ダメージ シーズン3
DAMEGES

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/damages3/


第10話 裏切り Tell Me I'm Not Racist

脚本/Todd A. Kessler
監督/David S. Tuttman
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エレンは花を持ってパティの部屋を訪ねる。
中に入ると部屋で料理していたのはパティではなく、アン・コ
ネルだった。エレンも料理を作るのを手伝う中、お釜の中から
はエレンの写真が出てくる・・・・しかしそれは夢だった。

エレンは姉・キャリーと面会する。逮捕されるまでの経緯を
聞かせてくれないと助けられない事を告げると、姉は静かに
語り始める。高校時代の友人・ベッキーが現在家庭の事情で
大変な状況でありドラッグを欲しがっていた事。私も金に困って
いたので売ったのだという。友達として助けたかったが、その
場に警察がいて他にもドラッグが出てきた事で流通目的だと
されたという。あくまで常習性は無いとすると、助けるよう
努力するという。自分はどうすることもできないが、助けて
くれる人が居ることを告げる。

テッサが嘘をついていた事に関して、パティはトムやエレンと
話し合う。彼女の渡航記録を調べると、感謝祭の夜にアンティ
グアに行っている事。しかし感謝祭の前に渡航している記録が
無いという。金は既に現地にあったのではないか?との事。
そんな中、アレックスがやってきて、被害者たちがミーティング
を求めているという。

一方レニーはパティがテッサに接触してきたことをジョーに話す。
幸いテッサは感謝祭の日のことを話さなかったと言うと、ジョー
は母にはもうテッサに連絡を取らないよう告げるという。

被害者のレンフローたちは、未だにパティが金を取り返せて
いなことについて、現在取り戻した金を分配するよう要求する。
しかし被害者は数千人居るために、今分配すれば損失額の3%
にも満たない事を告げる。しかしその後の財産探しに関しては
別の弁護士に見つけてもらうとし、管財人の変更を申し出た事
を聞かされる。トムはそんな事をしていたら見つからないとし、
変更など間違っている事を告げるが・・・

ジョーはテッサの元に行くと、彼女は彼氏と一緒にいた。
私と話すのは不味いのではないか?とすると、ジョーはパティに
感謝祭の時のことを話さなかったことに感謝を示す。今後必要な
ものが有れば知らせてくれと告げ、連絡先と金を彼女に渡す。
テッサはジョーに対して貴方は義兄なのよねと尋ねる。

テッサが資金を運び出しているのは明らかなので問い詰めるべき
だというトムに対して、パティは今はその時期はないという。
攻撃するための材料が無いことを告げ、今は裁判所に摘要書を
書いて努力をアピールすべきだと告げる。
パティはエレンに対して、マルコムがお姉さんの件を助けてくれ
る事を語る。

その頃マリリンはアフリカ未来基金財団に贈った小切手が送り
返された事に不満を示す。しかもタンザリアへの渡航も断られた
事を口にし、長年援助してきたのに理事会が認めないという。
理事会員の一人・スチュワート・ゼデックならば助けてくれる
ハズだというと、レニーはマリリンからその名が出たことに驚く。

トムはデビーに逢うと、パティが管財人から降ろされそうな現実
を告げる。こうなったら持っている資産の全てを売るしかない
という。互いの両親の住宅ローンを抱えており、しかもデビー
の母のガン治療費を出していることを考えると無理だという。
別荘を売り渡しの契約をした事を告げ、この窮地を乗り切るには
何年もかかる事を告げる。

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アン・コネルとは誰か?

エレンの母によるとベビーシッターだという。酷く嫌っていた
との事。
過去にエレンの姉・キャリーがエレンのことを養子だと言って
からかっていた事があることから、エレンの産みの母といった
所なのだろうか?

