ダメージ シーズン3
DAMEGES

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/damages3/


第9話 暴かれるウソ Drive It Through Hardcore

脚本/Glenn Kessler
監督/Tate Donovan
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キャロルが数日行方不明になった事をエレンは知る。
一方トムはパティに対して、辞職願を突きつける。

弁護士のレニーはキャロルが居るアパートを尋ねる。
全く食事をせずテレビを見ている彼女。ここからはじきに出ら
れるとするが、現在ダニエルの件で検事局が捜査をしている
のでそれが終わるまでは無理だという。レニーはキャロルを
心配し、精神科医のモリス・サミュエルズ先生に診てもらう事
を告げる。

レニーたちの動きをパティの指示でマルコムが尾行していた。
キャロルへの尋問を恐れているのだろうと推測。
エレンはかつて事情聴取した際のキャロルの調書を目にし、
感謝祭での父からの告白を聞いた後は一人で自宅に戻ったと
している事を告げる。パティに対してなんで感謝祭に拘るのか?
と問うと、感謝祭が金を移す最後のチャンスだった事を告げ、
その金が何処に移っているのかは既に目星はついている事を
語る。事実関係を洗い出すためにもキャロルに近づかねばなら
ない事を告げる。

俳優のテリーはフロビシャーが立ち上げたワールウィンドイニ
シアチブの出資金を集めるためのCM撮影をしていた。フロビシ
ャーはその姿を見て、満足する。

一方検事局のニックはエレンの元に逮捕記録の通知を持ってくる。
まだゲイツには話していないと告げる。
それを受けてエレンは姉のキャリーと逢う。
キャリーは28g以上の麻薬を持っており、それは販売目的で有り
クラスBの重罪である事を告げる。キャリーは友達に分ける予定
だったとするが、正直に言ってくれないと助けられない事を
告げる。このままだと刑務所行きは免れることは出来ず、弁護
も出来無いという。初犯なので刑期は軽くなるかもしれないと
告げるが、弁護を断る妹に対して、人ごとだから手を汚したく
無いんでしょうと嫌みを告げる。このままだと娘のシャーロット
を施設に送られてしまう事を語る。

レニーはキャロルの元へ行くと、彼女は風呂場で心神喪失状態
だった。たった2、3滴入れただけなのに・・・とすると、レニー
はすぐに病院に行くよう告げる。

母・マリリンとダニエルの娘・テッサは逢う。
マリリンはテッサに対して何か心配事が有るのか?と問うと、
パティに色々と聞かれたことを話す。感謝祭の日に母と過ごした
かどうか尋ねられたが、母からはこの件を誰にも言うなと言わ
れたので何も言っていないという。あの日がルイスを見た最後
だった事を告げる。

レニーはキャロルを病院に連れて行くが、ダニエルの事だけは
話さないよう告げる。きっと元気になれると励ます。

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トムの辞表

冒頭からいきなりインパクトの有るシーンだったけど、実際には
2ヶ月後の映像。
まぁこのドラマではありがちな演出だけどね。

トムが最後に落下するのは、自殺って事なのか?

精神的に辛いキャロルを問い詰めていく

このドラマを見ていると、常にレニーを尾行していればボロが
出るんじゃないかという感じがする。
そういう意味ではマルコムの存在は都合良く存在しているかな。

しかしキャロルがカウンセラーに通う際に、パティはどうやって
あの事務所を借り受けたのだろうか。
単に人が居ない時に勝手に事務所の受付を借りていただけの
事なのかな。

キャロルに取引を持ちかけ、感謝祭の日の事を全て知ることに
なる。

レニーがゴミ箱に捨てていたもの

ブーツと携帯を捨てていたけど、ルイスとダニエルの浮気の
証拠を消すための行動だったのね。もっと怪しい事に使われた
ものかと思っていた。

フロビシャーの動きが気になるところ

すっかり更生した彼の姿が有って驚いたけど、実際には単なる
フェイクだった。パティから愚かで卑劣で悪党だと言われた
事で、憤怒する。確かにその通りだけどね。

映画の制作者サイドは、逆にパティを悪者として描こうとして
いる。目的のためには手段を選ばない所を毛嫌いしている様だ
けど、フロビシャーのしてきた事に比べれば、全然軽いような
感じもする。ただ真実を抜きにして面白可笑しく取り上げようと
する辺りは如何にもエンターテイメント性に溢れたハリウッドと
いう感じもする。

