ダメージ シーズン3
DAMEGES

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第8話 証拠を捨てた男 I Look Like Frankenstein

脚本/Todd A. Kessler
監督/Glenn Kessler
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自由の女神像のマスコットを積んだ車。黒いレザーの手袋を
して運転している者が、真っ赤なパティの車に横から衝突する。
パティはすぐに相手の運転手を確かめるが、運転席に人は居な
かった。

ハントリー刑事はエレンを呼び出すと、パティが事故にあった
事を話す。そしてぶつかってきた運転手が消えたこと。車の
持ち主はトムである事を語り、貴方に複雑なパズルを解く協力
をしてくれないかと頼む。

フロビシャーは訴訟で全てを失ったが、再生のために動き始め
る。何かを成し遂げるためにも善で無いといけない事を、パー
ティーの席で主張する。彼はワールドウィンドイニシアチブ
という財団を立ち上げ、クリーンな代替エネルギーに関する
会社を設立する。この財団にもっとも貢献してくれた人物と
して、彼は集まってくれた人々の前でテリー・ブルックを紹介
する。彼はハリウッドの俳優で、最近はコメディものに出演
しているという。

パティはテッサから事情聴取する。
アンティグアの銀行には、当座と普通口座の二つを持っている
事。ただし大した金額が入金されている訳でもなく、トビン家
と関係があるとは思えないという。パティは昨年の感謝祭に
於いて何処にいたのか尋ねると、友達の家族と過ごしたと告げる
テッサ。母とは当時喧嘩していたのだという。

一方エマニュエルはゼデックにパティの動きを知らせる。
恐らくテッサの口座の存在に気がついたが、その内容は知らない
だろうという。法の壁が有って決して調べられないという。
ゼデックはジョーに対して、くれぐれも妙な欲だけは出すなと
告げる。レニーはゼデックに対して、ジョーの元に検事局の
人物が来たことを告げる。検事局はダニエルの死因に関して
調査しているので気をつけろというが、ゼデックは自分は殺して
いないという。レニーもジョーも殺害を否定する。一体誰が
彼女を殺害したのか?

母・マリリンは娘・キャロルが居なくなった事をレニーに告げる。
娘の男性の趣味は最悪だという母。それを聞いてレニーは早急
に探させる事を約束する。そんなレニーに対して、マリリン
は自分の夫・ルイスよりもよっぽど貴方の方が信用できる人物
であると語る。何より安心させてくれると。

エマニュエルはパティに逢う。彼は口座の件に関して、全て
調べたとするが、何もなかったこと。これ以上の捜索は現在
の所難しく、それでも調査しているので忍耐が必要だという。
パティはそれを受けてトムに、彼は何も出す気はないと告げる。
パティの元に会いに来たエレンは、キャロルが行方不明で
有ることを知らせる。この事はゲイツには話していないとの事。

エレンは姪の為のキリンの人形を買うために玩具店に居る所、
マイケルと鉢合わせする。マイケルは妊婦であるジルと一緒
に居た。もうすぐパパになる事を告げ、今度自分の展覧会が
有るのでエレンに来て欲しいと招待状を渡す。
ジルはエレンを通してパティに妊娠の事実が伝わってしまうの
ではないか?とするが、マイケルは二人は関係を絶っている事
を告げ大丈夫だと語る。

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アーサー・フロビシャーの再生

本当に改心したのかどうか分からないけれど、過去にエピソード
を見ているだけに妙に親近感が沸く人かな。

自伝"長い茨の道"を出版したらしい。過去のエピの中で、熱心
に自伝のことを気に掛けていたからね。

そんなアーサーの作品の権利を買うテリーは果たして信用できる
人物なのか。

テリーを演じているのはCraig Bierko
1964年8月18日。アメリカ・ニューヨーク出身。
「ボストン・リーガル」でジェフリーを演じていたり、
アリー・Myラブ」ではデニース役。「Sex and the City」では
レイ・キングと言う役で、s4の3話「恋愛関係の測り方」と
4話「セックスと恋愛の両立?」でキャリーの相手役を演じた。
秋クールで始まるNHKの海外ドラマ「The Good Wife」でも11話
に登場するみたいだ。


