デスパレートな妻たち
(Desperate Housewives・シーズン7)

原案・製作総指揮/マーク・チェリー
制作/チェリー・プロダクションズ/タッチストーン・テレビジョ

出演/テリー・ハッチャー、フェリシティ・ハフマン、マーシア・
フロマ、エヴァ・ロンゴリア、ブレンダ・ストロング

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/dh7/index.html





第2話 ぎこちない結婚 You Must Meet My Wife

脚本/David Flebotte 監督/Larry Shaw
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ホワニータの自転車をメンテナンスしてあげる内装業者のキース
の姿を見るブリーは、彼に魅力を感じていた。しかしオーソン
と別れてわずか6日。しかも相手は15歳も年下という事も有り
その気持ちを封じる。
ブリーは幼い頃から、親や神父、そして教師から性的衝動の危
険性を訴えられるも、それを押さえ込む方法を教わっていなか
った。
ふとしたことからキースの手がブリーに触れることで、キース
は意識している訳ではなかったが、ブリーは思わず退き、
車に乗って買い物に出かけようとする。しかし後方不注意で
自転車に乗ったホワニータを轢いてしまう

すぐに病院に運ばれる。
リネットやアンドリュー、そしてマクラスキーも病院に来て
一緒に心配してくれる。ポールも突然病院にやってくるのを
見てゾっとする一行。ポールはみんなで手を繋いでホワニータ
の無事を祈ろうと語る。そんな中、ギャビーが駆け込んでくる
と、ブリーに対して、ウチに何の恨みがあるのか?として、
アンドリューがカルロスの祖母をひき殺したのに続いて今度
はブリーが娘を車で轢いたことに激怒する。あれだけの存
在感
のあるホワニータを轢くなんてあり得ない
というギャビー。
アンドリューは母がキースのお尻を見ていて後方不注意だった
事を知っていた。

スーザンはランジェリー姿でウェブカメラを使ってその状況
をインターネットで公開する。金を稼ぐために大家のマクシン
の副業のアダルトサイトに参加することにしたのである。
しかしもっとセクシーにやってくれと指摘される。男性が金を
つぎ込むのは夢の女性を見たいからなのだと言われる。

レネダグと離婚の協議に関して条件面の事を電話で話し合って
いた。汚い言葉が飛び交う現実に、ペニーが居る手前リネット
は心配するが、レネはペニーに婚前契約だけはしてはいけない
事だと忠告する。
そんな中、トムは具合が悪いとして会社から早退してくる。
今週だけで早くも3日目。病院に行くほどではないとするが、
リネットはそれならば家のことを手伝って欲しいと告げる。
そんなやりとりを聞いていたレネは、トムとリネットは関係
は私とダグに似ていると言われてしまう。

リーボブはホワニータの容体を心配してマクラスキーたち
の元にやってくる中、一人の見慣れない女性がウィステリア
通りにやってくる。金魚鉢を落としてパニックしている女性の
名前はベス。迷ってしまったという彼女は家を探していると
いう。なんと彼女はポール・ヤングの妻だと聞く。

ブリーは買い物から帰宅するとキースが上半身裸で仕事をして
居る事を知り動揺する。動揺を見せまいとする彼女に対して
キースが優しく抱きしめてきたために、ブリーはこれ以上
ここには置いておけないとして、彼をクビにしてしまう。
納得の行かないキースだが・・・

マイクは仕事に出かける中、スーザンは早速朝から仕事をする
為にランジェリー姿になる。しかしマイクは忘れ物を取りに来る
と、スーザンがランジェリー姿で陽気に掃除しているのを見て
マイクはその気になってしまう。インターネット中継されている
事も有りスーザンは焦るが、なんとか足を伸ばしてパソコンを
閉じるのだが・・・

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シーズン7のメインである、ポールの存在がとても不気味。
今回はホワニータの為に祈る姿が有ったり、刑務所で手紙を
送ってくれていた女性・ベスとの間で結婚しているようだけど
彼女は一体どんな心の悩みを抱えているのか気になるところ。

ブリーの場合。
ブリーの貞淑さなどとっくの昔に箍は外れてしまっている様にも
思えるけど、貞淑さを求められてきた彼女にとって、逆に大人
になって開花してしまった部分もあるのだろうか。
押さえきれない衝動を阻止するために、一度は解雇してしまった
けれど、ちょっとキースも悪気はない事とは言え、アピール
しすぎって感じだし、コミュニケーション取りすぎかも。

