デスパレートな妻たち
(Desperate Housewives・シーズン8)

原案・製作総指揮/マーク・チェリー
制作/チェリー・プロダクションズ/タッチストーン・テレビジョ

出演/テリー・ハッチャー、フェリシティ・ハフマン、マーシア・
フロマ、エヴァ・ロンゴリア、ブレンダ・ストロング

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/dh8/




 

Jan. 15, 2012
第11話 罪深き助言 Who Can Say What's True?

脚本/Brian Tanen 監督/Larry Shaw
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行き先を伏せて旅に出たスーザン。施設に戻るカルロス。
恋人を追うよう背中を押したリネット。"どういたしまして"と

書かれた謎の手紙を受け取ったブリー


友達かどうかを見分けるのに簡単なのは、似合わないとちゃん
と言ってくれることだという。勘違いを正してくれたり、
食べ過ぎをいさめてくれたり・・・もっと厳しい現実を突きつ
けてくるのが親友で、聞かされた方はダメージを受ける


ブリーはリネットとギャビーに対して
また手紙が入って居た
を報告する。チャックの葬式の後に入っていたので、チャック
の死と何か関係が有るのかも知れないという。しかしかつての
手紙には
「何をしたか知っている 暴露する」と書かれていた
事を指摘し、脅されていたのに今度は突然味方をするなんて
不自然だという。ギャビーは確認の意味でまだ私たちはケンカ
中なのかと問うとリネットはケンカ中だという。ブリーは
わからない事ずくめだとするが、ギャビーは一つ分かっている
事は誰宛に手紙が送られてきているかという事で有り、全部が
ブリー宛だと語る。心当たりは無いのかと問うと、私たちには
そのコピーさえも送られてきていないとし、
ブリーに対する
個人的な恨みなのではないか
という。ブリーは話にならないと
して出て行く中、キャビーはリネットに私たちだけでも仲直り
しないかと声を掛けるる

スーザンは用意周到に旅に出る。
身分証の確認、地図、現金、唯一準備していないのは、目的地
についた後のプランだった。スーザンはいざアレハンドロ
自宅の前に到着するがどう声を掛けて良いのか分からず、
マイクに電話する。お邪魔する方法・きっかけが分からない
とすると、道中の機内の中で考えなかったのかと問われる。
スーザンは機内映画に夢中になって見入ってしまったとし、
イルカがスラムの水球チームに入る話だったと告げる。
マイクはアレハンドロの実家に行ったのは、スーザンが優しい
という証拠だとし、花でも置いていったらどうかと告げる。

そんな会話をしている中、突然
トーマス不動産コニー・トー
マス
がスーザンを見かけて声を掛けてくる。オープンハウスを
するのは一時間後だという。よく見るとアレハンドロの家は
売り家の立て看板がある事に気がつく。

一方ベンは返済を迫られる電話を受けて対応していた。
もう少しすれば必ず開発が始まるので返済できるので待って
欲しいという。そんな中ベンの元にレネがやってきて、色々と
挑発するが、ベンは大事な電話をしているのを後にして欲しい
としてレネを邪険に扱ってしまう。私は誰かに恋しいなんて
今まで言った事がないのに・・と憤怒するレネは出て行って
しまう。
レネはブリーの家にいくと、ブリーの様子が変なことに気がつ
く。先ほど二人と話をしているのを見たが何か変な事を言われた
のか?と問う。ボトックスの注射でも薦められたのでしょ?
と問うとそれを否定し、個人的なものだという。一人で悩み事
をため込むから、モーテルに銃を持ち込むことになるのだと
指摘されると、ブリーはもう自殺願望はない事を語り大丈夫
だという。レネは今夜あなたを外に連れ出すとして、8時に
集合だという。レネはブリーがワインを飲んでいるのを見て
貴方は飲まない人だと思っていたという。ブリーはレネを
遠ざけるために、私にはお堅い服しか持って居ないので、
レネのセクシーな服を貸して欲しいと頼む。