被害者や判事はパティの仕事に不満

そう簡単に全てを把握するのは難しいと思うのに、被害者は
トムも含めて焦りを感じているみたいだ。
トムが珍しく声を荒げてパティに食いかかった時には、彼女も
様子が変だと感じたみたい。
しかし管財人が別の人に移ってもパティ以上に動けるものなの
か。取りあえず期限は1週間らしい。

テッサの心を揺さぶる

ルイスがテッサたちの事をよくしてくれた事で、トビン家を
信頼しているようだが、実際には母・ダニエルを殺害したのが
トビン家のものであると知ったことで、裏切るには十分のもの
で有ったみたい。
しかしタイミング悪くケビン判事が現れるのだから困ったもの
だ。

エレンはニックに口止めを要求

テッサが検事局に母の死因について尋ねてきたことで、対応に
出たニックは、パティたちがテッサと接触していること。
そしてエレンがパティと精通していることを知る。
エレンは黙っていてくれたら二人の手柄にすると告げるが、
あっさりと裏切られる所が悲しい所。エレンももう少しニック
に優しくしていれば、こうならなかったかも。

使える男マルコム

キャリーの件を一任された彼。
しかしキャリーは以前より麻薬を売っており、またしても
裏切られたエレンは、助ける気を失ったみたいだ。
何かできるけどしないと本人の目の前で告げ、自分でやった
事だとして罪を受け入れるよう語る。

でもマルコムはエレンさえゴーサインを出せば、助けるため
ならば何でもするという。恐い世界だね。

アフリカ未来基金

アメリカの富裕層は、こういう基金や財団に寄付活動をする人
が多いね。日本の富裕層もこういう活動をすれば多少金儲け
主義に走っても存在を認められるのにね。
この流れは今後広がる可能性はあるのかな?

レニーに圧力をかける父・アルバート

最終的にはアルバートから情報が漏れていくのかな。
この親有ればこの子有りって感じだね。


パティ・ヒューズ (Glenn Close) 弁護士
エレン・パーソンズ (Rose Byrne) 検事
トム・シェイズ (Tate Donovan) 弁護士

マリリン・トビン (Lily Tomlin) 母
ルイス・トビン (Len Cariou) 父・詐欺事件の主謀者
レーチェル・トビン (Reiko Aylesworth) ジョーの妻
キャロル・トビン (Ana Reeder) 長女
ケビン・トビン (Seamus Davey-Fitzpatrick) ジョーの息子
ジョー・トビン (Campbell Scott) 長男

コーティス・ゲイツ (Ben Shenkman) 検事局・上司
ニック (Ebon Moss-Bachrach) 検事局・髭
クリス・シャープ (Darren Goldstein) 検事局
ビクター・ハントリー (Tom Noonan) 刑事
ミルトン・トラメル (Glenn Fleshler) 刑事

ロジャー・カストル (Michael Gaston) パティの事務所・メガネ
ジュリアン・デッカー (Keith Carradine) パティに近づく
レオナルド・ウィンストン (Martin Short) ルイスの弁護士
ダニエル・マルケッティ (Madchen Amick) DMMの人
デビー・シェイズ (Jennifer Roszell) トムの妻

バリー (Michael Laurence) ホームレス
スチョワート・ゼデック (Dominic Chianese) ルイスの友達
アーサー・フロビシャー (Ted Danson) 企業家
テリー・ブルック (Craig Bierko) 俳優。アーサーに賛同
エリオット・フロビシャー (Elliot Korte) 息子

ベン・ディフォルコ (Paul Carafotes) ゼデックの仲介人
ジョシュ・レストン (Matthew Davis) 記者
アレックス・ベンジャミン (Tara Summers) 弁護士
J.T ライリー (Peter J. Fernandez) 判事
テッサ・マルケッティ (Vanessa Ray) ダニエルの娘
ホレイショ・エマニュエル (Michael Potts) ゼデックの知人
デニース・パーソンズ (Debra Monk) エレンの母
キャリー・パーソンズ (Miriam Shor) エレンの姉
マルコム (Michael Pemberton) パティの仕事人
ゲイル・スターマー (Julie Claire) 映画・共同制作者
アルバート・ウィギンズ (Bill Raymond) レニーの父
--- (Charlie Semine) テッサのボーイフレンド
リック・レンフロー (J. Tucker Smith) 被害者
アン・コネル (Marina Squerciati) ベビーシッター__
--- (Ewa Da Cruz) レニーの元にいく売春婦
--- (Todd Davis) ケビンと共にテッサを逮捕する刑事
--- (Novella Nelson) 被害者
--- (Erin Quill) 被害者


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