デスパレートな妻たち
Desperate Housewives (シーズン5)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/dh5/index.html


第16話 夫婦の力学 Crime Doesn't Pay

脚本/Jamie Gorenberg
監督/Larry Shaw
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オーソンは誰もが認める礼儀正しい人物だ。

トムは店じまいセールスを行うために、オーソンは手伝いの為
に顔を出す。オーソンはトムの親身になり、自分もかつて歯科
医をしていたので、辛さは良く解ると告げる。しかしトムは
オーソンに対して、同列に扱われるのは不本意だとして、オー
ソンは実際に罪を犯したのが原因であるのに対して、自分が
こうなったのは、不況や息子が無実の罪で保釈されたのが原因
だとして、不当だと告げる。
オーソンはトムの塩ケースを盗み取り、礼儀を欠いたモノに
制裁を加える。

マイクはキャサリンの家に引っ越ししてくることになる。
キャサリンは嬉しくて、引っ越しの祝いの為のパーティーを
開くとして、みんなに招待状を送る。そこにスーザンがやって
くる。イーディたちは髪の毛の引っ張り合いが起こると思い
身構えるが、スーザンによると最初の内は狼狽えたけれど、
いずれマイクは誰かと結ばれるわけだし、それが友人のキャサ
リンならば言うことはないと告げる。
そんなスーザンの発言に"大人"だと言うモノも言えば"異常"だ
とするものも居た。

トムとリネットは店のモノが次々と売れていく中で、これから
どうやって暮らしていくか?と訴えるも、トムは少し時間が必要
だと告げる。

ギャビーの家にマリアとブラッドリーがやってくると、子供
たちを預けていく。ブラッドリーはギャビーをアリバイに使い
シェイラと不倫しにいく事に対して不満を持つ。

ブリーはオーソンがいつの間にかリネットの店の塩ポットを
持ってきていることを尋ねると、凄く邪険にされたので
お仕置き代わりにこれを貰うという。ブリーはすぐに返すべき
だとするが、オーソンは不思議なテンションで拒否する。

スーザンはキャサリンの元にパーティーで使うボールを持って
行く。部屋に飾られている絵をキャサリンは気に入っていると
告げると、スーザンはその絵は私が描いてマイクにプレゼント
したものだと告げる。ハネムーンで行ったビーチの絵だと、
スーザンは得意げに語る。

一方リネットは店の物品を売った利益でブリーに投資して貰った
金を返金する。互いに謝罪し合い、ハグしてチャラにすること
にする。ブリーはリネットに、自分の本の出版社で今度宣伝部
を作るが、広告の仕事をしていたトムにそこで働かないか?と
尋ねる。ブルースを呼んで面接がてら食事会をしようとすると
リネットは喜んでトムに話す。

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スーザンはマイクに対する優位性を誇示する

最近のスーザンは本当に嫌な奴だ。
友人の夫と恋人の関係になる事は、アメリカでは御法度なのか
も知れないが、それにしてはスーザンは身勝手すぎる。
自分だって色んな男性と関係を持っているのに、いざマイクに
相手が出来ると邪魔してばかりだものね。

パーティーに来て他人の家の物置部屋に行って、自分の絵を
探して問い詰める辺りが、凄くふてぶてしく思えたな。
それでも最後は反省した様子。
キャサリンの"暖炉の上くらいサラの物を置かせて"との訴えが
もっともだなと思った。

イーディは夫・デーブを知ることになるか?

マイク特性のマティーニがパーティーでは大評判。
酒を買いに行くことを頼まれ酒屋に行くと、そこで宝くじを
買いに来た神父に出逢う。なんと神父はデーブの過去を知る
人物。デーブが出直したので水を差すなとする訴えも分かる
けれど、本当の所では出直した訳ではないからね。
神父は秘密厳守なのでデーブの過去は教えてくれないが、
結婚していた相手の名字がダッシュである事を知る。

オーソンは良い人?悪い人

もの凄く手癖の悪い人物だった所が笑えるなぁ。
アンドリューのペンに続き、トムの塩ポット、そしてブルース
のレコーダーを次々と盗んでいく。最後にはなんとブリーの
イヤリングも・・・・
でもブルースがオーソンの事をオービルと告げ、名前のことを
侮辱する辺りは確かに態度が悪いかも。

トムとリネットはキャリアで争う

こういうやりとりは本当にアメリカのドラマは上手いところだね。
最終的には相手が一番傷付くであろう、店を潰した話と、クビに
なった話、そしてリネットのガンの再発にまで言及された。
足の引っ張り合いが凄まじい物があったし、面接官の前で自分
をアピールするのが日本と違って、アメリカ人はとても上手いね。

最終的にはトムがまた家事をして、リネットが働くことになる
のかな。

カルロスは海兵隊に志願するのか?

ギャビーはブラッドリーとの紳士協定を破る事にする。
以前は自分の為にカルロスを犠牲にした事を指摘されるが、
変わった事をアピールしたかった様子。
しかしまさにマリアがブラッドリーを刺し殺すとは思わなかった。
ホントウィステリア通りの近くでは殺し合いが絶えないな。

そういえば・・・

マイクとデーヴがキャンプに行く話ってどうなったんだっけ?
デーブがいよいよ決着を付けるのかなと思っていたけど、
今回そんな話にはならなかったな。


スーザン・メイヤー (Teri Hatcher) 絵本作家
リネット・スカーボ (Felicity Huffman) 子沢山
ブリー・バン・デ・カンプ (Marcia Cross) 潔癖性
ガブリエル・ソリス (Eva Longoria) 元モデル。プライド高い

イーディ・ブリット (Nicollette Sheridan) 不動産業
カルロス・ソリス (Ricardo Chavira) 保釈中
トム・スカーボ (Doug Savant) リネットの夫
オーソン・ホッジス (Kyle MacLachlan) 潔癖性。医者
マイク・デルフィーノ (James Denton) 電気工
デーブ・ウィリアムズ (Neal McDonough) イーディの夫
ジャクソン・ブラドック (Gale Harold) ペンキ職人

アンドリュー・バン・デ・カンプ (Shawn Pyfrom) 息子
ダニエル・バン・デ・カンプ (Joy Lauren) 娘
プレストン・スカーボ (Max Carver) 双子
ポーター・スカーボ (Charles Carver) 双子
パーカー・スカーボ (Joshua Logan Moore)
ペニー・スカーボ (Kendall Applegate)

キャサリン・メイフェア (Dana Delany) 元住民
カレン・マクラスキー (Kathryn Joosten) 隣人
リー・マクダーモット (Kevin Rahm) ゲイ
ボブ・ハンター (Tuc Watkins) ゲイ
ホワニータ・ソニス (Madison De La Garza) ギャビーの娘
セリア・ソリス (Daniella Baltodano) ギャビーの娘
サミュエル・ヘラー (Stephen Spinella) 精神科医
MJデルフィーノ (Mason Vale Cotton) 息子
ライラ・ダッシュ (Marie Caldare) 交通事故
カール・メイヤー (Richard Burgi) スーザンの元夫

ロベルタ・シモンズ (Lily Tomlin) カレンの妹
ウォーレン・シリング (Peter Onorati) アンのDV夫
アレックス・コミニス (Todd Grinnell) 医師。ゲイ?

ブラッドリー・スコット (David Starzyk) カルロスの上司
マリア・スコット (Ion Overman) 妻
ブルース (Christopher Rich) 面接官
シェイラ・グローヴ (Megan Hilty) ブラッドリーの浮気相手
ドランス (Don Moss) 神父
--- (John Ciccolini) リネットのピザ屋で買い叩く客


評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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