パティ家の壁

この中には何が隠されているのだろうか?
時折写る馬の映像は一体何を示唆するものなのか。
パティは壁の中に、古い工場の煉瓦などが有るとしたけど、
この建物が建つ前に有ったものとは一体何だろうね。

昔のアメリカだと、マフィアが建物を建設する際に遺体をセメ
ントの中に流し込んでしまうシーンとか描かれたりするけどね。

マイケルはパティにパパになる事を告げる。

家族の病歴などを聞きに来るマイケル。
パティとマイケルは本当に親子なのかな。
建物の壁には、何らかのパティの過去が詰まっている感じが
するけど、家族に関する何かが詰まっていたりするのかな。

エレンも家族の問題で悩まされる

姉の逮捕の件に関して、ゲイツは身内に逮捕者が出たら、助け
る行動を取ることは死を意味する事を告げる。
当然ながら信用を失ったら終わりだよね。

しかしエレンの姉って助け甲斐が無いほど、なんか卑屈という
か妹に劣等感を持っているというか・・・
エレンを操るために、パティがこの一件に絡んでいるとしたら
相当な策士かなと思ったけど、別に操らなくても頼る人のない
エレンは自然とパティの方に向いてくるかな。


パティ・ヒューズ (Glenn Close) 弁護士
エレン・パーソンズ (Rose Byrne) 検事
トム・シェイズ (Tate Donovan) 弁護士

マリリン・トビン (Lily Tomlin) 母
ルイス・トビン (Len Cariou) 父・詐欺事件の主謀者
レーチェル・トビン (Reiko Aylesworth) ジョーの妻
キャロル・トビン (Ana Reeder) 長女
ケビン・トビン (Seamus Davey-Fitzpatrick) ジョーの息子
ジョー・トビン (Campbell Scott) 長男

コーティス・ゲイツ (Ben Shenkman) 検事局・上司
ニック (Ebon Moss-Bachrach) 検事局・髭
クリス・シャープ (Darren Goldstein) 検事局
ビクター・ハントリー (Tom Noonan) 刑事
ミルトン・トラメル (Glenn Fleshler) 刑事

ロジャー・カストル (Michael Gaston) パティの事務所・メガネ
ジュリアン・デッカー (Keith Carradine) パティに近づく
レオナルド・ウィンストン (Martin Short) ルイスの弁護士
ダニエル・マルケッティ (Madchen Amick) DMMの人
デビー・シェイズ (Jennifer Roszell) トムの妻

バリー (Michael Laurence) ホームレス
スチョワート・ゼデック (Dominic Chianese) ルイスの友達
アーサー・フロビシャー (Ted Danson) 企業家
テリー・ブルック (Craig Bierko) 俳優。アーサーに賛同
エリオット・フロビシャー (Elliot Korte) 息子

カール・ブラント (Larry Keith) 医者
ベン・ディフォルコ (Paul Carafotes) ゼデックの仲介人
ジョシュ・レストン (Matthew Davis) 記者
ペリー (Todd A. Kessler) ドアマン
アレックス・ベンジャミン (Tara Summers) 弁護士
J.T ライリー (Peter J. Fernandez) 判事
テッサ・マルケッティ (Vanessa Ray) ダニエルの娘
ホレイショ・エマニュエル (Michael Potts) ゼデックの知人
デニース・パーソンズ (Debra Monk) エレンの母
キャリー・パーソンズ (Miriam Shor) エレンの姉
マルコム (Michael Pemberton) パティの仕事人
ゲイル・スターマー (Julie Claire) 映画・共同制作者


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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