ダメージ シーズン3 DAMEGES http://www9.nhk.or.jp/kaigai/damages3/

第12話 弁護士の素顔 You Were His Little Monkey

脚本／Daniel Zelman
監督／Matthew Penn
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パティはオフィスの椅子で寝てしまう。パティは壁の穴から
覗くとそこには馬の居る牧場が見える。
そんな中、ライリー判事から電話が来ることで目覚めるパティ。
パティとトムはライリー判事を招くと、ここで管財人を降ろさ
れたら今までの進展が無になる事を告げる。テッサはルイスに
よって慈善団体に送金させられていたこと。その慈善団体が
資金洗浄に使われていた事を告げる。それを告げるとライリー
判事も継続して管財人に任せる事を告げる。
ライリーはトムに席を外して貰うと、パティにトムが破産状態
である事を告げる。パティの表情を見て判事は、知らなかった
ようだなと告げる。
パティはすぐにトムに話す。何故黙っていたのか?自分でも分か
らないというトム。トムはこれからどうすれば良いのか?と
指示を仰ぐと、分かっているハズだと言われる。

ジョーはゼデックと逢う。
ゼデックはテッサを殺害したことに失望していた。ルイスは
テッサの事を守りたがっていたことを知っていたからである。
しかしジョーはテッサが裏切ったことを告げる。ジョーは
今後ゼデックから指示されるのではなく自分で決めることを
告げる。

弁護士のレニーはマリリンの元を訪ねると、ジョーに事実を
話さなかったのかと問う。何故ジョーに本当のことを話さなか
ったのかと問い詰めると、家族の居ない人には分からないと
告げる。レニーは自分は黙っていられない事を告げるが、
今さら言っても無意味である事を告げる。

検事のゲイツはエレンに対して、パティからキャロルを逮捕
出来るだけの資料を受け取ったことを告げる。エレンにも
その手伝いをするよう告げ、裏切りは許し難いが君の洞察力
は使えるという。パティは資料を引き渡す際にエレンをクビに
しないよう取引してきた事を聞く。しかしゲイツはエレンに
対して君を法曹界から追放するのは容易いことを告げる。

ベンはアンティグアの銀行に行くと、アフリカ未来基金に
手続きをする。銀行員の男は、一度で良いからデゼックに
逢いたい事を告げる。ベンは引き出した金をレニーに手渡す。
レニーはその足で父・アルバートに逢い金を渡す。金を
渡す限りは決してバラさない事を告げる父。ターゲットに気づ
かれるなと息子に忠告する。

トムはパティに辞職願を提出する。
パティはエレンに逢うと、トムの事を尋ねる。破産の事。
そして二人でテッサの事を追っていたこと。トムは私の助け
を必要としていた事を告げる。そして自分がパティの事務所に
戻ろうとしないのは、自分で判断したいからだと告げる。
トムが辞職したのはパティが管財人として降ろされない為だ
という。しかしテッサが亡くなった今、手がかりは全て失った
とパティは嘆く。もう金は見つけられないというパティに対し
エレンは何か見落としているかも知れない事を告げる。
パティは残す手立てはトビン家を徹底的にぶち壊すことだと
告げる。

マイケルはパティの元を訪ねると、染色体の検査をした事を
報告。お腹の子に異常はなかった事を告げ、DNA検査に於いて
子供の父が自分であったことを語る。

警察官のドナの元を弁護士のレニーは尋ねる。
昨晩レニーの父・アルバートはバーで男性と喧嘩した為に
捕まったのだが、その身元引受人としてレニーがやってきた
のである。ドナはすぐに記者のジョシュに電話すると、この
事実を彼に伝える。

トムはマスコミの前で、全てを告白する。自分も被害者の一人
でその事実を黙っていたことを後悔しているという。そして
今の事務所に辞職した事を告げる。

パティは息子・マイケルの恋人ジルに呼び出されて逢う。
ジルは以前パティが提案した事を受けるという。本当に悩んだ
結果、彼を愛しているが金を受け取って彼の前から立ち去る
のが良いという。変わりに50万ドルを請求する彼女。それくらい
の価値はあるはずだとすると、パティは今夜にも出て行って
くれと告げる。
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★パティは手詰まり感

最終的な詰めの段階に来ているけど、パティの活躍というものが
完全に影を潜めていて、パティの知らないところで色々と計画
が動き、パティは取り残されている感が強いな。

自らは馬の妄想でおかしくなっているし。
馬の世話をしているのがデッカーで有る所は何を意味している
のか?そしてパトリシアとパティに声を掛けて来た辺りは一体
何のことなのか。
パティは娘を乗馬関連で失っていたりするのかな?

