ダメージ シーズン2
DAMEGES
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第8話 ジャッカルとウサギ

They Had to Tweeze That Out of My Kidney

脚本/Aaron Zelman
監督/Michael Pressman
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エレンは夜中に突然目が覚めてしまう。すると何故かそこには
亡くなったハズのデービッドが居た。覚醒時に起こる幻覚だと
デービッド自身が語りかける。しかし彼との時間もFBIからの
電話で現実に戻る。
FBIからピートが自殺未遂を図ったことを告げられる。

翌日知らせを聞いたパティは病室に行くとステファニアが居た。
ピートは自殺する前にパティの客だという人物を二人連れて
きたという。トイレにメモを残してステファニアの飲む薬の
全てを飲んで自殺したという。

デイヴはパティの夫・フィルにUNR株に投資しろという。近日中
に個人投資家達が信じられないくらいの金をUNRに注入すると
いう。株価が上がればパティの訴訟は自然と立ち消えになるはず
だというデイヴに対してフィルはパティがそれくらいの事で
訴訟を諦めるはずは無いと思って居た。

フロビシャーはカウンセラーのマヌを連れてかつて自分が撃た
れた場所を案内する。彼はこの土地をヒーリングセンターを
設立しマヌにこの施設で指揮を取って欲しいと頼む。色んな
セラピストを集めてここをセラピーのデパートにする計画が
有るとする。しかしマヌは心の平穏のために近道をするつもり
なのかとフロビシャーの意図を尋ねる。あくまでここから再出発
をしたいのだと告げる。

パティのオフィスにエレンが来る。パティはエレンに父親のこと
を話す。頭は良いが短気で、自分の思い通りにならない事が
有ったのかある日突然家から出て行ったという。その時パティの
面倒を見てくれたのがピートおじさんである事。刑務所を行った
り来たりしていたがとても優しい人である事。恐らく以前エレン
に接触したFBIが今度はピートにすり寄り、彼はパティを守る為
に自殺したのであろう事を告げる。

フロビシャーの元にリックとウェスがやってくる。リックは
現在ウェスにエレンを見張らせていることを告げ、彼女は
フロビシャーが婚約者を殺したと思い付け狙っていることを
告げる。そしてかつてエレンはフロビシャーの病室を訪れて
殺害しようとしていた事を語る。今訴訟の件で目立った行動
を見せれば過去までほじくり返される可能性があり、彼に
訴訟の原告から降りるよう告げる。
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今回はピートおじさんの扱いをどうするのか見物だった。

ピートとパティの関係は確かに幼い頃から始まったみたいだが
ピートはあの時、パティの世話をしたのか。利益にもならない
ような事で面倒を見る義理は無かったのに対して、ピートは
とても優しく接してくれた。

そんな二人の関係故にパティはピートにFBIのネタを提供しても
良いと言うが、本当のところパティの中にどんな公算が立って
いたのか気になるところだね。易々とピートの為に自分の人生
をフイにするような事をするのかどうか。

ピートの詐欺仲間のパトリックという男性が登場する。
この人何なのだろうか。もしかして息子とか?
パトリックに関しても全てを握っているだけに結局彼がピート
を殺害することで一件落着してしまった。ステファニアの事を
考えるとピートの死は悲しいが、展開としては上手く処理した
感じ。

トムが娼婦のロニーに接触。フィンのしている事をスパイさせる
様子。完全に捨て駒な存在なので、その内殺されてしまうの
だろうけど、フィンのしている事を何処まで暴き出せるのか。

リックの圧力によってフロビシャーの態度が軟化。
訴えの原告人になることを辞めるようだ。まぁ今までパティと
仲間になっていた方が可笑しい訳でこれで正常に戻ったのかも。
また以前のように娼婦を呼んで車内でHしている辺り、折角
スピリチュアルに通っていたフロビシャーはまた元の姿に
戻ってしまうのか。

問題は最後にピートが持っていたエレンを調査する資料が
エレン自身の手に渡ったという点。あの資料には一体何が
書かれているのか。最後に三ヶ月後の映像でエレンが銃を片手
にパティを脅している姿があったけど、エレンの事を完全に
信用していなかった事が気に触ったのか?それとも資料の中に
何かとんでも無いことが書かれていたのか。

パティ・ヒューズ (グレン・クローズ) ヒューズ法律事務所
エレン・パーソンズ (ローズ・バーン) ヒューズ法律事務所
トム・シェイズ (テイト・ドノヴァン) ヒューズ法律事務所

ダニエル・パーセル (ウィリアム・ハート) ヘリックス環境リサーチ社
クレア・マドックス (マーシャ・ゲイ・ハーデン) UNR首席顧問弁護士
ウォルター・ケンドリック (ジョン・ドーマン) UNRのCEO
アーサー・フロビシャー (テッド・ダンソン) 元有名実業家
ウェス・クラリック (ティモシー・オリファント) カウンセリングの参加
L.Jワーナー (グレン・ケスラー) FBI捜査官
ハリソン (マリオ・ヴァン・ピープルズ) FBI捜査官
ケイティ・コナー (アナスタシア・グリフィス) エレンの姉

ピートおじさん (Tom Aldredge) 事務所の職員。ピート・マッキー
レイ・フィスク (Zeljko Ivanek) 自殺
クリスティン・パーセル (Paige Turco) ダニエルの妻
エリカ・パーセル (Delaney Muro) 娘。
デイビッド・コナー (Noah Bean) 殺害されたエレンの彼
マイケル・ヒューズ (Zachary Booth) パティの息子
フィル・グレイ (Michael Nouri) パティの彼
--- (Darrell Hammond) The Deacon

リック・メッサー (David Costabile) 刑事
デイヴ (Clarke Peters) フィルの知人。パティに忠告する
マヌ・シング (Samrat Chakrabarti) インド人セラピスト
ステファニア・マッキー (Lynn Cohen) ピートの妻
フィン・ギャリティ (Kevin Corrigan) トレーダー
ロニー・サンブル (Elizabeth Hobgood) エスコートサービス女
マイキー・オシェア (Kahan James) ピートの知人。
ティミー・マクアダムス (Lawrence Jansen) ピートの知人
パトリック (Jeff Binder) ピートの知人。ピート殺害

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