。ケイティは急いで携帯カメラで
写真を取る。そしてその事をエレンにも告げる。警察の方も
ケイティに気がついた。そしてその男・エリオットはメッサー
にその事実を伝える。

エレンはそれを受けてFBIの二人に警察官を調べて欲しいと頼む
が捜査権限がないとして断られる。

エレンはパティにケイティの件を告げて調べるよう頼む。
かつてパティはフロビシャー事件に関することは助けてくれる
事を約束していたのだった。パティはそれよりもUNRの合併の
件で明らかな損失が生じていることをエレンに告げる。恐らく
何かでそれを取り戻す公算が有るために合併したのではないか
と告げる。果たしてそれが何なのか。
--------------------------------------------------------

またドラマが動きまくっていますね。
特にパティが仕掛けたことが何なのか、当初は良く解らなかっ
たけど、ケンドリックやUNRの評判を落とすことで株価を故意に
下げて株主に損失を与え、訴えさせるために仕掛けたものだった。
当初クレアは火消しのために名誉毀損で訴えるべきだとして
いたが、その辺の事情に気がついたクレアは早めに和解に持ち
込み、パティが訴えられないように手回ししようとする。

名誉毀損の件は500万ドルという高額な出費だったが、パティに
とって株主の訴訟ではそれ以上に得られると思ったのだろう。
しかしそんな馬鹿な展開に耳を貸す人物が居るのかと思ったが
まさかフロビシャーがここで登場してくるとは思わなかった。

昨日の敵は今日の友。
フロビシャーの扱いは難しく、エレンにそれを知られるとまた
ややこしいことになる事は必至だし、凄いところに目を付けた
なと思う。ただフロビシャーにとって最も憎むべき相手ではあ
るが、逆に味方にすれば頼もしい相手であることも分かって
いるので、これまでの損失を取り戻そうとするハラなのか。

さて訴訟の件は置いておいて、今回はケイティを通じてフロビ
シャー事件の名残が再燃し始めた感じ。
相変わらずメッサー刑事は非情だね。まさか仲間の刑事を殺して
しまうとは思わなかった。
エレンがウェスとの密会に使っているホテルの1910号室に
メッサー刑事がやってくる展開はかなりヤバいね。

そして今回は訴訟と言うことでクレアも少しずつ存在感を露わに
し始めた。このクレアという人物、とんでも無いくらい尻軽
というか、色んな人と寝ているのね。
ミッチ・マッカレンという人物をケンドリックから紹介された
けど、それを余所に蛇のタトゥーをしたレストランのウェイター
と寝ている。アメリカらしく女性でも性には開放的だな。

パティ・ヒューズ (グレン・クローズ) ヒューズ法律事務所
エレン・パーソンズ (ローズ・バーン) ヒューズ法律事務所
トム・シェイズ (テイト・ドノヴァン) ヒューズ法律事務所

ダニエル・パーセル (ウィリアム・ハート) ヘリックス環境リサーチ社
クレア・マドックス (マーシャ・ゲイ・ハーデン) UNR首席顧問弁護士
ウォルター・ケンドリック (ジョン・ドーマン) UNRのCEO
アーサー・フロビシャー (テッド・ダンソン) 元有名実業家
ウェス・クラリック (ティモシー・オリファント) カウンセリングの参加
ワーナー (グレン・ケスラー) FBI捜査官
ハリソン (マリオ・ヴァン・ピープルズ) FBI捜査官
ケイティ・コナー (アナスタシア・グリフィス) エレンの姉

ピートおじさん (Tom Aldredge) 事務所の職員
レイ・フィスク (Zeljko Ivanek) 自殺
クリスティン・パーセル (Paige Turco) ダニエルの妻
エリカ・パーセル (Delaney Muro) 娘。
デイビッド・コナー (Noah Bean) 殺害されたエレンの彼
マイケル・ヒューズ (Zachary Booth) パティの息子
フィル・グレイ (Michael Nouri) パティの彼

アナ・メルカド (Mili Avital)
アーサー・フィリップス (Brennan Brown)
リック・メッサー (David Costabile) 刑事
デイヴ (Clarke Peters) フィルの知人。パティに忠告する
--- (Josh Casaubon) ウェイター。エレンとHした?
--- (Darrell Hammond) The Deacon
エリオット・トールケン (Ethan Herschenfeld) 刑事。メッサー殺

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)