★ジルはパティから金を巻き上げる

50万ドルを上手く奪い取り、約束は履行せず。
その金を使ってマイケルに車を買い与え、そしてマンションの
契約を済ませる。
パティもついに金を取られる立場になったのか。

★ついに弁護士レニーの正体がジョーに伝わる

父は過去7つの州で詐欺などで捕まっている。
履歴書ではギルフォードロースクールを卒業している事になって
いるが、本物のレニーは卒業後に交通事故で亡くなっている。
1984年にレニー自身も逮捕されている事が発覚。

当然ながらそんな情報を知ったジョーがレニーを許すわけはない
けど、30年間もトビン家に仕えてきたということは、更生したい
気持ちがあったのかな。
でも弁護士資格もないのに、よく今まで弁護士まがいの事を
してこられたな。弁護士としての知識的なものは誤魔化しよう
がない気もするが・・・

★一週間後に衝突事故が起こる

車の名義がトムの車とパティの衝突事故は、今回から1週間後
の出来事。最後の最後で日付は3日後になっていたけどね。
ただ今回の展開で、車や家を売りに出したような事を口にして
いたので、それを買った人物がパティにぶつけたという事なのか。

トムの死が偽装ではないのか?という説は、当初から想像できる
ものではあり、刑事や検事局さえも巻き込んだものだと言えなく
も無いのだけど、エレンやパティもトムの死を刑事から知らさ
れていたので、それは無いのかな。

今回突如現れたホームレス・バリーがトムを殺害したのではな
いかという疑惑もまた浮上してくる。


★パティも欺くエレンとトムの計画

騙すならば身内からって事で、今回のパティは踊らせられすぎ。
トムがパティの事務所を辞めたのもパティを守るためのもの。
そしてレニーと接触して、隠し財産への道案内をさせる為の
もの。

★アーサーの件

リック・メッサーとウェス・クラリックがパートナーを組んで
いたこと。エレンはウェスとは協力していたので、衝撃的
だったのかな。シーズン2で曖昧だったことも解決させるのかな。

ただトビン家の事に集中したい人に取ってはかなり邪魔な要素
かも。


パティ・ヒューズ (Glenn Close) 弁護士
エレン・パーソンズ (Rose Byrne) 検事
トム・シェイズ (Tate Donovan) 弁護士

マリリン・トビン (Lily Tomlin) 母
ルイス・トビン (Len Cariou) 父・詐欺事件の主謀者
レーチェル・トビン (Reiko Aylesworth) ジョーの妻
キャロル・トビン (Ana Reeder) 長女
ケビン・トビン (Seamus Davey-Fitzpatrick) ジョーの息子
ジョー・トビン (Campbell Scott) 長男

コーティス・ゲイツ (Ben Shenkman) 検事局・上司
ニック (Ebon Moss-Bachrach) 検事局・髭
クリス・シャープ (Darren Goldstein) 検事局
ビクター・ハントリー (Tom Noonan) 刑事
ミルトン・トラメル (Glenn Fleshler) 刑事

ロジャー・カストル (Michael Gaston) パティの事務所・メガネ
ジュリアン・デッカー (Keith Carradine) パティに近づく
レオナルド・ウィンストン (Martin Short) ルイスの弁護士
ダニエル・マルケッティ (Madchen Amick) DMMの人
デビー・シェイズ (Jennifer Roszell) トムの妻

バリー (Michael Laurence) ホームレス
スチョワート・ゼデック (Dominic Chianese) ルイスの友達
アーサー・フロビシャー (Ted Danson) 企業家
テリー・ブルック (Craig Bierko) 俳優。アーサーに賛同
エリオット・フロビシャー (Elliot Korte) 息子

ベン・ディフォルコ (Paul Carafotes) ゼデックの仲介人
ジョシュ・レストン (Matthew Davis) 記者
アレックス・ベンジャミン (Tara Summers) 弁護士
J.T ライリー (Peter J. Fernandez) 判事
テッサ・マルケッティ (Vanessa Ray) ダニエルの娘
ホレイショ・エマニュエル (Michael Potts) ゼデックの知人
デニース・パーソンズ (Debra Monk) エレンの母
キャリー・パーソンズ (Miriam Shor) エレンの姉
マルコム (Michael Pemberton) パティの仕事人
ゲイル・スターマー (Julie Claire) 映画・共同制作者
アルバート・ウィギンズ (Bill Raymond) レニーの父

--- (John Ducey) 銀行員。ゼデックに逢いたい
--- (Anitha Gandhi) 秘書
ドナ (Anney Giobbe) 警察官。情報をジュシュに渡す
--- (Paul Carafotes) コートを着た男
ウェス・クラリック (Timothy Olyphant) 刑事

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)