ギャビーはセリアと共に庭の落ち葉掃除をして、隣人のキンスキ
ー家
に落ち葉を捨てる中、カルロスの会社の秘書マリリン
ソリス宛の郵便物を持ってくる。マリリンはギャビーに対して
明日一日だけでもカルロスを退院させられないか?と問い、
イギリスの会社・
ベネットグループの人が二日程この近くに
来るのだという。一席設ければ顧客になってくれる可能性が
高いのだというが、今は難しい事を告げる。しかしマリリン
から9千万ドルの大口クライアントである事を聞くと、私が
なんとかするのでアポを取って置いて欲しいと語る。

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■スーザンの場合

スーザンはもやもや感を解消するために一人・アレハンドロ
の実家へと足を運ぶ。そこでサンチェス親子と知り合う。
アレハンドロも妻に対しては優しい姿が有るのだろうか?
娘のマリサは可愛らしい子だったけど、ここでも虐待している
姿が有るようだ。ギャビーが幼い時に虐待していたという
位だから、年取ってもまだ続けているというところなのね。
スーザンが思わずマリサに対して、もう彼女を苦しめる継父
は居ないとしたことで、母・クローディアはスーザンがアレハ
ンドロの事で何か知っているのではないかとして疑いを持つ。
もしものための現金を持っていったのだからその金で払えば
良かったのだろうけど、途中で何かトラブっていたみたいだから
現金払いしてしまったのか。

機内でイルカがスラムの水球チームに入る映画が放映していた
と語っていたけど、昨日見たヴィクトリアスでもキャット
がイルカ映画ネタで盛り上がっていたな。

そして何よりもマイクが事件に巻き込まれそう。
名を名乗る必要はないのに。スーザンにしてもマイクにしても
トラブルを呼び寄せるね。

■リネットの場合

トムがパリに行くのを後押しした彼女。
もうトムに頼る事は出来ないとして、インターネットを便利な
お助け道具として活用。料理のホットパイのレシピをインター
ネットで調べたまでは良かったけど、電気の配電のことまでは
分からないようだ。第二の配電盤が壁の中に隠されている
みたいな事を受けてパーカーとペニーの部屋の壁をぶちやぶって
いたけど、あの場所に配電盤があるなんて確証もないのに
よく穴を開けられたね。
ユニコーンのポスター、カナダの地図のポスターでごまかし。
リネットは懐中電灯の場所も分からずトムに頼りっきりだった
事を知るけど、リネットって家事全般をこなしていたよね。

またギャビーとの絡みでは彼女に金融関係の事を教える姿が
有った。ギャビーはそんな面倒な事せずにリネットを一社員と
して連れて行けば良いじゃないかと小一時間なネタだった。
ギャビーからは知ったかぶり扱いされていた。

■ブリーの場合

未だに友達とわだかまりが有るブリー。
手紙の件でも完全に放置されて一人で苦悩する姿。
ラストのシーンでブリーを監視するモノの姿が有ったけど
果たして誰なのか。まぁその人物が誰なのかはある程度
想像(元旦那・オーソンだろう)はしているけど・・。
レネと共にバーで弾ける中、ブラッドリーというオーダーメイド
のスーツを来た男性と出会う。
正直ブラッドリーはチャックの仲間でブリーを酔わせて何か
を聞き出そうとしている意図が有るのかと思った。
秘密を語ると開放感があると言っていたので勢いでしゃべって
しまうのかなと。

裸でプールに入り家主に見つかり退散する姿が滑稽だった。
ブリーの貞淑さは母親を幼い時に失い、父親の求める姿に
なろうとしていた事が語られた。

■ギャビーの場合

カルロスの居ない間になんとか一件大口のクライアントとの
関係をまとめようと考える。
リネットに金融とは何かを教わるがまるで勉強する気もなく、
リネットからは上目使いや媚びを売って生きてきたのだと
指摘され一度はケンカするも、リネットもギャビーも旦那の
居ない状況に対して協力し合うべきことを再確認していく。
セリアが凄い勢いでお菓子を食べていたり、お掃除するのを
ギャビーが教えている姿が有ったけど、字幕にはホワニータ
と書かれていたぞ。

しかしカルロスのファイルをリネットに取ってこさせようとする
ギャビーが凄すぎる。"取ってきてお願〜〜〜い"、"ダメ"。
まさにギャビーのこれまでの生き方を見た瞬間だった。
リネットに通じる訳ないよな。

