デスパレートな妻たち
Desperate Housewives

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/dh4/index.html


第14話 幸せの背比べ
Opening Doors

脚本/Dahvi Waller、Jordon Nardino
監督/David Grossman

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ブリーはオーソンと別れる事を前提に調度品の分配をしている。
物事には限度があるとして、夫の不祥事に対して有る程度は
許してきた自分も今回のことは許せないというブリー。弁明
するチャンスが欲しいというオーソンに対して、道義心を奮い
起こさせてくれたら許すかも知れないとして、警察に自首する
様告げる。しかしオーソンはその提案に無理だとして家を出て
行くことになる。
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ディランの父・ウェインは奥さんに暴力を奮っていたんですね。
それが有ってからキャサリンは強くなった感じだけれど、
それが何らかの事件に繋がっているのかな。
なんかウィステリア通りの住民、子供から大人までちょっと
病んでいそうな人が多いな。

スーザンの場合。
ラマーズ法の講習に出ると、元夫・カールと再会。なん
とカールは若い女性・マリッサと結婚しており、彼から完璧
な家庭の話を聞かされ、嫉妬心が生まれてくるスーザン。
なんとなく話の流れを聞くと娘のジュリーはこの事を知っていた
みたいだね。
リハビリ施設に通う為に講習の初日に出られなかったマイク。
その立場の違いがよりスーザンを悲しませたのかも。
次回に講習に通う際にマイクにオシャレをさせて今の生活を
見せびらかそうとする。マイクは気が乗らないが、カールが
彼のことを配管工と呼ぶことに頭に来てスーザンと話を合わ
せるマイク。しかしリハビリ施設に通うことを隠さず喋って
しまい、スーザンは嘘に限界を感じる。
他人の家庭ほどよく見えるという感じなのかな。

リネットの場合。
ポーターやプレストンが放火してしまった事実をなんとか家庭
内で処理しようと罰を与えて善悪を叩き込むリネット。夫の
トムはカウンセラーに通わせた方が良いのではないかというが
リネットは反対。しかし二人の会話をリネットが聞いてしまう。
実行犯は双子だったが、放火することを言い出したのはケイラ
であるという。その事実を聞いて問いつめに行くとケイラは
妙に開き直っており罪に意識を感じていない。リネットは
彼女こそカウンセラーに通わせるべきだとしてトムに告げるも
何故子供達の扱いに差を付けようとするのかと気分を害する。
リネットは夫に内緒でカウンセラーにケイラを連れて行くも
ケイラが上手だった。なんとケイラは双子が放火した事実を
警察にも告げるというのである。
なんかケイラがどんどんモンスター化しているようで恐い。
リネットを見送るときの視線にも妙な冷たさが有ったな。
こういう日常から生み出される怖さを上手くドラマは引き出して
いるな。

ブリーの場合。
ブリーに許しを請うオーソンだが、ブリーは厳格故に許そうと
しない。刑務所に行けば許すというブリーに対してそれは
出来ないとするオーソン。酔っぱらったオーソンが家の前で
再度ブリーを説得するため現れる。ひき逃げしたのを夢遊病の
せいにしようというのである。当然許すことが出来ず、その時
来たブリーにオーソンを送ってもらう。しかしオーソンはどう
しても家に帰りたくなくイーディの家のソファーに泊まることに
なる。ブリーはイーディが夫を自宅に泊めたのを知って、そう
いう事は二度としないでと詰め寄るも、逆にイーディは自分が
人の夫に手を出す尻軽とされた事に腹を立てて、オーソンに
何時まででも居させるという。
酒を飲み交わしながらオーソンとイーディはキスするが、自制心
を働かせてそれ以上には進まなかったけれど、ブリーはその時
の様子を窓から覗いていた。カレンが探していたネコを持って
いたね。それにしてもイーディは本当にトラブルメイカーだな。
ブリーも有る程度懲らしめた所でオーソンを許そうとしていた
感じもするので、ちょっと複雑になってしまった感じだね。

ガブリエル(ギャビー)の場合。
今回は空いている部屋を他人に貸し出そうとする。
目が見えないことを良いことにギャビーが男を引き込むのでは
無いかとカルロスも心配している様子で警戒心を露わにする。
しかし応募してきたのはエリーという女性。
なんとか賃貸契約にこぎ着けるも、ある時エリーが男性を部屋
に入れ替わり立ち替わり入れているのを知る。しかもその男性
から現金を受け取っていた。
売春が行われているのではないかと疑う彼女は、ゲイコンビ
に協力を仰ぎ、エリーに接触して貰う。囮捜査を実行するも
エリーは売春を否定。ギャビーは疑ったことを謝るが、なんだか
怪しさは否定できない感じだね。

Teri Hatcher (スーザン・メイヤー) 絵本作家
Felicity Huffman (リネット・スカーボ) 子沢山
Marcia Cross (ブリー・バン・デ・カンプ) 潔癖性
Eva Longoria (ガブリエル・ソリス) 元モデル。プライド高い

Nicollette Sheridan (イーディ・ブリット) 不動産業
Ricardo Chavira (カルロス・ソリス) 保釈中
Doug Savant (トム・スカーボ) リネットの夫
Kyle MacLachlan (オーソン・ホッジス) 潔癖性。医者
James Denton (マイク・デルフィーノ) 電気工

Andrea Bowen (ジュリー・メイヤー) スーザンの娘
Shawn Pyfrom (アンドリュー・バン・デ・カンプ)
Joy Lauren (ダニエル・バン・デ・カンプ) 娘
Brent Kinsman (プレストン・スカーボ)
Shane Kinsman (ポーター・スカーボ)
Zane Huett (パーカー・スカーボ)
Darien Pinkerton (ペニー・スカーボ)
Rachel G. Fox (ケイラ・スカーボ) トムの娘

Dana Delany (キャサリン・メイフェア) 元住民
Brenda Strong (メアリー・アリス・ヤング) 自殺
Lyndsy Fonseca (ディラン・メイフェア) 娘
Nathan Fillion (アダム・メイフェア) 夫。医者
Kathryn Joosten (カレン・マクラスキー)

Kevin Rahm (リー・マクダーモット) ゲイ
Tuc Watkins (ボブ・ハンター) ゲイ

Richard Burgi (カール・メイヤー) スーザンの元夫
Sunny Mabrey (マリッサ・メイヤー) カールの妻
Justine Bateman (エリン・レオナルド) ギャビー家へ
Gary Cole (ウェイン・デイビス) ディランの父。
Tom Schmid (オークリー) カウンセラー

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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