マイケルとジルの関係を知るパティ

つい先日4話の中で、マイケル自身が別れたと告げていたのに、
実際には彼女との付き合いは継続中で有り、しかも辞めたとして
いた画家としての道も継続中だったという事で、パティは憤怒。

もう息子の人生には介入しないと誓っていたパティも、別れ
させるためにジルと接触。ジルは過去に母親不的確とのコロラド
州で判決を受けていた事が有り、それを指摘して別れさせようと
するも、効果無し。

ジョーは妻のレイチェルに金を渡す

妻は違法性のない金なのか?と尋ねるも、無いと否定しつつも
パティに見つかったら没収されるという矛盾。
まぁ日本政府の中国政府への対応同様に粛々と生活していれば
問題はないか。

キャロルはダニエル殺害を実行するが・・・

裏にはまさかのジョーが関わっていた。
冷静に考えれば、毒を持っているのは彼だものね。
ジョー自身が彼女を匿っていた事を知るレニー。
徐々に信頼関係にヒビが入る様な行動が出てきたな。

娘の男の趣味は最悪だという母・マリリンだけど、そんな彼女
は過去に曰く付きのレニーに信頼を寄せている辺りが、また
親子という感じだね。

トムとエレンの密着

未来の映像を見れば、トムとエレンが何らかの独自の動きを
している事は明らかだったけど、まさか弁護士事務所を共同で
開こうとして話し合いをしているとは思わなかった。
トムも今のままではNO.2の座に甘んじている事に危惧している
感じだったけど、金がないのに独立なんてして良いのか?

ゴミを捨てた人物が発覚

ルイスのブーツや携帯電話、そしてエレンの血の付いたバッグ
を捨てたのは、レニーだった。しかも感謝祭の夜の事。
過去の犯罪歴からすると、彼ならばやりかねないといった感じ
もするが、これらのアイテムが犯罪とどう関わってくるのか。
そしてトム名義の車を運転していたのも彼なのか。トム殺害も
彼の手によるものなのか。

レニーとトムの繋がり

やっぱりトムは損失した分の金を不正にレニーから受け取った
のかな。


パティ・ヒューズ (Glenn Close) 弁護士
エレン・パーソンズ (Rose Byrne) 検事
トム・シェイズ (Tate Donovan) 弁護士

マリリン・トビン (Lily Tomlin) 母
ルイス・トビン (Len Cariou) 父・詐欺事件の主謀者
レーチェル・トビン (Reiko Aylesworth) ジョーの妻
キャロル・トビン (Ana Reeder) 長女
ケビン・トビン (Seamus Davey-Fitzpatrick) ジョーの息子
ジョー・トビン (Campbell Scott) 長男

コーティス・ゲイツ (Ben Shenkman) 検事局・上司
ニック (Ebon Moss-Bachrach) 検事局・髭
クリス・シャープ (Darren Goldstein) 検事局
ビクター・ハントリー (Tom Noonan) 刑事
ミルトン・トラメル (Glenn Fleshler) 刑事

ロジャー・カストル (Michael Gaston) パティの事務所・メガネ
ジュリアン・デッカー (Keith Carradine) パティに近づく
レオナルド・ウィンストン (Martin Short) ルイスの弁護士
ダニエル・マルケッティ (Madchen Amick) DMMの人
デビー・シェイズ (Jennifer Roszell) トムの妻

バリー (Michael Laurence) ホームレス
スチョワート・ゼデック (Dominic Chianese) ルイスの友達
アーサー・フロビシャー (Ted Danson) 企業家
テリー・ブルック (Craig Bierko) 俳優。アーサーに賛同
エリオット・フロビシャー (Elliot Korte) 息子

カール・ブラント (Larry Keith) 医者
ベン・ディフォルコ (Paul Carafotes) ゼデックの仲介人
ジョシュ・レストン (Matthew Davis) 記者
ペリー (Todd A. Kessler) ドアマン
アレックス・ベンジャミン (Tara Summers) 弁護士
J.T ライリー (Peter J. Fernandez) 判事
テッサ・マルケッティ (Vanessa Ray) ダニエルの娘
ホレイショ・エマニュエル (Michael Potts) ゼデックの知人
アルバート・ウィギンズ (Bill Raymond) レニーの父
--- (Sarah Wynter) レニーの秘書


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