それにしても確かにバン・デ・カンプ家はソリス家に恨みでも
有るのかとばかりに、今回ホワニータを車で轢いてしまう辺り
不謹慎ながら笑えた。


スーザンの場合。
今回はかなり妖艶な格好をしていたスーザン。
前回のシーズンでは元夫がストリップ劇場の経営権を持っていた
事に嫌気を感じていたけど、金のためとはいえ結局自分がそう
いう道に進んでしまうという皮肉さが有った。
マイクは純粋なのか、本当にスーザンがあのアクセサリーで
金を稼げていると思ったのだろうか。

ただ正直これくらいの事で大金を稼げるならば・・って感じ
にも思えてしまうし、かといって旦那様ならば他人に自分の妻
の肌見せはさせたくないだろうし複雑だね。
それよりも近所に知られたら最悪だよね。そして彼女、美術の
先生をしているわけで学校に知られたら速攻でクビだよね。

リネットの場合。
まさか男性に産後鬱などという症状が有るとは思わなかった。
これだけ子だくさんであるならば、トムが定年の頃、兄弟たち
が援助してくれそうな気もするけどね。
スカーボ家の子供達は、全く家事を手伝おうともしない姿は
違和感が有るな。結構リネットって人を動かすのが上手い人だ
とは思うんだけどね。
しかしリネットも他人への配慮する余裕がないのか、トムに
対する扱いは酷いものが有ったぞ。
そしてレネとトムの関係は如何にも・・・って感じがする。
いつ何処で関係を持っていたのかが重要になってくるな。

ギャビーの場合。
相変わらず笑えるキャラクターで、かつてのビッチな姿は
なく、愛くるしい役割を担っている感じ。
ホワニータの件でもしかすると知らないところで浮気してしま
ったのではないかと感じて、結局彼女が取った行動が、
セクソムニアだという。よくぞそんな言い訳を考えつくものだ
って感じがして笑えたぞ。

スーザン・メイヤー (Teri Hatcher) 美術の講師
リネット・スカーボ (Felicity Huffman) 子沢山
ブリー・バン・デ・カンプ (Marcia Cross) 潔癖性、ケータリング
ガブリエル・ソリス (Eva Longoria) 元モデル。プライド高い
メアリー・アリス・ヤング (Brenda Strong) 自殺してしまった主婦

カルロス・ソリス (Ricardo Chavira) 投資会社
トム・スカーボ (Doug Savant) 夫
オーソン・ホッジス (Kyle MacLachlan) 潔癖性。医者
マイク・デルフィーノ (James Denton) 配管工

アンドリュー・バン・デ・カンプ (Shawn Pyfrom) 息子
ダニエル・バン・デ・カンプ (Joy Lauren) 娘
プレストン・スカーボ (Max Carver) 双子
ポーター・スカーボ (Charles Carver) 双子
パーカー・スカーボ (Joshua Logan Moore)
ペニー・スカーボ (Darcy Rose Byrnes)
ホワニータ・ソリス (Madison De La Garza)
MJ・デルフィーノ (Mason Vale Cotton)

ポール・ヤング (Mark Moses) メアリーアリスの元夫・殺人容疑
カレン・マクラスキー (Kathryn Joosten) 隣人
リー・マクダーモット (Kevin Rahm) ゲイ
ボブ・ハンター (Tuc Watkins) ゲイ

レネ・ペリー (Vanessa Williams) MLBのダグ・ペリーの妻
マキシン・ローゼン (Lainie Kazan) スーザンのアパートの大家
フェリシア・ティルマン (Harriet Sansom Harris) 姉をポールに
マーサ・フーバー (Christine Estabrook) 元、近隣住民、殺害され る。
ジャック・ピンクハム (Kevin Symons) 医療関係者
レックス・バンデ・カンプ (Steven Culp) 元夫
キース・ワトソン (Brian Austin Green) 内装業者
ジュディ (Michelle Duffy) オーソンの彼女、リハビリ業者
マデリーン (Amy Pietz)
ベス・ヤング (Emily Bergl) ポールの妻

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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