デスパレートな妻たち (Desperate Housewives・シーズン7) 原案・製作総指揮／マーク・チェリー 制作／チェリー・プロダクションズ／タッチストーン・テレビジョ ン 出演／テリー・ハッチャー、フェリシティ・ハフマン、マーシア・ フロマ、エヴァ・ロンゴリア、ブレンダ・ストロング http://www9.nhk.or.jp/kaigai/dh7/index.html

第11話 謎の狙撃者 Assassins

脚本／John Paul Bullock III 監督／David Warren
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ウィステリア通りではポールが更生施設建設に際して、市長が
選挙活動の一環として、ポールを表彰に来た事によって
反対住民と激しい争いになり、暴動へと発展。
その際にスーザンは倒れた拍子に人にお腹を踏まれてしまい
重傷。更に翌朝にはポールが何者かによって銃弾を撃たれて
負傷してしまう。

刑事のハリソンとフォスターはポール銃弾事件の為に住民から
聞き込みする。しかし住民の殆どはポールが撃たれたことを
賞賛しており、容疑者は多数いる事が分かる。
ベスは刑務所のフェリシアの元を尋ねると、母親の仕業であろう
事を告げ、誰にやらせたのか?と問う。ポールが撃たれて病院
に運ばれたのだという。フェリシアは初耳だとし、確かに自分
はポールを憎んでいるが、姉を殺したのを認めさせる前にあの
世に行かせたら意味が無いという。それを聞いてベスもある程度
納得するも、一体何を信じたらいいのか?と思う。
フェリシアは刑務官に頼み、足の付かない携帯電話を手に入れて
欲しいと頼む。フェリシアはマイクに電話すると、一度は断った
のに仕事をしてくれたのか?と問う。

スーザンは病院に運ばれ何とか助かるも、腎臓が一つ潰れており
手術で摘出したことを言われる。スーザンはシュガーマン医師
に対してもう一つあるから大丈夫なんでしょ?と問うが、スーザ
ンの場合、残っている腎臓も奇形であり、5%程度しか機能して
いないのだという。腎不全を起こす可能性があると言われ、
当面は透析で凌いで移植するしかないと言われる。その為に
パンフレットを読んでくれと言われる。

ギャビーは、ホワニータの誕生日が近いことを受けて、ミス
シャーロットのお人形学園に買い物に行く。ホワニータは
ギャビーの手紙を読んでしまい、グレースが本当の子でホワニ
ータはヘクターとカルメンの子である事を知ってしまったので
ある。なんとかご機嫌を取ろうとして、バッキンガム宮殿でも
御用達の"レディ・キャサリン"と呼ばれる人形を購入しようと
する。ホワニータもお気に入りでご機嫌が戻りそうになるが、
ギャビーは記念写真を撮ろうとした際に、スマホの中に
グレースの写真が残っているのを見て、思わず名残惜しそうに
眺めているのをホワニータに見られて、再び嫌われてしまう。

入院しているスーザンの元にレネがやってくる。
レネは自分には腎臓が二つあるので取引しようとして、スーザン
がトムとレネの関係をリネットに話してしまうのを阻止しよう
とするが、スーザンは20年前の事を話すのは自分の役割では
無く、レネ自身だと告げる。
レネはその脚でトムの元に行くと、スーザンは話さないと約束
してくれた事を語る。トムは安心するが、スーザンからは、
リネットにずっと黙って居られるようならば貴方の友情は
本物ではないと言われた事が引っかかっているという。自分の
周りからは気がつくと友人だと思っていた人はみんな離れてい
ったとの事。やっぱりちゃんと話すのがスジでは無いかとする
が、トムはそんな事を知ったらリネットは立ち直れなくなる
とし、嘘を突き通すことも友情だという。短パンでジョギング
しているマクラスキーさんにいつも格好良いと言っているだろ
うと告げると、レネは私が背負っていくしかないのかと呟く。
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スーザンの場合。
前回逃げ惑うものたちによって腹部を踏まれたことで、腎臓
を破裂させてしまったスーザン。元気だった頃の彼女の姿は
もう見られないのだろうか。5%程度しか機能していないという
辺りかなりヤバそうに思えるけど、スーザンが仲間達に
もしもの時が有れば、MJとマイクをお願いと托す辺り、ちょっ
とこれまでとは違う感じのピンチが訪れている感じだね。
ただ、なんとなくポール辺りが殺されて、その腎臓を移植する
とか、そんな感じになっていきそうな気はする。

マイクが最初にスーザンに会った際に、200g軽くなったの?
みたいなセリフは不謹慎にも笑えた。

リネットの場合。
レネからついにトムとの関係を告白された。
20年間私だけが知らなかったとして、相当ショックを受けている
と共に、リネットとしてはトムからそれを聞きたいようだ。
何もないようにして振る舞っているトムに対して、リネットと
しては相当複雑な物が有るだろうね。
ただレネの勇気のある告白についても考慮して欲しいところ。
許すのは難しい事だろうけどね。

レネとリネットのインテリアデザイン会社については可能性が
有りそう。ホテルの内装に日本式の和紙を使って装飾を使うと
言っていたね。

ブリーの場合。
オーソンが戻ってきた。ジュディに追い出されたとするが、
実際にはオーソンがブリーの事を忘れられずに、逆に彼女を
振っていたという事実。
ブリーとオーソンが趣味が合うというのは周知の事実だろう
けど、それを見せられるキースとしては当然良い気分がする
ハズがない。元夫を住まわせるという辺り、ちょっと配慮に
欠けるような感じ。

ギャビーの場合。
ホワニータにバレてしまいなんとか仲直りしようとするも、
結局グレースの事も忘れることが出来ずにいる彼女。
カルロスはそんなギャビーに激怒している感じだけど、人の
気持ちはなかなか強制出来るものでもないし難しいところだ。
ホワニータの事を考えるとギャビーが悪いって感じもするけど
やはり生みの親としては複雑だろうね。
最後に購入した人形がギャビーにとってはグレースとして
扱っていくことになるのかな。

■気になる要素

●マイクとフェリシアの繋がり

当初マイクがやってしまったのかと思わせたけど、マイクでは
無かった様だ。他に銃撃の腕が立つ人物でポールを憎んでいる
人物は存在するのか。

●ポールがベスの正体を知る

フェリシアの娘という事を知ってポールはベスに対してどう
接していくのか。その事実を知る前のポールは完全にベスの
事を信じ切っている姿が有った。

●タレーラン vs ヨセミテサム

黙って喰えこのクソ野郎と思わず告げたキース。
アニメ映画「バンカーヒル・バニー」のキャラクターのセリフ
をもじった格好であるようだ。

それに対してオーソンはスタンリー・コワルスキーと食事する
とはスリリングだと告げる。
映画「欲望という名の電車」の中でマーロン・ブランドが演じた
役柄。コメディアンのウィル・フェレルがリメイクすれば
知ってたか?とオーソンらしい皮肉が込められている様だ。
皮肉は相手に伝わらねば皮肉ではないということだけどね。

●リル・ウェイン好きのキース

なんとかそんなキースに合わせようとしているブリーの姿が
とても印象的。潔癖症だった彼女が牛糞の中に飛び込む姿。
人は変われる!?