ダメージ シーズン3
DAMEGES

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/damages3/


第4話 決別 Don't Throw That at the Chicken

脚本/Jeremy Doner
監督/Matthew Penn
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逃走を図ろうとしていたジョーを警察が呼び止め、ダニエルを
救急車で病院へ運ぶ。手術し何とか回復室へと回される。
このまま順調に回復すれば一週間後に何とか話が出来るかも
知れないとのこと。パティはルイスが服役する前に、なんとか
ダニエルの事をぶつけたいと考えていた。

5ヶ月後。
ハントリーとトラメルは、トムの遺体の件で語り合う。
死因は溺死。誰かが海から引き上げてゴミ箱に捨てたのではない
かという。パティは車で追突され、彼女の共同経営者である
トムが殺害された。一体どういう事なのか。パティに対して
トムの死を知らせようという事になる。

パティは検事局に赴きゲイツ検事補に逢う。
エレンはパティが何をしに来たのかクリスに尋ねると、新しい
証人が出てきたのだという。パティはルイスの判決は明日出る
事を指摘し、ゲイツにダニエルの話をなんとかルイスにぶつけ
たいので、彼女が回復する一週間、なんとか判決が出ないよう
時間を延期出来無いかと尋ねる。ルイスは感謝祭の日に、全て
を家族に告白した後、ダニエルに電話している事を告げる。
それを聞くとゲイツは延期する事を約束するが、ただしそれが
出来るのは一日延期だけだという。

弁護士のレニーはジョーに、父親が話したがっている事を知ら
せる。このまま判決が出れば有罪は確定で、父は一生刑務所から
出られなくなるという。しかしジョーは金さえもらえればそれ
で良いとして逢う気がないことを告げる。レニーはジョーが
また飲酒しているのを疑い、またリハビリが必要なのか?と尋ねる。

キャリーに会いに行くエレン。キャリーはエレンが小切手を
渡してくれたことを感謝する。しかし小切手は無しにした事を
告げる。その原因としてキャリーのバッグからドラッグを見て
しまった事。正直に話してくれないと助けることは出来無い事
を告げると、キャリーはドラッグを否定し、いつも貴方は仲良く
なれたかと思うと私を見下していたとして、キャリーは激怒し
その場を去ってしまう。

ルイスにダニエルがジョーに轢かれて病院に運ばれたことを
報告するレニー。父はまた飲んでいたのかとし、アイツは立ち
向かわず逃げてばかりだという。金のことを言うのではなかった
とするが、レニーは味方に付けるためには仕方がなかったと
告げる。以前もジョーは禁酒を破り姿を消した事があった。
現在は妻子と共に実家に居ることが確認されている。ルイスは
レニーにまた飲んでいたら分かるな?と指示する。

パティの息子・マイケルはパティとレストランで逢う。
パティはもうすぐフィルと離婚が成立することを告げるが、
フィルから全て聞いているという。フィルと連絡を取り合って
居ることを告げる。彼は就職に於いても力を貸してくれた事を
告げ、ようやく独り立ち出来たことを語る。パティはジルとの
関係を尋ねるが、彼女とは一時的なものだった事を告げる。

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5ヶ月後の映像

5ヶ月後の映像はパティにトムが亡くなった事実を知らせると
いうもの。しかしこのドラマ、5ヶ月後の映像とか度々映像
として挿入されるのだけど、なかなか展開が進まない。
でも見せ方が上手いので気になる作りだよね。

パティはゲイツに判決の延期を求める

一日だけ延期できたけれど、それが効果的なものなのかどうか。
結局一日の猶予は、ルイスにどんな気持ちを味わせたのか。

そして一度収監されたら二度とこの世に出てくることはない
父の姿にジョーは何を思うのか。

エレンは家族の問題に悩む

姉のキャリーのバッグの中から麻薬が出てきたこと。
キャリーは自分のではないとするが、言い訳としてはかなり
苦しいものがある。
仲良くなりかけていたが、金の切れ目は縁の切れ目なのか。
小切手を無効にされたキャリーは、見下していると難癖を
付けて去っていく。

ジョーは過去に飲酒癖

家族の者や弁護士のレニーが彼のことを注視しているのが
気になるね。単純に心配しての行動ならば良いけれど、
どういう意図があるのか。

そしてジョーが途中までは酒を飲んでいたけど、該当に映る
テレビで自分の姿を見て、姿勢を正し直す辺り、家族のための
強い意志の表れなのか。

パティの息子・マイケルの嘘

ジルとは別れたような事を言っていたのに、ジルとはしっかり
結びついていてしかもジルは妊娠中。
フィルに紹介して貰い仕事にも就いたことを言っていたが、
芸術家として未だに活動している事が明らかになった。
一体どうやって生計を立てているのだろうか。

パティはルイスの服役前の最後の面談

ルイスに対して在り来たりな質問しかしなかった。
しかし一つだけ新たに分かったことと言えば、感謝祭の日に
ダニエルに電話していたのは、クスリを届けさせるために電話
していた事。
パティはやりとりの中で何を見たのか?

面談に同席したエレン

パティの意図を探るために送り込まれたエレン。
彼女はパティが何か情報を掴んでいるとしたけれど、今のところ
有利な情報は見出せていないような気がする。ちょっと買い被り
すぎているかも。ただこのままパティに調査させておいた方が
得策だというのは確かに言える事かも知れない。

自殺するルイス

古くからの主治医のブラントが毒を手渡す辺り、なんだか凄い
シーンだった。あんなにもあっさり毒を渡しても良いのだろうか。
自殺する前にテーブルに置いたパティ宛の資料には一体何が
書かれているのか。

ジョーが先に目を通したことで、どういう態度に出るのか。


パティ・ヒューズ (Glenn Close) 弁護士
エレン・パーソンズ (Rose Byrne) 検事
トム・シェイズ (Tate Donovan) 弁護士

マリリン・トビン (Lily Tomlin) 母
ルイス・トビン (Len Cariou) 父・詐欺事件の主謀者
レーチェル・トビン (Reiko Aylesworth) ジョーの妻
キャロル・トビン (Ana Reeder) 長女
ケビン・トビン (Seamus Davey-Fitzpatrick) ジョーの息子
ジョー・トビン (Campbell Scott) 長男

コーティス・ゲイツ (Ben Shenkman) 検事局・上司
ニック (Ebon Moss-Bachrach) 検事局・髭
クリス・シャープ (Darren Goldstein) 検事局
ビクター・ハントリー (Tom Noonan) 刑事
ミルトン・トラメル (Glenn Fleshler) 刑事

ロジャー・カストル (Michael Gaston) パティの事務所・メガネ
ジュリアン・デッカー (Keith Carradine) パティに近づく
レオナルド・ウィンストン (Martin Short) ルイスの弁護士
ダニエル・マルケッティ (Madchen Amick) DMMの人
デビー・シェイズ (Jennifer Roszell) トムの妻

--- (Michael Laurence) ホームレス

デニース・パーソンズ (Debra Monk) エレンの母
ゲイリー・パーソンズ (Gordon Clapp) エレンの父
キャリー・パーソンズ (Miriam Shor) エレンの姉
ジャニーン・サーバー (Maddie Corman) レナードと逢う
カール・ブラント (Larry Keith) 医者
アーサー・フィンク (George Morfogen) トムの妻の父
バージニア・フィンク (Rebecca Schull) デビーの母
ジル・バーナム (Wendy Moniz) マイケルの妻
マイケル・ヒューズ (Zachary Booth) パティの息子


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