■気になる要素

ベンの金銭問題

良い人だと思っていたけど、レネが金持ちだと知って急に
接近する姿。金目当てで近づいているのがバレバレだけど
レネはそれに気がつくのかな。

レネ&ブリー

ブリーとレネが最近ペアで組む事が多くなった。
共通点が意外に多く、母親が幼い時に亡くなったという辺りも
二人に共通する点らしい。

潔癖症のブリーとしては、雑菌の店を嫌がるもレネは雑菌も
こういう店の醍醐味である事を指摘。猥雑の何が悪いのかと
いう問いかけに対して、"ブロンテ姉妹を披露するなんて"と
レネを指摘していた。オッパイジョークまで抑圧的とのこと。
ブロンテ姉妹というと検索で調べる限りでは、イギリスのヴィ
クトリア時代を代表する小説家姉妹とある。
更に見ていくとフランスの名優イザベル・アジャーニがドラマの
中で演じているようだ。

クローディアとブラッドリー

アレハンドロの妻・クローディア。演じているJustina Machadoは、
スイッチ〜運命のいたずら〜で、勤務超過の看護師役と
して、ケニッシュ家の裁判に於いて証言してくれそうな人物
を演じていた。このドラマでもお金に困っていたので
キャスリンが援助していたよな。

ブラッドリーを演じているRick Petersは、ヴェロニカ・マーズ
のシーズン2で、嘘の証言をした医師のトム・グリフィスを
演じていた。ここでもウソ付き役なのね。

スーザン・メイヤー (Teri Hatcher) 美術の講師
リネット・スカーボ (Felicity Huffman) 子沢山
ブリー・バン・デ・カンプ (Marcia Cross) 潔癖性、ケータリング
ガブリエル・ソリス (Eva Longoria) 元モデル。プライド高い
メアリー・アリス・ヤング (Brenda Strong) 自殺してしまった主婦

カルロス・ソリス (Ricardo Chavira) 投資会社
トム・スカーボ (Doug Savant) 夫
オーソン・ホッジス (Kyle MacLachlan) 潔癖性。医者
マイク・デルフィーノ (James Denton) 配管工

アンドリュー・バン・デ・カンプ (Shawn Pyfrom) 息子
ダニエル・バン・デ・カンプ (Joy Lauren) 娘
プレストン・スカーボ (Max Carver) 双子
ポーター・スカーボ (Charles Carver) 双子
パーカー・スカーボ (Joshua Logan Moore) 息子
ペニー・スカーボ (Darcy Rose Byrnes) 娘
ホワニータ・ソリス (Madison De La Garza) ギャビーの娘・長女
MJ・デルフィーノ (Mason Vale Cotton) スーザンの息子
ベンジャミン・カッツ (Jake Soldera) ダニエルの娘
セリア・ソリス (Daniella Baltodano) 娘・次女

ポール・ヤング (Mark Moses) メアリーアリスの元夫・殺人容疑
カレン・マクラスキー (Kathryn Joosten) 隣人
リー・マクダーモット (Kevin Rahm) ゲイ、不動産業
ボブ・ハンター (Tuc Watkins) ゲイ、弁護士
レネ・ペリー (Vanessa Williams) MLBのダグ・ペリーの妻
ロイ・ベンダー (Orson Bean) マクラスキーの恋人

チャック・バンス (Jonathan Cake) フェアバンク署警察官
アレハンドロ・ペレス (Tony Plana) ギャビーのママ父
ベン・フォークナー (Charles Mesure) 新しく引っ越して来た男
ジェーン・カールソン (Andrea Parker) 医師、トムの新しい彼女

クローディア・サンチェス (Justina Machado) アレハンドロの妻
ブラッドリー (Rick Peters) ブリーと出会う
マリサ・サンチェス (Daniela Bobadilla) クローディアの娘
コニー・トーマス (Edie McClurg) トーマス不動産
アレクサンドラ (Jacqueline McKenzie) ベネットグループ
マリリン (Jayne Entwistle) カルロスの秘書
Mr.ジェーコブス (Wolf Muser) ブラッドリーの上司
リチャード (Emrhys Cooper) ベネットグループ
シャーク (Sal Landi) 悪徳金融
--- (Patrick Faucette) Construction Driver
--- (Jeff Denton) Man
--- (Jeff L. Williams) Construction Guy
--- (Jonathan Strait) Husband

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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