デスパレートな妻たち (Desperate Housewives・シーズン7) 原案・製作総指揮／マーク・チェリー 制作／チェリー・プロダクションズ／タッチストーン・テレビジョ ン 出演／テリー・ハッチャー、フェリシティ・ハフマン、マーシア・ フロマ、エヴァ・ロンゴリア、ブレンダ・ストロング http://www9.nhk.or.jp/kaigai/dh7/index.html

第4話 二人の娘 The Thing That Counts Is What's Inside

脚本／Jason Ganzel 監督／David Grossman
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レネとブリーはキースを巡ってライバル関係に。
スーザンはマキシンから意外なボーナスを受け取る。
ベスはポールと夫婦関係になるも夜の生活は拒絶。

ガブリエル(ギャビー)とカルロスはこの日、探偵が見つけた
病院で取り違えられた子に会う為にサンチェス家と逢うことに
なっていた。カルロスはギャビーの事を愛していた。妻は
うぬぼれ屋で利己的で、わがままだが、時々か弱い一面を見せ
る際に、愛しさを増していた。

ホワニータたちの本当の両親、ヘクターとカルメンに出会う。
まずは大人たちだけで話そうとカルロスは提案し、子供達には
真実を話さず逢うことになる。ヘクターは知らせを聞いてショ
ックのあまり眠れなかったという。しかしギャビーは娘の
グレースがカルメンと話しているのを見て一瞬で自分のDNAを
引く子だと分かる。

女性の必需品はバッグだ。
バッグには携帯電話、小説、クスリなどを入れるが、バッグを
見れば持ち主の人となりが分かる。

カルロスはヘクターたちに月一くらいで逢おうと提案する。
ギャビーはグレースが高価なブランドのバッグを見て目を輝か
せているのを見て私の小さいときにソックリだと感じていた。
グレースはカルメンの躾によって、礼儀正しい子に育っている
事を知り、あの子は幸せだと呟く。

一方メイヤー家では、スーザンの稼ぎによってトラックのローン
を払い終わる。マイクはスーザンの稼ぎに驚く。クリスマス
までにはチャラに出来るかも知れないとして、互いに喜ぶ。
そんな中、マキシンがやってくる。マキシンによると、パート
ナーがウェブを仕切ることになり、今後の経営方針はパートナー
が決めることになった事を告げ、国内でも配信することが決ま
ったのでスーザンにこの仕事は辞めた方が良いと告げる。
方針が変わるのは恐らく二週間から一ヶ月後だとすると、スー
ザンはギリギリまで仕事させて欲しいと頼む。

リネットは赤ちゃんが泣き止まず、辛い状況だった。しかも
買い物した先に免許証を忘れてきてしまい電話で取りに来て
欲しいと言われる。それを見たペニーは、私が子守をしていて
あげるという。リネットはとりあえず心配しつつもお願いする
と、帰宅する頃までにペニーは赤ちゃんのオムツまで交換して
いる事を知る。流石はお姉ちゃんだとして、頼りになるとリネ
ットは久しぶりに笑顔を見せる。リネットはシャワーを浴びたい
事を告げると、ペニーは快く了承し、長風呂して体を休めて
欲しいと告げる。

腰痛持ちのベスはアスピリンが切れている事に気がつく。
ポールは夜にベッドではなくソファーで寝るからだと告げる。
そんな中、リーがやってくると、ポールの元自宅が買い戻せた
事を報告される。ベスはそれを聞いてどうして元の家など購入
したのか?とし、この家も一年間の借地契約をしているではない
かと問い詰める。自分は妻なのだから聞く権利が有るとするが
ポールは昼間だけ奥さん役をしているのに都合が良すぎるぞ
と語る。

キースとブリーは仕事をしながら週末のデートについて話し合う。
キースはブリーが驚くようなプランを用意しているという。
その様子をレネはコーヒーを手にしながら監視していた。
そんなレネに声を掛けるリネット。ブリーは若く見えるが、
娘や孫まで居ることを聞くとレネにはある考えが思いつく。

一方リネットはみんなとの集まりがあるが、子供が居るので
断ってくるという。しかしペニーが赤ちゃんの様子を見ている
事を告げ、ゆっくりポーカーしてきて欲しいと告げる。リネット
は言葉に甘えて出かけていく。

レネ、スーザン、リネット、ギャビー、ブリーが集まる中、
ギャビーから秘密の告白がある。
写真を見せて、実はこのグレースという子は自分の子であり、
病院で取り違えていた事を話す。最初、その話を聞いたときに
は打ちのめされたが、子供を見て一変したという。ひと目見て
自分の子である事を実感したとのこと。しかしこの事は絶対に
ここだけの話にして欲しいと頼む。
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スーザンの場合。
折角借金が返せると思ったけど、海外だけのポルノ配信が
国内にも行われる事になり、スーザンは辞めるべき決断を
迫られる。そんな中で、突然町中にはスーザンの顔をした
広告が出てしまい、大変な事になってしまう。

スーザンの広告を拾っていった人物が誰なのか気になる所。
ポールだったりすると脅す材料になってしまうし、マイクだった
ら言い争いになる事は必至だ。

短期間で金を稼ぐ手段があるというマキシンの言葉も、かなり
雲行きが怪しくなってきた感じ。
いつになったら郊外のモーテル暮らしから抜けられるのか。

ブリーの場合。
ブリーとレネのキース争奪戦。
ブリーの弱点は孫が居るということをキースに知らしめる事
で年齢を強調させられること。レネの弱点は幼少期の遊園地
でのトラウマによって、小さな大人が苦手な様子。

どちらも引けを取らないくらいの姑息さが有ったけど、
結局ブリーが身を引くと、レネも身を引く事になる。
年齢差だけでなく話題も合わないと感じた様だが、レネが味方
するとは思わなかった。

レネはキースを日本料理店に連れて行っていたね。
ウニを見て不気味そうにしていたキース。日本人の私でも
あんまりウニは好きじゃないので気持ちは分かるぞ。

ギャビーの場合。
いよいよギャビーの娘・グレースと対面。
ギャビーそっくりの娘であり、カルメンの姿を見ると、これ
ぞホワニータの母親だと言わんばかりの体格だった。

グレースとホワニータがアイスクリームを巡って行儀や親の躾
の問題が対象敵に描かれた所が面白かったし、リネットの娘に
もアイスクリームの流れは接続されていた。

ギャビーは内緒でネックレスをプレゼントしてしまったが、
これが波紋にならなければ良いし、何よりも4人に子供取り違え
の事件を話してしまったことで、必ず手から零れ落ちる砂の
ように、秘密は漏れてしまうんだろうね。


リネットの場合。
子育てに疲れてしまったリネット。
トムに続いて今度はリネットの苦悩が描かれた。
ペニーの心優しさにおぶさってしまった感じだけど、ちょっと
調子に乗りすぎてしまった感じだね。ただプレストンとか
その辺の子供がもう少し協力的になってあげれば良いのに、
この子達一体何をしているんだかね。

ベスとポール。
ベスは意外とまともな神経を持っている感じ。
猟奇さは殆ど感じない。
ポールが実家を購入したのは、家の中に何か秘密が隠されている
のかもしれないけど、マクラスキーさんを追い出そうとしている
辺りは何でなんだろうね。